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イングランドサッカーの長い歴史

2008-03-06 20:27:24 | ワールドサッカー
いまさらながら、ちょっと前に見たマンチェスターダービーについて少々。この日は、マンチェスターU(以下マンU)の選手を乗せた飛行機が事故を起こし、多くの主力選手が失われたミュンヘンの悲劇から50年の記念の試合でした。

飛行機事故で主力選手を失ったのはかつてイタリアで強豪チームだったトリノの例があります。しかし、トリノはこの事故で大きくチーム力を落とし、未だにこのレベルのチームを作ることはできていません。マンUのすごいところは、主力選手8人を失いながら、少しずつチーム力を回復させ、8年後には欧州CL優勝に導いたことです。今でも強豪チームの地位を維持しているマンUを見ると、不屈の強さを感じます。

この日の対戦相手は、同じマンチェスターをホームにするマンチェスターC(以下シティ)でした。私が海外サッカーに興味を持ち始めた十数年で、マンUは欧州CLに出られなかったシーズンの記憶がないくらい、常に上位にいます。対するシティは、2部降格も経験するなど、あまり上位にいたイメージはありません。おそらく対戦成績には大差がついているのだろうと思っていました。

しかし、テレビで紹介された成績は、マンU50数勝、引き分け40ちょっと、シティも30勝以上しています。大相撲なら、通算対戦成績5勝3敗の相手を決してカモとは呼ばないでしょう。むしろ、手強いと思うはずです。これは、やはりイングランドのサッカーの歴史の長さを感じます。長い歴史の中では、シティにも黄金時代はあったでしょうし、逆にマンUにも低迷時代はあったのでしょう。

チームは入れ替わりながらも、100年以上対戦してきたリーグ戦ですから、どんなチームも浮き沈みがありながら、戦ってきたはずです。この試合はシティが金星を挙げ、ホームとアウェーの両方でシティがマンUに勝つのは38年ぶりという快挙だったそうです。38年なんていう数字が平気で出てきてしまうあたり、歴史はJリーグとは比べ物になりませんね。

浦和も鹿島に、2003年までのリーグ戦で、4勝21敗1分けという大差をつけられています。いつか追いつきたいと思っていますが、それはたとえ毎年2連勝しても、8,9年かかるほどの差です。気が遠くなりそうですが、いつか実現する日が来ることを信じたいです。
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