Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

小林伸二監督の采配(4/29大宮対山形)

2009-04-30 16:18:29 | 他チーム
実は昨日はNack5スタジアムに行っていて、大宮対山形を見ていました。結果は3-0で山形の勝利で、開幕戦で皆を驚かせた山形の快進撃はまだ続きそうです。その秘密は、試合を見る限りでは小林伸二監督の采配に思えます。

小林監督を大分を率いていた2003年に初めて見ましたが、この当時から采配に明確なメッセージ性があり、いつかきっとJリーグを沸かせる監督になると思っていました。C大阪で優勝争いもしていますが、今回の山形は戦力的には苦しいチームですから、余計価値があります。

その采配は、クラブW杯で見たLDUキト(エクアドル)の戦い方に似ています。4-4-2でSBやサイドハーフの帰陣が速く、中途半端にならず守るときは8人下げても守るという、明確なメッセージ性のあるサッカーです。

また、攻めの手もあります。山形の攻撃はあまり真ん中は使わず、サイドを仕掛けるパターンが多いです。ただ、サイドハーフが単純にクロスを上げるだけではなかなか点は取れませんが、山形の場合、FWの古橋がサイドに流れるのが攻撃の合図のようです。

大宮の左SBの朴源載が、昨日の試合を見る限りではチームにフィットしていないという弱点を見抜き、立ち上がりの15分で2度もここから仕掛けて2点を先行しています。また、リードの守り方も十分考え抜かれていました。

大宮は昨年、苦しいときに強引に仕掛けて点を取ってくれたデニス・マルケスが復帰していました。山形はこの展開だと大宮がデニス・マルケスを中心に攻めてくることを十分理解していました。

デニス・マルケスはワンタッチプレイヤーではなく、ある程度低い位置からドリブルで来ますから、山形はダブルボランチのどちらかをデニス・マルケスにつけてドリブルを遅らせて、最後はCBがクリアする「二段構え」の守備でデニス・マルケスを止めました。

苦しくなって、デニス・マルケスが苦手なポストプレーを始めた時点で、ほぼ勝負ありでした。ただ、この山形のサッカーは、サイドハーフが自陣に帰って守備をするので、サイドハーフにはものすごい運動量が要求されます。

山形が交代枠をサイドハーフで使うことが多いのは、そのためなのです。もちろん、選手層はさほど厚いチームではありませんから、夏場にどうかと思いますが、今の時点で身の丈に合ったサッカーをしていることは間違いありません。
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この引き分けは悪くない(4/29清水対浦和)

2009-04-29 22:49:23 | 浦和レッズ
確かに、試合終了間際に追いつかれた引き分けなので、あと数分持ちこたえていればという悔いは若干ある引き分けです。しかし、この引き分けは前向きに捉えていいと私は思います。まず、試合内容を見れば、清水のチャンスは得点シーン以外はあまり危ないものはありませんでした。それだけ、浦和が前目でボールを持てていて、清水のセカンドボールをことごとくマイボールにできたということでもあります。

また、浦和のやりたい、運動量の多い中盤サッカーは、この日はできていたと思います。たまたま、闘莉王がうかつにもPKを献上してしまったので、前半のスコアは1-1でしたが、山田直輝が神出鬼没にいろいろなところに登場するとか、原口が下がってきてボール回しに参加するとかの浦和らしさを存分に発揮できました。

この試合では、ポンテの存在の大きさを改めて実感しました。右サイドに抜け出す選手はエジミウソンや原口、山田直輝などいろいろな選手がいましたが、ポンテの見せるクロスの精度は誰も真似できませんでした。テレビの解説でも、「ポンテにボールが入ったらスイッチが入ったように攻め上がる」と言っていましたが、それだけポンテがようやく好調時のプレーを思い出し、正確なクロスで闘莉王やエジミウソンの頭に合わせていました。

ポンテは点も取りましたし、しばらくポンテは外せないというアピールは十分できたでしょう。ただ、清水が慎重策で入ったことが、この試合をもつれさせたという気はします。しばらく外していた伊東をスタメンに戻し、本来ボランチのマルコス・パウロまで右MFで起用する采配を見ると、少なくとも守備の安定がなければ浦和とは互角に戦えないという長谷川監督の意図を感じます。

