今日も仕事はお休みでした。
午前中、姉と近隣駅の大きなショッピングモールに行き、兄のホーム入居用の衣類などを買いました。
けっこう大量に買ってきました。
兄は半年以上入院してかなり痩せたし、胃ろうも作ったので入居を機に衣類を刷新する必要があると思ったからです。
話は変わりますが、おとといNHKスペシャルで見た「中年の引きこもり死」と言う番組の残映が頭から離れません。
現在日本には40歳から65歳までのいわゆる「引きこもり」が60万人以上いるそうです。
多くは親に寄生する形で生活をしていますが、老親が亡くなった後に収入が無くなり、社会と断絶したまま衰弱死する事例が増えている…というのです。
番組で紹介したのは40代終わりから60代初めの、全て男性でした。
何度か職に就いたもののうまくいかず、次第に居場所を無くして部屋から出られなくなり、そのまま衰弱死した例などは、「一歩違えば私もそうなったかも知れない」と言う恐怖に駆られました。
そして、今までの私の半生であった色々なことや、出会った色々な人たちが頭を過りました。
社会と関わる術を失いのたれ死にをする…というのは、十代半ばくらいから私の頭にある、基本的な恐怖イメージでした。
そのイメージの現実化が、日曜夜九時の地上波NHKで紹介される時代になったことが不思議でもありました。
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