Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

オジェック監督解任

2008-03-16 19:54:25 | 浦和レッズ
今日、浦和のオジェック監督の解任と、ヘッドコーチのゲルト・エンゲルスの監督昇格が発表になっていました。確かに、ここ2試合はしばらく見たことがないような悪い内容の試合で、監督のシーズン前のコンディション調整や連係のトレーニングが足りないのではと思ってもおかしくない試合でした。

しかし、中村GMは「去年から通して見てきた結果」、解任を決めたそうです。どうやら、オジェック監督が選手と距離を置くタイプの監督で、コミュニケーションをうまく取れていないことから解任という結論に至ったのでしょう。

エンゲルス新監督は、横浜F、市原(現千葉)、京都と3度のJリーグの監督経験があります。この在任期間中、天皇杯を2度優勝しているカップ戦男で、特に京都を初タイトルに導いた2002年は印象的でした。ただ、どういうサッカーをしていた監督だったかは、当時の私のサッカー眼が未熟だったため記憶がありません。

ただ、エンゲルスの浦和コーチ歴は、ギドの頃からですから、かなり長いです。浦和のことなら、スタッフに至るまで、全て知っているでしょうし、滝川第二でコーチをしていた経験もあり、日本語でサッカーの指導ができるほどの語学力はあります。そのため、オジェックには本音を言いにくかった選手たちも、エンゲルスには心を開いていた可能性はあります。

今はそれに賭けるしかありません。天皇杯に強かったということは、短期間でチームをまとめる(特に横浜Fのときは途中就任だった)能力が高いということでしょうから、ベンチから考えていたチームの問題点を、すぐに修正してもらうしかありません。オジェック前監督には悪いですが、これでエンゲルスのサッカーを見られるため、神戸戦を見る楽しみができたともいえるでしょう。
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ラグビー日本選手権決勝

2008-03-16 19:39:16 | 他スポーツ
今日はラグビーの日本選手権決勝をテレビ観戦しました。カードは三洋電機対サントリーです。一緒に見た友人から、三洋電機のSO、トニー・ブラウンが良い選手と聞いていたので、トニー・ブラウンに注目して見ました。

ラグビーのSOは、司令塔と言われる選手で、この選手の出すパスが試合の流れを変えます。ラグビーは手でパスを出しますから、SOが持っているべきハンドリングのうまさは持っていて当然と言えますが、トニー・ブラウンはさすが元NZ代表で、いきなり体の後ろを通すトリックプレーを見せました。

ラグビーは不思議なスポーツで、一人だけがうまくても、チーム全体の強さにはなかなか結び付かないスポーツです。三洋電機にトニー・ブラウンが加入して4年が経っていますが、三洋電機はなかなかトップリーグの4強には入れませんでした。しかし、今季は周りがトニー・ブラウンのレベルに合わせられるようになって、トップリーグを全勝で優勝しました。

かつての名SO、ミラー(神戸製鋼)はSOながら、自ら持っていける突破力が売り物でしたが、トニー・ブラウンはミラーとはタイプが違うSOです。一番の売り物は、サッカーの用語を転用してしまいますが、運動量が多いことです。この日の三洋電機はターンオーバー(相手のモールやスクラムのボールを奪うこと)が多かったのですが、そのターンオーバーにトニー・ブラウンが絡んでいることが多かったです。

本来なら、ターンオーバーはFWの仕事ですから、そこに絡んでこれる運動量と、体の強さには驚きました。また、トニー・ブラウンはキックの名手でもあります。長いタッチキックで大きく陣地を稼いだことは一度や二度ではありません。

普段のトップリーグではトニー・ブラウンはプレースキッカーなのですが、この日はFBの田辺選手が絶好調だったので、キッカーを譲ったようですが、田辺が8回のキックを全て決めて、三洋電機の勝利に結び付けました。

サントリーはDFに脆さが見られ、頼みのニコラスもほとんど存在感がありませんでした。サントリーといえばバックスというイメージがあったのですが、この日はバックスは三洋電機の勝ちでした。頼みのドライビングモールも通用せず、サントリーで良かったのはラインアウトだけでした。
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