また、岡崎をスタメンから外したのも、ヨンセンと合うのはスピード型の原という思いはあったのではと思います。ただ、結果を残している選手を外して、あえて違う形で勝負したのは、先制点の原の得たPKで結果を出すことができました。

これを見る限り、浦和は相手が専用の対策を立ててくるチームになったわけで、これをさらに打ち破れるものがなければ、上位定着はできません。次の新潟も、何か手を打ってくる可能性はありますが、それを乗り越える何か、我々の想像を超えたものを、ピッチ上で見られたら嬉しいです。
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32歳で初の海外(ヨンセン)

2009-04-29 10:12:02 | 他チーム
Jリーグで、ポストプレーヤーの代表格といえば、現清水のフローデ・ヨンセン選手だと思います。日本人のポストプレーヤーはなかなか育たないので、本物のポストプレーヤーに来日してもらって「これがポストプレーだ」というものを見せて欲しいと思っていましたが、ヨンセンはまさにうってつけの選手です。

ヨンセンは元ノルウェー代表の実績があり、日本(当時名古屋)に来る前に在籍していたチームも欧州CLの常連、ローゼンボリ(ノルウェー)でした。ノルウェーがなかなか欧州選手権やW杯に出てこれないため、代表姿のヨンセンを見た方はあまりいらっしゃらないと思いますが、埼スタで名古屋時代のヨンセンのプレーを見ると強烈なインパクトがありました。

上背は高いですが、それでも186cmと、日本人が絶対に届かない高さではありません。しかし、ヨンセンはボールに対する執着心が非常に強いです。たとえアバウトなボールでも、体のどこかには当てようとしますし、実際に当たります。最初の頃は、ヨンセン一枚を残して皆で引くこともあった名古屋ですが、それでも点を取れる、強力なFWです。

ただ、ヨンセンは英語が広く通じる北欧の出身で、ヨンセン自身も日常会話はほとんど英語でOKのようです(ヒーローインタビューが全て英語)が、海外移籍が32歳までできなかったのは不思議でもあります。ただ、イングランドのプレミアリーグあたりでは、ポストプレーヤーはアフリカ人の指定席の感があり、なかなかヨンセンに目をつけるチームはなかったのでしょう。

清水で、今季ノーゴールが続いているのは多少気になりますが、ファーサイドで頭で折り返して他の選手のゴールをアシストする形は健在です。おそらく、涼しい北欧から来たヨンセンは日本の夏は最初は辛かったでしょうが、今は慣れたと思います。まだまだこれからもポストプレーを見せて、日本人にこれがポストプレーだという姿を見せて欲しいものです。

余談ですが、ノルウェー代表はポストプレーを得意にする選手が多いため、パスサッカーのチェコと対戦したときに、グラウンドに砂を撒いて相手のパスが通らないようにしたという話を聞いたことがあります。当時の代表にヨンセンもいたと思いますが、こんな手を使うあたり、やはりヨーロッパのアウェーゲームは一筋縄ではいきませんね。
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岡田ジャパンの生命線

2009-04-28 18:49:21 | ワールドサッカー
日本代表監督が岡田監督になってから、しばらくはオシム前監督時代のメンバーをそのまま選んでいました。岡田監督は、急な就任だったこともあり、3次予選はオシムジャパンのメンバーで戦い、最終予選から自分のオリジナルメンバーを投入する予定でした。

初戦のタイ戦は予定通り圧勝しましたが、2戦目のバーレーン戦で敗れたことで、3戦目、4戦目のオマーン戦に連敗すればW杯に出場できなくなる崖っ淵に立つことになりました。ここで岡田監督は、オシム時代を白紙に戻し、自分のやり方でメンバーを選ぶ決断をします。

この決断自体は、やりたいようにやったほうが、岡田監督としては悔いが残らないだろうと思いましたが、この決断が間違っていたらW杯に出られなくなるので、3戦目のオマーン戦の前はかなりどきどきしていました。

しかし、このオマーン戦で、今の日本代表の戦い方の基礎となるものを見せてくれました。一言でいえば、「中盤の4人を軸にしたサッカー」です。オシム時代はあまり呼ばなかった海外組を多く呼び、本来守備力重視で選ぶ中盤のアンカーの位置に、パスを出せる遠藤を置きました。

その他にも、長谷部、中村俊輔、松井と並べた中盤は、全員パスセンスに優れたタイプで、最初にこのスタメンを聞いたときは、「誰が守備をするんだ」と思いました。しかし、少し前の記憶を紐解くと、遠藤はユース代表時代に守備専門のボランチと言われていたことがあります。

