Kobby loves 埼玉&レッズ

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西武対楽天6回戦

2018-04-30 21:40:00 | 他スポーツ
西武ドームまで、野球の西武対楽天を見に行ってきました。両チームともにローテーションの谷間で、西武は先発6番手の榎田、楽天は池田の先発でした。榎田は初めて見る投手なので注目しましたが、ストレートの球速は140km台前半と平凡ですが、変化球を投げ分けることでプロに入ってきた投手です。この日の楽天が、2番ペゲーロ、4番アマダー、6番ウィーラー、8番フェルナンデスと一発のある打者を並べてきているので、榎田のようにかわすタイプはハマるかもと期待していました。

先制点は1回裏、いきなり西武に入ります。源田が外野の頭を抜いた3塁打で出塁すると、当たり前のように浅村が犠飛を打ち上げて1点をもぎ取ります。しかし、2回表、先頭の銀次を安打で塁に出すと、続くウィーラーがレフトスタンドに飛び込むホームランで楽天が逆転に成功します。楽天が勝つとすれば榎田から一発を打てた場合だと考えられます。

もっとも、今の西武打線の好調は、これくらいのビハインドは気にしないほどです。この日は中軸の浅村、山川、森に当たりが出なかったものの、変化球が内に入ってくる傾向があった相手先発池田を打ち崩し、3回裏に秋山翔吾のタイムリーで追い付きます。もっとも、源田が送って1死2,3塁となったチャンスに、浅村、山川が倒れてビッグイニングにできない、これまでの西武とはちょっと違う展開になります。

それでも、この試合を勝てたのは榎田が理由です。榎田はこの日はフォークがいいところに決まっており、楽天打線が一発狙いで振りに来るところにうまくフォークを落として空振り三振を取る投球ができていました。また、遊撃手源田の守備も良く、センター前ヒットかと思われた当たりをいとも簡単にさばいて併殺を取るなど、この守備だけで入場料の元が取れたと感じました。

決勝点は5回でした。安打で出塁の外崎を1塁に置いて、栗山がレフト線を破る2塁打で外崎が長駆ホームインすると、金子がつないで秋山翔吾の緩いゴロが1,2塁間を抜けて2点を追加して5-2とし、西武はようやく11安打の成果が得点という結果につながりました。

相手先発の池田に、5回までに11安打を浴びせながら、5点というのは少ない部類でしょう。それでも、打線が二桁得点を得るような大爆発をしなくてもこういう試合を拾うのも強さの条件です。打線で勝っている西武がどこまでこの調子が続くかとも思いますが、西武ファンなので「続く」と思っていることにします。











































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湘南戦マニアック分析

2018-04-29 19:49:15 | 浦和レッズ
浦和は、オリベイラ監督の「継続性を重視する」のコメント通り、柏戦と同様の3-6-1の布陣で入ってきました。長澤、宇賀神をベンチスタートとして、阿部勇樹をボランチで、左アウトサイドには菊池を起用してきました。しかし、この日の浦和はなかなか攻撃をシュートで完結できませんでした。

課題として挙げられるのは、1トップの興梠慎三の孤立です。孤立してもいいから待ってもらい、クロスを上げればいいという考え方もありますが、興梠の場合ボールを持つことでリズムを出すFWなので、ボールが来ないと下がってきてしまうという癖があります。武藤が代わりにトップの位置に入ろうとしたようですが、武藤はこの日は存在感が薄く、なかなかプレーに関与できませんでした。

また、両アウトサイドの動きにも課題がありました。右アウトサイドの橋岡は18歳ということで体力面に課題があり、常にプレーに絡むことは難しかった印象です。大槻監督になって、若手に出番が与えられてチームに活気が出ましたが、そのメンバーをそのまま使うのはちょっと厳しかったようです。

先ほど挙げた「パスが回らない」問題は、何度も見られました。柏木や長澤といった、確実にボールを回して欲しいゲームメーカーでさえ、この日は感覚のズレが見られました。せっかく、後半は相手を押し込んでボールを支配し、相手のカウンターにマウリシオと遠藤が頑張って相手にチャンスを与えなかったのに、支配する割にはチャンスの数が少ない試合でした。

もちろん、決定力不足もあります。孤立が課題と書いた興梠ですが、一番可能性のあるシュートを打っていたのは彼でした。それでも、コースが正直すぎて相手GK秋元の守備範囲に飛んでしまいました。他の選手も、パスを考えすぎてシュートを打ち切れない、非常に歯がゆい試合展開でした。

