Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

練習に見るオジェック監督の個性

2007-04-30 21:06:40 | 浦和レッズ
最近、大原に通っておらず、浦和レッズの練習は7、8年見ていません。ただ、前回指揮を執ったときのオジェックの練習内容はよく覚えています。このときのオジェックは、常にレッズは3-5-2で戦うことを前提とした練習をしていました。Aチームを「攻撃のチーム」(3バック以外のフィールドプレーヤー)と「守備のチーム」(3バックとGK)に分けていました。

「攻撃のチーム」の練習は普通に、ボランチにボールを渡してからサイドに展開して、そのクロスを大柴や岡野(福田は負傷)が合わせるという練習をしていました。面白いのが、単に守っているだけに見えるBチームにも、ゴールに相当する条件を作っていることです。両サイドのアウトサイドの裏に、小さなゴールを置いておきます。

ここにボールを入れれば相手のサイドの裏を取ったのに相当するため、ゴール扱いにして、Bチームのモチベーションを上げていました。「守備のチーム」にも、攻めるBチームはゴールを決めればいいですが、守備側にもゴールに相当する条件はありました。それは、ボランチの位置にいるフリントコーチにボールが入ればビルドアップ完了とみなしてゴール扱いです。

そんな工夫は、サッカーを見始めたばかりの私には刺激的でしたが、それは日本代表ではトルシエの手法に似ています。トルシエの練習は常に相手をつけず、スタメンの11人だけでパス回しをするところは違っていましたが、常に3-5-2システムが頭にあり、それに選手を当てはめるところは似ています。

そんなオジェック監督が浦和に戻ってきて、まさか4バックを選択するとは思っていませんでした。ただ、あの当時と今のサッカーを比べると、日本のレベルも世界のレベルも上がっています。試合中に3バックと4バックを切り替える高等戦術を日本代表のオシム監督がやっている以上、元FIFA技術委員で世界中のサッカーを見ていたオジェックも3バックと4バックは使い分けが効くと考えるのも無理のないところです。

阿部勇樹という、どちらにも対応が効く代表レベルのユーティリティプレーヤーもいますから、今のレッズならできると思ったのでしょう。ただ、やはり3バックを基本にした方が良さそうなのは鹿島戦の内容の良さで証明されました。3バックを中心に、相手によっては4バックというのがいいと思います。
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オシムジャパンの特徴

2007-04-30 10:16:40 | ワールドサッカー
オシム監督が日本代表監督になって、もうすぐ1年になりますが、代表選手たちはだいぶオシム監督の考え方を吸収したと思います。オシム監督といえばこの形という戦術はなく、時と場合によって使い分ける柔軟性が求められています。

指揮を執って最初のトリニダード・トバコ戦で既にオシム監督のカラーは出ていました。それは、最終ラインの枚数は試合中にも変えることがあるということです。この試合では、スタメンは4-4-2でした。しかし、トリニダード・トバコのコンディションが悪く思ったように攻められないのに気付いたオシム監督は、ダブルボランチの一角にいた鈴木啓太を最終ラインに入れて、坪井、闘莉王とのレッズコンビの3バックに変えてきました。

普通、4バックはバランス重視の戦術で、SBは片側しか上げず、しかも上がったらサイドハーフかボランチが穴を埋めて、どんなときでも最終ラインを4枚にするのが定石です。しかし、オシム監督はSBを両方上げるという、4バックの禁じ手をあえて打ちました。

確かに最終ラインが2枚では相手のカウンターに対応できませんが、ボランチの一人を最終ラインに入れる3バックなら、決しておかしな手ではありません。そのため、オシム監督の好みの選手のタイプが、阿部勇樹、鈴木啓太、今野という、ボランチでも最終ラインでもプレーできる選手というのもわかる気がします。

ガーナ戦では阿部勇樹をリベロに置いて、右に水本、左に今野という、本職のDFが水本一人という最終ラインを組んでいます。こういうタイプは、登録人数が限られるアジアカップやW杯本大会などで使えます。早くもそういう短期決戦の大会をにらんでいるあたり、さすがオシム監督です。