しかし、遠藤一人が守備をする訳ではありませんでした。アジアが相手だと、日本と対戦するときは引いて守り、カウンターを狙う相手がほとんどです。このカウンターを止める意欲はFWや中盤の全員にあって、取られた瞬間の帰陣の早さは日本代表の売り物になりました。

しかし、日本代表がFWに課している役割は、ポストプレーのようなキープはほとんど期待していません。中盤でワンタッチ程度で消え、あとは点を取ればいいという期待です。その分、中盤でキープするサッカーを目指していて、中盤の4人だけで組み立ててしまう、ドイツW杯で4強のポルトガル代表のようなサッカーです。

ポルトガル代表はサイドハーフが二人ともドリブラーで、アシスト役のデコも置いていますから、日本代表とは違うところもありますが、強力なFWに頼らずW杯の4強まで行けるというのは日本代表にとっては良い手本でしょう。
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清水戦プレビュー

2009-04-27 18:47:06 | 浦和レッズ
連戦のこの時期は、どうしてもプレビュー記事と試合の感想ばかりになってしまいますが、あさっての清水戦のプレビュー記事です。清水はFWにヨンセン、永井と補強して得点力アップを狙いましたが、今のところ岡崎の虎の子の1点を守りぬくのが勝ちパターンになっています。

もちろん、磐田戦の敗戦は相手に現役韓国代表FWのイ・グノが加入した直後で情報がなく、しかもイ・グノのコンディションが想像以上に良かったという不運はあります。しかし、ヨンセンが今季ノーゴール、永井のドリブルも磐田戦を見る限りでは重そうという状態は、予想外の得点力不足という結果につながっています。

また、理由はわかりませんが、今季は伊東がベンチに回ることが多いです。ボランチにはドリブラーの山本真希が入っていますが、皆攻撃的なタイプが並ぶ清水の中盤を見ると、伊東抜きで清水の中盤が持つのかという疑問はあります。

ただ、高木和道をG大阪に引き抜かれた穴は、埋まっています。昨年まで最終ラインならどこでもこなせる便利屋だった岩下が一本立ちして、すっかりCBのポジションを取りました。今では岩下がラインコントロールをやっているという情報です。

チーム状態があまり良くない清水が慎重策を選ぶ可能性はありますが、昨年の対戦では闘莉王のボランチ起用が裏目に出て、枝村に空いたスペースを突かれて失点しています。

もし清水が強気に来れば、多少ドリブラーへの守備に難のある左SB細貝のところを、枝村と兵働もしくは高木純平の2枚で数的優位を作って仕掛けてくるでしょう。浦和はこの場合、阿部勇樹がカバーに追われることになります。

浦和にとっての仕掛けどころは、伊東がいないならバイタルエリア、いるなら攻撃的MFからコンバートされた右SBの高木純平のところでしょう。中盤でポゼッションしてボールを回すサッカーは両チームともやりたいでしょうが、今のチーム状態を考えると浦和が回すのではと予想しています。

ただ、浦和も4試合連続1-0という結果が物語るように、まだ決定力不足です。長い時間無得点で進めば、狭いスペースでも仕事ができる岡崎にやられる可能性もあるでしょう。
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中盤の運動量(4/25千葉対浦和)

2009-04-26 10:51:46 | 浦和レッズ
昨日の千葉戦は、病院で検査を受けた直後だったため、即日更新はできませんでした。ただ、リアルタイムではありませんが、映像は見ることができたので、見た感想をアップします。まず、昨日の浦和は、同じ1-0の勝利でも、名古屋戦、京都戦で見せた内容のいい試合ではなかったです。

特に悪かったのが前半で、千葉が中盤でプレスを掛けてしっかりと浦和の中盤をブロックしたことと、浦和の中盤の運動量が少なかったことが苦戦の理由になりました。前半、DFラインからボールを受けに下がってくるボランチが啓太一枚しかいなかったので、どうしても攻撃の苦手な啓太にゲームメイクを任せるのは無理があります。