それでも、まだ試合は続きます。オリベイラ監督も「水をワインにはできない」と一朝一夕には解決しないことを口にしています。W杯の中断前に拾える勝ち点は拾って、何とか降格圏からは遠い位置につけて、中断期間でのオリベイラ監督の手腕に賭けるしか、今の時点ではなさそうです。





























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2018年春の天皇賞

2018-04-29 19:16:34 | 他スポーツ
3分で終わる、手ごろ?なスポーツ観戦として、競馬の天皇賞(春)をビデオ観戦していました。競馬のG1戦線は、本命キタサンブラックの引退で混戦になっており、キタサンブラックと何度も好勝負を演じたシュバルグランが本命も、意外な馬が上位に来る可能性もあったレースでした。

春の天皇賞は、3200mの長丁場で、京都競馬場の芝生のコースを1周半するものです。観客席のあるメインスタンドは1度通り過ぎて、その後観客席から見えない向こう側のコースでドラマがありました。シュバルグランは道中4番手と好位置につけており、逃げ馬の5番がこのあたりで捕まると、シュバルグランとガンコで並んで4コーナーで先頭に立ちます。

これはシュバルグランの勝ちパターンに思えた展開でしたが、2番人気レインボーラインの動きは気になっていました。この馬は追い込み型の馬で、最初は後ろから4番目を走っていても実況は「この馬のいつもの位置です」と気にしていないそぶりでした。4コーナーに差し掛かるあたりで、少しずつ馬群の中を上がり始め、ぎりぎりシュバルグランに届くかどうかという競馬になります。

そこからは競馬の見所のゴール前の叩き合いになりました。シュバルグランの逃げ切りではと思われた最後の最後で、レインボーラインが届き、最後は首差というわずかな差でレインボーラインがG1初制覇を飾ることになりました。馬券的には、2番人気-1番人気という決着だったので、比較的取りやすかった馬券ではと思います。

それでも、レース後にレインボーラインの歩様が乱れ、骨折の疑いがあるという事態になったのは残念です。もし、折れていれば現役続行は無理で、種牡馬としての延命が手一杯かもしれません。どうなるんだろうと、少し後味が悪かった、この日の競馬観戦でした。
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つながらないパス(4/28浦和対湘南)

2018-04-28 23:20:24 | 浦和レッズ
今日は浦和敗戦のため、少し冷却期間を置いてから書きます。とりあえず今日撮った写真の羅列です。

以下翌日更新

昨日の湘南戦は0-1の敗戦でした。浦和が上位に行くためには確実に勝っておきたい相手だったので悔しいです。落ち着いて振り返ると、浦和側、湘南側両方に要因があります。まずは湘南側から書きますが、湘南の布陣は予想の3-4-3ではなく、3-5-2で、イ・ジョンヒョプとステバノビッチの2トップに、中盤はトップ下を置かずにボランチ3枚を横に並べるやり方で浦和に挑んできました。

浦和が阿部勇樹を起用して中盤の底の守りを重視してきたので、明確なトップ下を置いたら浦和の守備に消されると判断して、菊地や石川が入れ替わりながら攻撃に絡むという、浦和としては守りにくいやり方を取ってきました。その狙いは当たったと思います。決勝点がその石川だったことも理由ですが、湘南が攻撃に出たときに石川のところが空くというピンチが何度もあったからです。

それでも、失点の形は浦和にとってもったいないものでした。柏木がまさかのミスキックで相手にボールを奪われると、左アウトサイドの菊池が戻り切れないスペースをミキッチに突かれ、マイナスのクロスを石川に合わされたものです。柏木がボールを持つときは味方は信頼しているので、人数を前にかけていた浦和の痛い隙でした。

この試合は16時のキックオフでしたが、暑さがまだ残っていました。しかも、週2試合が続く強行日程のさなかです。ちょっとした集中力が、この場面は一瞬だけ抜けていたのでしょう。あまりにも緩慢すぎる、戻りの遅さが招いた痛い結果でした。

もっとも、その後浦和はDFラインを高く保つ強気の布陣で、圧力をかけて1点を取り返しに行きました。この浦和の攻撃に対し、湘南の守備は押し込まれてしまい、湘南はただ前に蹴るだけという一方的な展開になります。このやり方では湘南はきっと守り切れないと思っていましたが、ありえないことが起こってしまいました。

その要因としては、浦和のボールがうまく回っていなかったことが考えられます。おそらく、オリベイラ監督の理想がそのパスサッカーなのでしょうが、あまりにも共通理解がなく、もったいないパスミスでチャンスを潰す場面が多く見られました。皆、おそらく疲れて動けないのでしょう。もう少し、確実に回してセットプレーに賭けてはと思えますが。