オシム監督のもう一つの特徴に、トップ下を置かないというのもあります。中田英寿は引退しましたが、まだまだ小野伸二、小笠原というトップ下候補はいます。しかし、オシム監督は全員が流動的に動くサッカーを指向していますから、特定のトップ下を置いてその選手に頼るサッカーはしない主義のようです。

それなら、なぜ中村俊輔をペルー戦で呼んだのかと思うでしょうが、中村俊輔はセルティックでサイドハーフができるようになっています。トップ下しかできない選手は使いませんが、サイドハーフで引いてボールを受けられ、守備もこなせるなら使ってみようと思ったのでしょう。
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多彩な攻撃参加(4/29鹿島対浦和)

2007-04-29 23:48:20 | 浦和レッズ
更新が遅れましたが、今日の鹿島対浦和戦、所用のためビデオ観戦しました。鹿島サポが大量に撒いた紙ふぶきで、テレビ観戦にはかなり見にくい状態になっていましたが、浦和の布陣は3-6-1で、GK都築、DF堀之内、闘莉王、坪井、右アウトサイド山田、左アウトサイド長谷部、ダブルボランチ鈴木啓太、阿部勇樹、トップ下小野、ポンテ、1トップ永井でした。

ワシントンは原因不明の欠場で、遠征にも帯同していませんでした。しかし、この試合に関してはワシントン欠場の危機を全員でカバーするという意図が全員の動きから感じられました。まず、最終ラインが3バックになったことで、闘莉王がオーバーラップしやすくなりました。また、阿部勇樹も積極的に攻撃に絡み、小野伸二やポンテがボールを持つと信じて上がれるという、チーム間の信頼感も形成されたようです。

3バックにしたことで、最終ラインも安定しました。坪井や堀之内が積極的に前に出て相手の動きを潰し、相手の上げたDFライン裏へのクロスにもリベロの闘莉王が対応しました。布陣がしょっちゅう変わっている悪影響も若干はあり、坪井と闘莉王の連係が今一つかなとも思えましたが、慣れている3バックへの変更は安心感を与えたでしょう。

MVPはゴールを上げたポンテということになりますが、影のMVPには鈴木啓太を推したいです。最終ラインをカバーしたり、相手のカウンターを止めたりという地味な役割でしたが、確実にピンチを防いでくれました。ポンテのゴールの場面では、小野伸二の浮き球のパスに走り込んで、左サイドに起点を作ってクロスを上げています。

鹿島はプレビュー記事で指摘した中後のパスの穴を埋めるため、中後を1ボランチで起用してサイドMFに本山と野沢を置いていました。特に野沢のパスはポスト小笠原で8番を背負った責任感を十分に果たすもので、浦和DFの急所をえぐるものでした。そのパスの効果もあって、浦和は何度も危ない場面を作られたので、この試合は完勝ではありません。しかし、何とか前線のターゲットになろうと何度も走った中盤の選手の頑張りを見たら、たとえ点が入らなくても拍手を送ったと思います。
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大宮攻略法(4/28大宮対甲府)

2007-04-28 22:39:32 | 他チーム
今日は大宮戦を駒場で生観戦する予定でいましたが、駅に着いた途端に猛烈な雷雨に遭い、駒場行きをキャンセルして自宅のスカパーで大宮戦を見ました。もちろん、今回の視察の目的は5/6に浦和と当たる大宮が今季どんなチームになっているかです。

まず、大宮は小林大悟、吉原が復帰して、ベストメンバーが揃ったという評判でした。対戦相手の甲府も、比較的下位のチームで負けられません。私は毎年大宮の試合は6,7試合は生で見ていますから、主力選手の特徴はだいたいわかっていますが、新戦力のサーレス、レアンドロの特徴や今季就任したロバート監督のサッカーなどを楽しみにしていました。

まず、サーレスですが、基本はポストプレーヤーです。運動量は少なくはないですが、欠点も目につきました。それは、個人技がないことです。本人がそれを自覚してシンプルにさばければいいのですが、サーレスはそれをわかっていないらしく、無理にドリブルを仕掛けて甲府のDFに取られてしまいます。また、ボールが来ないと苛立って下がってくる癖も良くありません。

レアンドロは、前任者のトニーニョが高さとパワーのDFだったのと比べると、パワーでは劣ります。しかし、カバーリングタイプのDFで、頭の良い守り方をします。ただ、茂原にシュートを打たれた場面では寄せが甘いところがあり、局面の厳しさは足りない印象を受けました。少し離れたところから積極的にシュートを打ってみれば、レアンドロのマークを無力化できそうです。

