ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

待合室

2013-11-16 | 精神医療
今日は仕事は休みで、約二ヶ月ぶりに心療内科に行って来ました。

以前は毎月行っていたのですが、このところずっと安定していることもあり「薬がなくなったら行く」ということにしています。

午後二時過ぎ、久しぶりに行って驚いたのは、待っている人の多さでした。

クリニックですが、カウンセリングも盛んにやっていることもあり、待合室には30脚ほどの座席があります。その八割程度が埋まっていました。

私は何とか座りましたが、しばらく待っているうちに、ついに満席になりました。

以前から繁盛しているクリニックでしたが、満席は初めてです。

そして客層?もまた変わりました。

もともと椅子などの調度品がお洒落な感じで、若い女性にしてもビジネスマン風の人にしても「普通風」の人が多かったのですが、いよいよその傾向が強まりました。

仮に待合室の風景写真を見せたとしたら、それが心療内科のものだとは誰も思わないでしょう。

私は仕事の機会もあってもう二十年以上色々な病院の精神科やクリニックに行く機会がありました。

以前ならそういった病院の待合室には「いかにも」という感じの、身なりをかまうことができなくなったり、ボンヤリした表情だったり…という人がたくさんいました。

それが次第に変わってきて(症状が軽度化しているというお医者さんが多いですが)、心療内科に係る抵抗が軽くなったここ数年は、街中と変わらぬ身なり表情の人ばかりになったなあ…と感じていました。

今日の待合室は、その「世間一般化」もここまで来たか…と思わせるものがありました。

皆、お洒落で小綺麗にして、待っている間スマホを盛んにいじっていました。

まあ、世間一般の方では「この人おかしくない?」と思える人が増えていますから、よけいに全然ふつうじゃん…と感じるのでしょうが。


次の受診は、今年の最後の土曜を予約しました。










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