続きを書く元気があれば、マニアック分析で補足します。































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湘南戦プレビュー

2018-04-27 22:15:16 | 浦和レッズ
浦和は明日、ホーム埼玉スタジアムで湘南ベルマーレと対戦します。湘南は昨季のJ2で優勝して昇格してきました。J1とJ2を行ったり来たりしている成績が続いています。どうしても、湘南で活躍した選手を他チームに引き抜かれてしまうので、致し方ない面もあり、名将チョウ・キジェ監督が長い間監督を続けています。

湘南というチームは、毎年のように主力選手が入れ替わるチーム事情ながら、「湘南スタイル」と言われる速攻主体の攻撃サッカーを展開してきます。全員守備全員攻撃のスタイルなので、DFの選手が決勝ゴールを決めることもよく見られます。大量失点のリスクもあるサッカーですが、それ以上点を取るスタイルです。

浦和ゆかりの選手では、DF岡本拓也、MF梅崎司がいます。梅崎にとっては10年在籍した古巣浦和への思いは強いと思いますが、彼に活躍されないように最善を尽くして欲しいです。浦和サポが、梅崎の選手紹介で拍手するかブーイングするか、ちょっと意識しています。

湘南の前節、ガンバ大阪戦は1-0という「湘南らしくない」スコアでの勝利でした。メンバーを調べると3-4-3の布陣のようです。岡本は右アウトサイドと予想できます。梅崎はベンチスタートでした。3トップでアウトサイドとウイングで連携して攻めて来るのが、いつもの湘南スタイルです。

浦和の前節、柏戦は0-1の敗戦でした。しかも内容も良くありません。攻撃陣の思い切りの悪さは深刻で、柏戦のように皆でパスを出そうとしてしまえば、相手に奪われてカウンターで攻められてしまうでしょう。試合の終盤で試した槙野の急造FWでは、正直点が取れそうな期待はあまりできないので、興梠に頑張ってもらうのがベストでしょう。

この2日間の練習では戦術的な修正は難しいでしょうが、このあたりで「さすがオリベイラ監督」というものを見たいです。相手を研究することがオリベイラ監督の定番ですが、時間が足りないので違ったアプローチで行くかもしれません。
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スタディオ・オリンピコの奇跡(ローマ対バルセロナ)

2018-04-26 22:59:45 | ワールドサッカー
欧州CL準々決勝では、奇跡の大逆転になったローマ対バルセロナ(以下バルサ)の映像をチェックしました。バルサはスペインリーグでは首位を独走しており、ホームでの1stレグは4-1の圧勝と、ローマが勝てる要素はまったくないと思われた試合でした。しかし、思い切って攻めるしかないローマのディフランチェスコ監督は、布陣を3バックにしてきました。

アウトサイドのフロレンツィ(24番)、コラロフ(11番)には下がって来なくていい自由を与え、中盤に6枚を固めてバルサ相手に逆にボールを支配しようとする、常識では考えられないサッカーです。このサッカーを見たバルサは、落ち着いてボールを回してローマの体力が落ちるのを待つ手に出ました。

先制点はローマに入りました。FWのジェコ(9番)にうまく縦パスが入って、ジェコの個人技で6分という早い時間で点を取ります。それでも、バルサにはまだ2点リードがあります。もちろん、バルサにはメッシがいるので、攻めに出る選択肢もあったと思いますが、バルサはつなぎながら相手の消耗を待つ戦略を変えませんでした。

結果的には、その判断がミスになりました。ローマの、6人のMFでバルサに動き勝つサッカーは、おそらく90分持たないと判断したのでしょうが、後半15分でピケがジェコを倒してPKを献上したあたりからおかしくなってきました。これほど、攻めに出られない動きの鈍いバルサは初めて見るほどでした。

バルサというチームに弱点は少ないですが、挙げるとするなら選手交代で流れを変えにくいことです。メッシやスアレスよりいいFWをベンチに置けるチームは世界中どこにもないので、代えるとするならどうしてもMFになります。メッシ自身もシュートが決まらず、ついに最後はローマボールのCKからマノラス(44番)が決めて3-0とし、アウェイゴールの差でローマが勝ち抜けを決めることになります。

バルサとしては悔やまれる負けでしょう。1点取れば相手の逆転には5点が必要だったので、1点取って試合を終わらせに行く選択肢もあったはずです。メッシ、ブスケッツが負傷明けだった、ちょっとした隙があった試合だったので、こんな奇跡的なことが起こったのでしょう。
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勝てる内容ではなかった(4/25柏対浦和)

