ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

ランチと演奏会

2018-09-15 | 家族
今日も仕事はお休み。

兄が所属する合唱団の定期演奏会に行って来ました。


毎年9月に兄の合唱団は定期演奏会をやります。

会場はほぼ毎年紀尾井町ホールで、今年もまたそうでした。

私が主体的に自腹を切ってクラシックのコンサートに行くことは、なかなか考えられません。

そういう意味では、年に1回都心のホールでクラシックの歌曲を聴く機会を与えてくれるのはありがたいことだと思います。


今年はロッシーニの「スターバト・マーテル」という曲がメインでした。

ロッシーニと言えば「ウィリアム・テル」くらいしか知りませんが、今年は没後150年にあたるそうです。

今日の曲は、磔刑になったイエスの姿を嘆く聖母マリアの姿を主題にしたもので、小一時間ありましたが、合唱と独唱が程よく混ざって飽きずに聴くことが出来ました。


この演奏会には母と姉と昼前に待ち合わせ、ホテルニューオータニの喫茶店でランチを摂ってから行くのが毎年の恒例です。

今年もそうしました。

食事を済ませた後、母が「昭和35年に北海道から上京したときは、東京のこんなホテルでご飯を食べる日が来るとは夢にも思わなかった」と言いました。

実感だなあ…と思います。

兄の演奏会に母子三人出掛けるようになったのは6年前からですが、私もそれまではホテルニューオータニでランチする日が来るとは思いも寄りませんでした。

これも、頑張って働いて一家5人を東京まで連れてきてくれた父のおかげと、改めて感謝しました。


来年の演奏会も9月に紀尾井町ホールで行う予定です。

どうか、一家4人が無事に来年の演奏会を迎えることが出来ますように、お祈り致します。


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