Kobby loves 埼玉&レッズ

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相性か?(3/23大宮対横浜FM)

2008-03-24 20:20:01 | 他チーム
昨日は天気も良かったので、NACK5スタジアムに出かけていました。この大宮対横浜FMというカードは、両者の順位を考えたら意外な対戦成績で、なんと横浜FMは一度も大宮に勝っていないのです。確かに、選手の質なら横浜FMの方が上です。

昨年中澤と大宮の某FWの対戦を見たときは、体の入れ方やヘディングなど全て中澤の方が上で、一流DFとそうでない選手の差をまざまざと見せ付けられました。この試合は中澤はいないとはいえ、ロニーやロペスなど良い選手は横浜FMの方に目立ちました。

ロニーは浦和戦で決定機を外したことで、浦和サポはあまり良いFWとは思わない方が多いでしょうが、裏へ抜け出すタイミングや、ヘディングで競り合うときの体の使い方はうまいです。しかし、そんなロニーはゴールだけは決められませんでした。GK江角の好セーブやレアンドロの超人的なクリアに阻まれ、ノーゴールに終わりました。

ただ、立ち上がりは大宮がうまく戦いました。横浜FMが3バックで、どうしてもサイドにスペースが空くので、SBを上げてクロスを狙うまではプラン通りだったと思います。しかし、そのクロスがなかなか中央の選手に合わず、決定機は数えるほどでした。

また、新潟戦で絶大な威力を発揮したペドロ・ジュニオールの個人技は、横浜FMが研究していました。ペドロ・ジュニオールがボールを持つと、素早く体を寄せてスペースを与えず、しかも二人がかりでマークしました。大宮は小林慶行からいいパスが出るのですが、サイドハーフの小林大悟、土岐田の動きが今一つでした。

大抜擢の土岐田は、ドリブルを見せるところまでは良かったのですが、やはりサイドハーフで出た以上、シュートかクロスで終わりたいところです。そのため、ボールが来ない吉原が下がってきて、ほとんどサイドハーフのようになってしまいました。吉原のスピードは前で見せたいですから、こんな場面には大宮のちぐはぐさが出ていました。

スコアレスドローでは不満と見て、先に動いたのは横浜FMの方で、ロペスに替えて水沼、坂田に替えて大島と次々と投入してきました。水沼は18歳の若手ながらも、シュートを放ち試合の流れを作っていました。

対する大宮も、小林大悟に替えて投入された内田がいい活躍をしました。クロスから吉原の決定機を演出しましたが、惜しくもクロスバーに阻まれました。結局、試合は0-0の引き分けでした。横浜FMが大宮に勝てないジンクスは続きました。毎年、戦い方は違うのに、何故こんなジンクスができるか不思議ですが。
コメント
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