2018-04-25 22:46:16 | 浦和レッズ
仕事の関係で、今日のリーグ戦の柏戦は後半からのテレビ観戦でした。そのため、完全な内容ではないですが、感想を書きます。結果は0-1と浦和敗戦です。シビアに見てしまうと、今日の試合は勝てる内容ではありませんでした。柏のプレスの前に、浦和はつなぐことができず、後半の45分間は劣勢の内容でした。

守備も相手に崩されました。特に狙われたのは、DFマウリシオのスピード不足でした。柏のFW、クリスティアーノがマウリシオが相手なら勝てると自信を持っていて、わざとサイドに陣取ってマウリシオのところを仕掛けました。これで2度も抜かれているので、GK西川がファインセーブを見せていなければもっと早く試合が決まっていたでしょう。

特に不満なのは、攻撃陣の思い切りの悪さです。柏木も興梠も、興梠に代わって入った李も、思い切って自分で狙おうとする意識がこの日は欠けていました。皆でパスを出そうとしてしまい、最後のシュートを自分で打とうとしなかったので、これにはオリベイラ監督は不満だったようで、槙野とマウリシオを急造FWに上げる采配を打たざるを得なくなりました。

DFに長澤、遠藤航、菊池という急造3バックを置き、槙野を最前線に置く、練習でもやったことがなさそうな布陣です。もちろん、槙野もマウリシオも本職のFWではないので、槙野はオフサイドトラップに掛かり、マウリシオも頭で味方に落とすことはできていませんでした。途中からFWに入っていた李と武富にとっては、「俺たちは信用されていないんだ」と思ってしまうような采配です。

それでも、こんな采配を出させてしまったということは、攻撃陣の責任です。攻撃がシュートで終わらないことで相手にボールを支配され、西川は何度かファインセーブをしたものの最後に中川に決められてしまいました。前半を見ると印象が変わるかもしれませんが、オリベイラ監督の初戦は完敗の内容に終わりました。

もっとも、何をやってくるかわからないと相手に印象を残したことが、数少ないこの日の希望でした。湘南戦は少しはオリベイラ監督のやり方も浸透すると信じて、また埼スタに行こうと思います。
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柏戦プレビュー

2018-04-24 22:21:59 | 浦和レッズ
週2試合では連日レッズネタですが、明日浦和はアウェイの三協フロンテアスタジアムで柏レイソルと対戦します。柏はリーグ戦では3勝2分け4敗(勝ち点11)の10位で、プレーオフを勝って出場したACLではグループリーグ敗退と、チーム状態は良くありません。しかも、ACLでは傑志(香港)に1勝1敗、全北(韓国)に2連敗と、星の内容も良くありません。

外国人選手の名前を見ると、エースのクリスティアーノ、元プレミアリーグ、カーディフのキム・ボギョンなどいい選手もいるのでこの成績は驚きです。前節の長崎戦は0-1の敗戦で、メンバーを見る限りでは4-3-3の布陣を引いているようです。右ウイングに入る伊東純也や、大宮から移籍の江坂がスピードで仕掛け、クリスティアーノに合わせるのでしょう。

浦和は、新監督のオリベイラ監督の初戦になります。布陣については「継続性を重視する」と3バックを維持するようなコメントでした。もっとも、マスコミ向けのコメントは駆け引きの道具に使う監督もいるので、額面通りには受け取れません。大槻前監督がヘッドコーチとしてチームに残っているので、最初は大槻氏から浦和の情報を仕入れるのでしょう。

週2試合の強行日程では、両チームともに若干はメンバーの変更もあるでしょう。浦和も、宇賀神の復帰でアウトサイドの人数が揃ったので、ある程度は使い分けてもいい試合です。浦和の今の課題は、前半はボールを回せるものの後半に押し込まれて、長い時間守勢に回るものがあります。

アウトサイドが高い位置を取れればある程度解決する問題なのでしょうが、今の浦和ではアウトサイドは苦しくなったら5バックにしてもいい約束事になっているようです。その苦しい時間を、少しでも短くしていく努力は、これからオリベイラ監督によってなされることになります。そんな試合を見てみたいものです。
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オリベイラ監督について

2018-04-23 23:00:36 | 浦和レッズ
浦和の新監督のオリベイラ氏、水曜日の柏戦から指揮を執ります。そのため、私の記憶にあるオリベイラ監督の采配について、覚えている範囲で書こうと思います。オリベイラ監督は鹿島時代の2007年から3連覇と黄金時代を築いた監督で、内田篤人やマルキーニョスがいた頃の鹿島です。