また、大宮の弱点はダブルボランチが守備専念であまりいいパスが出せないことです。片岡は完全に守備のボランチですが、小林慶行は攻撃的MFからコンバートしたボランチですから、センスはあるはずです。しかし、小林慶行は、東京V時代のプレーを見る限り、ひたすらいいポジションを取る為に動き回り、フリーの味方を探し出してショートパスを出して終わりというMFでした。

そのため、磐田のファブリシオ、前鹿島のフェルナンドらのように、ボランチの位置から左右に長いパスを出してSBを走らせるという形はなさそうです。浦和は4バックにしてサイドのMFを抑えることができれば、ボランチの攻撃参加が怖くない以上、中盤を支配してゲームを優位に運べるはずです。

ちなみにこの試合は2-1で甲府が勝ちました。大宮の1点はPKでした。
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鹿島戦プレビュー

2007-04-27 21:21:11 | 浦和レッズ
明日はレディースか大宮の試合を見てアップする予定ですので、いつもは試合前日のプレビュー記事を繰り上げます。日曜日の対戦相手は鹿島で、通算の対戦成績では大きく負け越しています。また、カシマスタジアムでの勝利はJリーグ開幕からたどっても、わずか2回(1998年、2004年)しかありません。

しかし、今年は鹿島のチーム状態が良くありません。得意なはずのカシマスタジアムでも黒星を喫しています。鹿島にアウェーで勝つなら今がチャンスです。鹿島は柳沢が得点を量産していましたが、骨折で欠場します。新戦力のマルキーニョスも、あまりチームにフィットしていないようです。

鹿島は、監督をアウトゥオリ監督からオリベイラ監督に代えていて、チームを作り直しているところです。浦和も同じ条件ですが、少なくともチームの成熟度では劣ることはないでしょう。今季の鹿島の試合は見ていないので、どこが長所かはわからないのですが、長年チームを支えたボランチのフェルナンドが抜けている穴はあると思います。

代役の中後もポジショニングのセンスはありますが、フェルナンドが出していた長短自在のパスはあまり得意ではなさそうです。しかし、浦和にも不利な条件は確実にあります。まずは、ACLのアウェー戦を終えたばかりの浦和は、その日に試合がなかった鹿島より確実に疲れています。

ACLの退場は、次のACLの試合(ペルシク・ケディリ戦)が出場停止になるので、山田は出場できますが、永井が肉離れ、小野伸二も負傷で欠場します。そのため、前線はワシントンの1トップしか選択肢がありません。山田をMFに上げて、平川を右アウトサイドに使う3-6-1を予想しますが、今季のワシントンは一人で持っていける突進力はありません。

両アウトサイドが相当サポートしてやらないと、ワシントンが孤立する可能性もあります。ただ、この形は、昨年の終盤に優勝争いをしたときの形に近いです。キーマンは山田を予想します。ポンテからいいパスを引き出してやれる運動量を出して、昨年の優勝争いで見せてくれた活躍をもう一度と期待しています。
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同い年のスーパースター(ヘンリク・ラーション)

2007-04-26 20:52:46 | ワールドサッカー
私と同い年の世界的スーパースターは、以前書いたチュラムのように守備的な選手が多いですが、攻撃の選手もいました。それは、スウェーデン代表FWのヘンリク・ラーションです。年齢的なこともあり、今は母国のスウェーデンに戻り、欧州CLなどの大舞台からは縁が遠くなってしまいました。

しかし、彼はクラブレベルでも代表レベルでも、強烈なインパクトを残していました。クラブレベルでは、スコットランドのセルティックで長年エースストライカーでした。今は中村俊輔の活躍で日本でも話題になっているチームですが、2005年にバルセロナに移籍するまで、チームを代表する選手でした。セルティックのオフィシャルショップで、ラーションのビデオは今でも売られているほどです。

スウェーデン代表では、1994年、2002年、2006年の3度のW杯に出場しています。1994年は、当時若手だったラーションはスーパーサブで、金髪のドレッドヘアを振り乱して走る姿が印象に残りました。2002年は埼スタのイングランド対スウェーデンのチケットが当たり、生で見ることができました。髪型は坊主頭に変わっていて、1994年とはプレースタイルも微妙に変わり、ゴール前に残っているFWになっていました。