これまでの試合では、ここに阿部勇樹や山田直輝が下がってきてパスコースを作り、一旦落ち着かせてサイドの上がりを待てるのですが、昨日は雨の影響なのか、それとも山田直輝が負傷明けだったのか、どうしてもボランチの位置が手薄でした。ただ、千葉も中盤で取るまではプラン通りでしたが、その後の展開がうまくいきませんでした。両チームとも内容の悪いサッカーで、前半は0-0で折り返しました。

しかし、浦和はやはり好調なチーム状態でここまで来ていることで、後半にある程度修正が効きました。特に後半の立ち上がり15分程度は中盤の運動量も戻り、山田直輝や原口がさばく、本来の浦和らしさが出てきました。この試合唯一のゴールも、阿部勇樹のパスに反応した山田直輝のクロスに、エジミウソンが頭で合わせて決まりました。

ただ、前節の京都戦で機能した、ポンテ→エジミウソンのラインは千葉に研究されていたようで、なかなかポンテがいい位置で持たせてもらえず、エジミウソンの裏狙いのフリーランニングはパスが出てこないことが多かったです。それでも、エジミウソンの運動量はある程度新潟時代に近づいた印象はあり、守備もやりますし去年の「メタボ」状態からは改善したと思います。

また、1-0が続くことに関してですが、決して堅守速攻で1-0を狙っている訳ではないので、たまたまだと思います。1-0は、W杯のイタリアのように狙ってこのスコアにするのはよほど堅い守備がないといけません。ただ、今の浦和は、攻撃サッカーを狙った結果、保持率が上がって守備にもいい影響が出るという状態なので、いつまでもこのまま1-0が続くということはないと思います。
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高校時代のイチロー

2009-04-24 17:33:50 | 他スポーツ
今日、病気で時間だけはあるので、イチローの高校時代の監督が思い出を書いた本を読みました。イチローは中学時代、身長170cm、体重55kgという細身の体だったそうですが、名電に入り、ウエイトトレーニングをした結果、180cm、72kgとアスリートの体になったそうです。

中学時代から、バットコントロールのうまさでどんな球でも打ってきたイチローですが、意外にも甲子園では2度出場して、9打数1安打と結果を残していません。そのため、イチローは甲子園の思い出については、悔しさからか語ろうとしないとのことです。

また、名電の野球部は全寮制で、身の回りのことは全部自分でという教育をしてきているので、大学や社会人で寮に入っても、不安は感じずむしろ部屋が広くなったと喜ぶそうです。イチローもオリックスの寮は、個室で電話も風呂もついていて、こんなに環境がいいとはと喜んだと言っていました。

ただ、印象的だったのは、有名になってからのイチローが、以前と全然変わらず、監督のもとを訪ねてくることです。以前は年俸3000万円を超えると監督のもとに来なくなるということですが、イチローは200本安打を打って日本中の注目を浴びた1994年以降も、当たり前のように監督のもとを訪ねた律儀さがあります。

また、プロ入りを目標に名電に入ったと公言していたこともあってか、最後の年の夏に敗退した後も、毎日練習に参加して体を鍛え続け、オリックスのキャンプで初日から動ける体を作っておいたことも、彼の非凡さを感じます。仰木監督が登録名をイチローに変えたプロ3年目以降の活躍は有名ですが、実は一年目から既に一軍でプレーしていました。

その年はジュニアオールスターでMVPを取ったり、50試合以上に出場したりと、ドラフト4位の無名選手にしては驚異的な活躍で、当時野球好きの知人に、「オリックスに鈴木一朗という有望株がいて、将来必ず外野のポジションを取る」と教えていました。

まさか、ここまでの選手になるとは思っていませんでしたが、当時、選手名鑑などの記録は端から端まで読む習慣がありました。そのため、イチローの一年目の成績を見て、「これは前田(広島)以来の有望株だ」と確信したからこういうことを言ったのです。一見ボーっとしているように思われる、選手名鑑の熟読ですが、たまには役に立つこともあるものだと思いました。
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テッセンの花

2009-04-24 10:12:36 | 雑記
庭のテッセンの花です。テッセンといえば、いつもGW前後に花を咲かせる花で、この写真にも緑色の若葉が目につきます。この頃はお出かけにちょうど良い季節で、秩父の郊外を歩いた母との旅を思い出します。

今、病気療養中で自宅にこもる私ですが、少しずつですが快方に向かっていて、今度のGWはどこに行こうかと少しは前向きに考えられるようになってきました。
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千葉戦プレビュー