当時の采配で思い出すのは、2008年元旦の天皇杯での戦いぶりです。準決勝の川崎戦の内容が悪く、相手左アウトサイドの村上に対し誰がマークにつくか徹底しておらず、フリーでクロスを何度も浴びていました。ワンチャンスを決めて1-0で辛勝したものの、決勝戦の広島相手の苦戦を予想したのは私だけではなかったと思います。

しかし、それから3日後の決勝戦の広島戦で、きっちりと結果を出します。当時の広島は、3-5-2システムでリベロのストヤノフの攻撃参加を一つの武器にしていました。オリベイラ監督は、この広島戦で徹底的に相手のストロングポイントを消しに行くサッカーをしました。運動量の多いマルキーニョスに、ストヤノフをマークさせて上がりに蓋をさせました。

また、広島のアウトサイドの攻撃参加も、うまく中盤の選手で入れ替わりながらマークをさせて消しました。同じ3-5-2の川崎相手に出た課題を、見事なほどの修正力の高さで解決し、同じ手を広島に使わせませんでした。スコアこそ1-0で推移し、最後カウンターで2点目を入れた鹿島が2-0で勝ちましたが、広島に何もさせないというオリベイラ監督の策がこの試合だけでも現れていました。

そのスカウティングの確かさが生んだこの試合ですが、今回の浦和監督でもこれができるかはわかりません。理由は、来たばかりで現在のJリーグの動向はおそらく知らないからです。鹿島を2011年に去ってから、Jリーグの監督はやっていなかったので、これと同じような完璧な試合を見るには時間がかかると思います。

それでも、オリベイラ監督はブラジルの名門、アトレチコ・ミネイロを辞めてまで浦和に来ました。ブラジルではJリーグの監督はステータスとされ、日本からオファーが来たら契約を解除できる条項を結んでいる監督もいます。オリベイラ監督もおそらくそうだったのでしょう。67歳という年齢を考えると長期政権は難しいとしても、浦和に何かをもたらして欲しいと期待しています。
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札幌戦マニアック分析

2018-04-22 19:54:39 | 浦和レッズ
この札幌戦は、大槻監督になってリーグ戦では初めて勝利を逃した結果になりましたが、内容という意味では良かったと思います。アウトサイドが押し込まれずに前で機能したのが理由です。特に右アウトサイドの橋岡はヘディングの強さと、足元の技術の高さという二つの武器を、18歳の若さで堂々と発揮しているのは素晴らしいです。

また、DF岩波も良さを見せました。それはロングフィードの精度の高さです。札幌があまり前から取りに来なかった理由もありますが、自陣からでも左アウトサイドの宇賀神や、トップ下の柏木のところまで精度よくロングフィードを通していました。ラインコントロールするタイプではなさそうで、3バックだとサイドが適任ですが、この武器はこれからも発揮して欲しいものです。

この試合は、4月でありながら暑さの中で行われたので、両チームとも疲れで動きが落ちてきました。特に、カウンターへの対応を苦手にするミシャのシステムを取る札幌にはきつい展開で、カウンターを恐れて札幌が前に人数をかけられなくなってきました。浦和も、ロングカウンターで何度も走るのはきつく、終盤に押し込まれていないにもかかわらずアウトサイドが引き気味になる課題は見られました。

また、ここまでうまく行っていた浦和のセットプレーも、この日は冴えませんでした。CKで点を取るとゲームを楽にできますが、札幌DF陣の体を張った守りの前に逆に相手にカウンターを狙われる場面もありました。橋岡や阿部勇樹の対応で難を逃れましたが、札幌は三好や宮吉といった若い力があるので要注意ではありました。

それでも、引き分けというのは最悪の結果ではありません。ゴール前にわずかに精度を欠きましたが、終盤に相手に一方的に攻められるこれまでの課題も解決に向かっています。暫定監督の「組長」大槻監督は、これ以上ない最高の仕事をしてくれたと思います。次節の柏戦から、新監督のオリベイラが率いますが、大槻監督もヘッドコーチとして残留が決まっています。

オリベイラ監督がどんなチームを作るかはまだわかりません。継続性もある程度考えるとのコメントもあったので、最初は3バックで入る可能性が高いですが、鹿島を3連覇に導いた頃は相手の良さを消しに行くサッカーをしていた監督です。何か驚くような策が見られるかもしれないと思って埼スタに通おうと思います。



























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