ただ、ラーションの長所は何かというと、私のサッカー眼が足りず、なかなか語れませんでした。それがわかったのは、2004年の欧州選手権の準々決勝のオランダ戦でした。この試合、スウェーデンはPK戦で敗れるのですが、延長戦はスウェーデンが圧倒的に攻めました。このときのラーションのシュートは、右足でも左足でも頭でも放つことができていました。つまり、欠点が少ないのが売り物なのです。

この欧州選手権の前に一旦代表を引退しながら、息子の希望で代表に復帰して、活躍する姿に家族愛を感じました。ラーションは現役は続けていますが、スウェーデンの国内リーグのみのプレーでは私たちの目に留まることはないでしょう。しかし、同い年に素晴らしい選手がいたことは私の記憶にとどまり続けます。最後のチャンスだったドイツW杯をテレビながらじっくり見られて良かったです。
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中村俊輔MVP

2007-04-25 22:28:48 | ワールドサッカー
今日の上海申花戦は、仕事の都合がつかずテレビでも見ることができません。録画はしてあるので、明日かあさってにはアップできると思いますが、今日はスコットランドリーグでMVPに輝いた中村俊輔選手の話をします。

中村俊輔のプレーを初めて見たのは、桐光学園時代の高校選手権でした。当時は高校生にしてはうまいなという程度の感想しか持たなかったですが、高校在学中にマレーシアで開催された1997年のワールドユースで、並み居るJリーガーを押し退けてレギュラーのトップ下に座ったあたりから、並の選手ではないと思うようになりました。

その後は横浜FMに入団して、2年目で背番号10を与えられ、技術の高いMFという評価を不動にしました。しかし、代表では当時のトルシエ監督に左アウトサイドという、本来の位置でないところで起用され、なかなか持ち味を出せずに2002年の日韓W杯では直前で代表から落選してしまいました。

そんな中村俊輔は、W杯終了後、イタリアのレッジーナに移籍します。中村俊輔の課題だったフィジカルの強さを克服すべく、イタリアの環境に身を置きました。しかし、レッジーナはセリエA残留がやっとというレベルのチームでした。そのため、練習は常に相手に合わせて行われ、中村俊輔も戦術的理由で外される試合もありました。

現在、在籍しているセルティックへの移籍話は、決してレッジーナでのプレーが評価された訳ではありません。ジーコ監督時代の日本代表のコンフェデ杯で、セルティックのストラカン監督の目に留まりました。ストラカン監督は、中村俊輔の技術に惚れ込み、チームの中心選手という評価を与えたことで、中村俊輔はあえてイタリアよりレベルの落ちるスコットランドリーグへの移籍を選びました。その後の活躍は皆さんご存じの通りです。

この事実からわかるのは、日本代表に選ばれていいプレーをすることは想像以上に大きな価値があるということです。小野伸二の2001年のフェイエノールト移籍も、コンフェデ杯でのプレーが評価されました。海外移籍へ夢を持つのはいいことですが、代表にも選ばれていない選手が口にするのにはやはり抵抗があります。

まずは代表で活躍してからの海外です。若い選手は海外からの青田買いに乗らず、Jリーグから代表を目指して海外へ行って欲しいものです。
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上海申花戦プレビュー

2007-04-24 20:15:46 | 浦和レッズ
ホームゲームの敗戦のショックが完全に癒えぬうちに、浦和は早くも明日に上海申花戦を迎えます。スポーツ紙の情報では、浦和は上海申花の練習場を借りて直前調整を行っているそうです。これは、なかなかの好待遇と言っていいと思います。ライバルチームには練習場は貸さないという嫌がらせをするチームもありますから、上海申花の関係者には感謝すべきです。

サポーターが敵対的な可能性はありますが、浦和の選手たちは上海申花に好印象を持ったと思います。前回のプレビュー記事では、上海申花がどういうチームだかわからないので、中国サッカー全体のイメージしか書けませんでした。しかし、今回は埼スタで対戦したので、上海申花のことはある程度知っています。

