女装子愛好クラブ

女装小説、女装ビデオ、女装動画、女装記事などを紹介していきます。

1990年の韓国・ソウル

2021年08月18日 | 私的東京女装史
韓国のバスの思い出を書いていたら、思い出しました、その時の韓国旅行を。
1990年でした。
「働きすぎはよくない」ということで、政府から社員にまとまった休みを取らせなさい、という指導がはいったのでしょうか、社長から「今年は1週間まとめて休みを取ること、これは命令だ」とお達しがでました。
急に休めと言われてもねえ、困った。どうしよう。
そうだ、韓国に行こう。
まあ、気安い独身者ですし、まあ海外旅行のコツはつかんでいる。

ということで、まずはビザを取りに港区赤羽橋の韓国大使館へ。
(当時はビザが必要だったんですね)
飛行機はJALが取れました。

成田からは順調なフライトで金浦空港に到着。
小さな空港で、とことことホテルインフォメーションに行き、明洞近くのビジネスホテルを予約しました。
「さてと、市内に行く空港バスは」とチケット売り場に行くと、そこにいたおじさんに日本語で「おにいさん、ひとりであるか? いい娘世話するよ、きれいな娘だよ、どう?」と声をかけられました。
『ええ、ここは空港だぜ、こんなところで客引きされるのか...』と驚く私。
しかしまあ、丁寧にお断りいたしました。
韓国歌謡がガンガンにかかっているバスに乗り、意味の解らないハングル文字の看板を眺めながら、市内へたどり着き、ホテルにチェックイン。

年季の入ったビジネスホテルです。
鍵をもらって荷物をほどくと間もなく、ドアがノックされます。
「誰?」
ドアを開けると若いボーイがずけずけと部屋に入って、にやにやしながら、日本語でこういいます。
「おにいさん、ひとりあるか? いい娘世話するよ、きれいな娘だよ、どう?」
「けっこうあるよ、大丈夫、大丈夫...」と押し返しました。

一息ついて、カルビ焼きを食べようと明洞の街を歩いていると、向こうからニコニコしたおじさんが近寄ってきます。
『あれ、韓国に知り合いはいなんだがな?』と不審に思っていると、きれいな日本語でこう言います。
「おにいさん、ひとりあるか? いい娘世話するよ、きれいな娘だよ、どう?」

1990年、一人当たりのGDPは韓国が6,610$に対して、日本が25,359$。
約4倍の開きがありました。
そのときの主要産業はインバウンド観光+αだったのでしょうか。

しかし2018年、一人当たりのGDPは韓国が42,135$に対して、日本が41,501$と逆転されてしまいました。
コロナ禍が終わったら、もういちどソウルに行ってみたいと思っています。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 韓国のバス | トップ | 女装がある韓国ドラマ 『チ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