ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

歯ぎしり半生

2021-01-06 | ほとほと日記
昨日と今日は仕事はお休みでした。


昨日8ヶ月ぶりに歯医者に行きました。

私はたくさん義歯を入れていることもあり、ずっと定期的に歯科検診を受けていました。

15年近く、同じ歯科に診てもらって来たのです。

それが、昨年6月から身の回りに異動や引っ越しを含む様々なことがあり、ずっと行くことが出来なくなっていました。


私は異常に歯ぎしりをするらしく、歯科医の勧めで食事をするとき以外はずっとマウスピースをつけています。

確かに特に仕事中はガリガリと噛み締めますし、寝ているときにも歯ぎしりはひどいようです。
 
マウスピースは歯形でガタガタになり、ついには破損するので、今使用しているのは五代目か六代目のものです。

寝るときには上下にマウスピースをつけますが、歯科医からは「こんな人は診たことがないが、あなたの場合は仕方がない」と言われました。

歯ぎしりで義歯を何度もへし折り、そのたびに高価な義歯をいれていますから、ここ十数年の歯科通いと莫大な出費は、私の生活に甚大な影響を与え続けて来ました。


今回行ったのは実家近くの歯医者です。

検査結果は、予想の範疇のものでした。

私はまたしばらく長く苦しい歯科通いをしなければならないようです。

出費的にも極めてツラい。

「例をみないほどの歯ぎしり」をしなければ世の中で働けない私には、それは必要経費なのでしょう。

そう考えると、自分が呪われた存在であるようにも感じて、昨日今日の連休は部屋で暗い想いで過ごしました。

でも、このコロナ禍、もっと理不尽でツラい想いをしている人がたくさんいるのは間違いありません。

何とか気を取り直して行こうと思います。