雲上快晴

プーさん爺じが、何の変哲もない日々を綴る

死語?

2014年10月09日 | 徒然
 今日の帰り間際、あっという間に外が真っ暗になってしまったので、職場の20代の女の子に、「秋の日は釣瓶落としって言葉知ってる?」と聞いたら、「何ですか、それ?」と言われてしまいました。

 前の職場でも、「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉を知らない部下がいました。

 こんな情緒豊かな比喩が、日本人の脳みそに刻まれなくなってしまっているのですねぇ~

 これも核家族化の弊害ですね、私たちの年代が、日本文化の最後の伝道師なんじゃないかなぁ~と、前々から感じていましたが、やっぱりそのようです。

 現行の幼児教育の影響でしょうけど、年配者の話を心で受け止めて聞ける若者がほとんどいませんからねぇ、表面の言葉じりだけしか知ろうとしないから、本質に辿り着けないし、辿り着くことに価値観を感じない子達ばっかりですね。

 あと30年も経てば、日本から日本人が消えてしまうかもしれません、日本の良き伝統・文化、日本人であることの誇りを取り戻すために残された時間はあと僅かしかない、ということに気づいて欲しいなぁ~。

 日本の教育制度・人材育成方針を変える時に来ていると思うんですがねぇ。。。