ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

おねえ先生

2012-07-25 | 独居中高年
今日は皮膚科に行ってきた。
アゴのに大きなニキビが二つ出来てしまったからだ。

この先生とはもう十八年くらいの付き合いだ。
背が高いけれどとても良く喋る優しい先生なので、できものができやすい私はずっとお世話になっている。

今日も行くと大きな声で迎えてくれて、ベッドに横になりなさい…というと、パックをしてくれた。
そして,「仕事はどうですか?食べるに困ってはいない?それなら良いね。婚活は?まだ?じゃあ一緒にやりましょうか、ボクも女房に愛想尽かされるかもしれないから」と喋り続ける。
先生によると私のように長年通い続ける男性が多いそうだ。
しかも多くが独身。
「最近は40過ぎても独身の男性が多いですね。皆、忙しいのかなあ。女性に関心ないわけじゃあないよね。ボクはそういう男性には人気があるんだよ。遠くからでも通って来てくれる。女性にはあまり人気ないんだ。この間なんか新しく雇った事務員さんが仕事の途中で帰って、そのまま辞めちゃったんです。男の患者さんには人気あるから、いずれオカマパーでもやるかな」
そして、遠くから来てくれたから…と言って、洗顔せっけんをたくさん私に手渡すと、
「また休みに来てくださいよ」
そう言って送ってくれた。

医学専門雑誌にも載ったこともあるけっこう有名な先生なのでいつも混雑しているのだが、小さな医院を広げようともせず、いつもこんな感じだ。

私は大好きなのだが。


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