2009-04-23 15:06:02 | 浦和レッズ
病気で会社を休んでいる最中で、この文章も自宅のベッドの中で書いていますが、いつもの「書きたい病」で千葉戦のプレビュー記事を書きます。千葉は前節FC東京から初勝利を挙げて、勝ち点を6に伸ばしています。ただ、今年も下位チームは混戦なので、ホーム戦は勝ち点3が欲しいでしょう。

千葉というチームは、昨年絶体絶命のピンチから驚異的なペースで勝ち点を伸ばして、最終戦で劇的な残留を決めたチームです。その要因は間違いなくアレックス・ミラー監督の采配です。

ミラー監督の母国のスコットランドは、練習の秘密主義は当たり前という国で、練習は秘密の場所で行い、ファンサービスだけクラブハウスのそばで行うのが当然とされています。そのため、ミラー監督は記者会見でも決して戦術の話はしません。

また、それまでレギュラーと思われていた選手を、突然ベンチからも外したりするので、非常に布陣やスタメンを読みにくい相手です。以前、FM放送で坂本が話していましたが、ミラー監督は相手の弱点を読んでそれに合わせて作戦を変えるタイプの監督だそうです。

事実、昨年フクアリで千葉と対戦したときは、浦和の3バックの弱点を徹底的に狙われて、完全に崩された3失点で敗れています。それを可能にした選手は、昨年残留争いで苦しむ千葉が必死でかき集めた戦力の中にいました。

それは名古屋でほとんど出番のなかった深井正樹選手です。この俊足の選手を、相手の弱いところに徹底的に走り込ませることで、昨年の浦和は弱点をあぶり出されてしまいました。ただ、今年の浦和は3バックではもはやありません。

比較的両SBがスピード型に弱いという点はありますが、それは深井一人で突破できるような弱点ではなく、チーム全員がうまく連動しないと破れないものです。あとは、鹿島戦で発覚したカウンターへの弱さですが、これは全員守備の意識を徹底することで、かなり改善しています。

浦和も山田直輝の負傷でベストメンバーは揃えられませんが、開幕からの継続性を大事にするには、左MFに原口、FWに高原を置くように予想しますが、フィンケ監督もミラー監督に負けない策士ですから、意外な手もあるかもしれません。
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大宮流出才能?(ペドロ・ジュニオール)

2009-04-23 11:04:24 | 他チーム
開幕前に、新潟のペドロ・ジュニオールのことは話題にしましたが、体を密着されると嫌がるという欠点を見破られていると、あまり期待していない書き方でした。しかし、シーズンが始まると、得点を量産して現時点でリーグトップの活躍です。私の見る目のなさに、新潟サポの方には申し訳ありません。

前節のハットトリックをダイジェスト映像で見ましたが、得点パターンも多彩で足でも頭でも取れます。大宮時代にそれがなぜできなかったかということですが、大宮時代のペドロ・ジュニオールはあくまで脇役の扱いでした。

2008年シーズンの開幕戦でこそスタメンで、1得点1アシストの活躍でしたが、大宮のエースストライカーは同じタイプのデニス・マルケスがどかっと鎮座していました。ペドロ・ジュニオールはドリブルで無理やりこじ開けようとするため、どうしてもスーパーサブとしての扱いしかできませんでした。

新潟で何が良くなったかというと、ドリブルの距離を短い範囲に限定したことだと思います。3トップを引く新潟では、ペドロ・ジュニオールは左サイドで一人抜けばいいという役割に整理されました。

また、同じサイドにジウトンという、珍しい外国人の左SBがいるのも大きいと思います。自陣から長い距離を持ち込む役割はジウトンに任せて、ペドロ・ジュニオールは最後の勝負に絞ったのが、眠っていた才能が開花するきっかけになりました。

正直、新潟が従来のFWの矢野に加えて、横浜FMから大島と、大宮からペドロ・ジュニオールを採ったと聞いたときは、彼らのうち一人はベンチだろうと思っていました。昨年までの新潟がオーソドックスな4-4-2でサイドからクロスを上げるサッカーだったことを考えると、ターゲットタイプでないペドロ・ジュニオールがベンチかと思っていました。

しかし、鈴木淳監督はサッカーの形を変えて、彼ら3人を同時に起用しました。それは、今のところ大当たりのようです。5月2日に新潟が埼玉スタジアムに来るので、そのときにチェックしてみようと思います。
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