ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

オスの生き方

2013-11-18 | 独居中高年
昨日の仕事から帰って来て「ダーウィンが来た!」という動物番組を見た。

アフリカのサバンナで暮らすライオンが取り上げられていたが、いつものように身につまされた。

強いオスのみがメスから選ばれ、群れをもつことができ、自分の血統を残していく。

動物番組で必ず出てくる自然の摂理が描かれていた。

メスはオスを選ぶ際、タテガミの色が濃い個体に向かうという。

何故なら、男性ホルモンであるテストステロンの分泌が強いほどタテガミの色が濃くなるからだ。

そうやって、闘いに勝つことができる強いオスのみが繁殖することができる。

更年期治療を受けている私はつくづく身に応えた。

ただ、ホッとする場面もあった。

群れを作ることができないオスたちは、単独でなく、必ず二、三頭の同じ境遇のオスといっしょに行動し、助け合って生きていくのだ。

エサを狩る訓練を受けていないオスたちは単独では生きていけないからだ。

番組ではその姿を「オス同士の絆」と言っていたが、まさにそういう印象だった。

動物番組は本質を伝えてくれるといつも思う。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に仕事を終えますように。
お祈り致します。



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