雲上快晴

プーさん爺じが、何の変哲もない日々を綴る

昼間の子供は見られない

2006年10月29日 | 徒然
 幼稚園の卒園旅行に同行した塾生のお母さんからこんな話が聞けました。
 「今まで、幼稚園の先生やピアノの先生から、『あの子はリーダー的存在、仕切り屋ですよ』と言われていましたけれど私的には疑問だったのです。でも、一日他の子供達と一緒に過す我が子の姿を見て納得しました」と。

 そうなのです、親って以外に自分の子の日常の姿を知らないのですよ、子供は子供なりに賢いですから、家でどういうふうに親と接すればいいかということを知っているのです。子供なりの「保身」が働くのですよ。
 それは決して嘘の姿ではないのですけれど、それが子供の全ての姿ではないということも確かなことなのです。
 でも親は、家で接している子供の姿が全てだと勘違いしてしまうことが往々にしてあるので、それが原因となって人間関係の誤解に繋がることも間々あるのです。

 私のクラブでは、日曜日は朝から晩までの一日練習を常としていますが、一日子供達を見ていると、子供達のいろんな姿が見えてきます。
 ですから、ある意味では親より私のほうが知っている本当の子供の姿、というのもあるのです。
 自分の子を信じることは勿論大切なことですが、指導者の言うことも信じるに値するものなのです。

 まあ、塾の父兄の方は100%信じてくれているので最高の関係が出来ていますけれどね。

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