まず、中心選手は20番のFW謝暉です。この選手は基本はポストプレーヤーですが、その割にはスピードがあります。また、技術の高いイタリア人のFWコレア(10番)もいますから、上海申花の2トップにはJリーグに例えるなら、ウェズレイと巻が2トップを組んでいるのと同じくらいの力があります。

しかし、前回の対戦で、浦和は既に相手の封じ方を理解していました。それは、サイドMFを止めてしまえばいいということです。前回の対戦では、サイドのMFが浦和に完璧に抑えられたので、苦しくなった上海申花はロングボールを蹴ってきました。これは浦和にとっては守りやすかったです。

たとえ闘莉王が欠場しても、堀之内が川崎F戦で我那覇に競り勝ってくれたのと同じレベルのプレーができれば、十分に上海申花の攻撃を封じてくれるでしょう。問題はどうやって点を取るかです。永井が肉離れで戦線を離脱したので、ワシントンの周りを走り回ってアシストできるFWはいません。

小野伸二のFW起用が噂されていますが、1.5列目的な役割をして前線でキープするのが良いと思います。ワシントンがなかなかキープできないで浦和は苦労していますから、小野伸二のキープ力が意外とチームを良い方向に導くかもしれません。上海申花は高さとパワーには強いDFを抱えていますから、ワシントンの頭狙いでは苦しいです。小野伸二が浦和の攻撃に変化を与えてくれれば、今後につながるおもしろい試合になるかもしれません。
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山田選手の別の起用法

2007-04-23 20:44:06 | 浦和レッズ
浦和は川崎F戦で痛い敗北を喫し、そろそろ何かチームを抜本的に変えてもいい頃という気がします。浦和の弱点として、攻撃的な交代ができていないことがあります。ベンチの攻撃的な選手で、ある程度経験のある選手は岡野しかいないという状況が続いています。

オジェック監督がサテライトから抜擢する気がない以上、現有戦力をうまく使い回すしかありません。今、一番欲しい選手は、中盤の攻撃的な位置に入って、スペースを突いてかき回してくれる選手です。それに最も適任なのは、今右SBでスタメン出場している山田だと思います。

昨年の優勝に対する山田の貢献度は高いです。このときにポンテと二人でトップ下に並び、走り回ってポンテからいいパスを引き出したプレーは強烈な印象を残しました。それなら、山田をトップ下の控えとしてベンチに置き、そのプレーを途中から出してもらうのもいいかなと思います。

確かに、右SBから山田が抜けると、形勢不利のときに突然好調になってドリブルを見せてくれる意外性はなくなりますが、右SBなら平川という計算できる戦力がいます。また、山田の右SBは今季あまり良くないのも確かで、特にクロスを相手に何度も当て、守備でも坂本に置いていかれた新潟戦のように、明らかに悪い試合があります。

小野伸二、ポンテ、長谷部の中盤で序盤のリズムを作り、山田投入で試合の流れを変えるという手を使えば、相手も戸惑うのではと思います。ただ、山田はキャプテンなので、オジェック監督もチーム全体への影響を気にするかもしれません。おもしろい手だとは思うのですが、実現の可能性は低いかなと思います。
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さくら草まつり

2007-04-22 13:02:16 | 埼玉
レッズ敗戦の痛手を癒すべく?今日はさくら草まつりに行ってきました。サクラソウは地元の田島が原の自生地に育つ、天然もので人気があります。しかし、サクラソウは、写真のように雑草に埋もれていました。桜草自体は生きているのですが、次第に埋もれていって、サクラソウの季節は終わります。サクラソウの季節が終わると、いよいよGWの若葉の季節になります。

このさくら草まつりは、私の育った20数年前からずっと続いている祭りで、屋台がたくさん出てきて、面白い食べ物を売っています。このブログを見ている人はサッカーファンが多いと思うので、埼スタで売っているためおなじみかもしれませんが、今はトルコ料理の「ドネルケバブ」まであります。

ステージを設けて、怪獣ショーなどもやったりしますが、いっしょに行った弟は娘二人なのであまり関心はなく、それよりは空気で膨らますミニドームの中に入れるイベントに夢中でした。だんだん時代に合わなくなってきたかなと思っていた祭りでしたが、子供のいる人にとってはまだまだ楽しめるイベントのようです。
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