旧(アイマスな)駄目人間の溜り場

(アイマスにはまってる)駄目人間の駄目な毎日。の跡地。

鬼切り夜鳥子 5巻 禍★星に願いを

2010-10-15 17:45:14 | 
俺屍の桝田さんの書いたラノベ。夜鳥子シリーズの最終巻。
前巻からの引き続きで、対安部清明の式神、というか、また操られた陽子さんとのバトル。
一方で、三橋が順調に妊娠していたりと、相変わらずの盛りだくさんな事に。

なんか、帯とかでは、エログロありの痛快小説。見たいな感じになっているのですが、
未だにこのグロのあたりが理解できない。別に普通の範囲だと思うのですが。
小説中で普通に出産をしちゃうあたりはエロというか、生々しさはさすがだと思いますけど。
ていうか、ほんとに5巻中で三橋さんが出産してびっくりしまくりました。
まさかほんとにやるとは。

で、舞台を冬の奥羽山脈に移しての大バトルに。
と言う感じで、周りを気にする必要がまるでなくなったために、
(今までも記憶改ざんとかはありましたが、より物理的に)
なおさら派手になって、ほんとに派手に。
個人的には、駒子が、背中の足を折られるところとか、もう絶頂ものでしたね、素敵な微SM。


最終的な転生的なそれはわかってはいましたが、少し納得がいかないと言うか、なんというか。
微妙に簡単に行われていて、ちょっとなぁ、とは思いましたが。
それはそれとして、十分楽しめました。

次は「ジョン&マリー」か「ゲームデザイン脳」を読みたいなぁ、とそんな感想。
自分としては、1巻が一番好きでした。
そんな。

けいおん! 放課後ライブ!!

2010-10-13 13:29:01 | ゲーム
というわけで、けいおん!のゲーム。なんだかんだでしっかり買ってしまいました。
発売日にがっつりkonozamaを食らって一人ぶち切れたり。
なんか世間では、同じ開発チームだの、発売日もいろいろ近いだの、
ミクのプロジェクトDIVA2ndがよく比較されていますが。
自分はミクの方は手を出していないので、比較のしようがないので割愛。

とりあえず、ゲーム内ではコンプ率9割は超えた所での感想。
キャラゲーとしては及第点、リズムゲーでもたぶんぎりぎり及第点。
でもどっちも痒いところにぎりぎりで手が届いていないって感じでした。
いや、普通に楽しめましたけど。

1期の曲のみ収録で、19曲。
何気に、OP、EDのCDのカップリングの曲までしっかり収録と、1期の曲はほとんどコンプリート。
キャラソンの曲も1人2曲しっかり入っていたり、
レッツゴー!にいたっては、各自のボーカルバージョン入ってるし。

リズムゲーとしては、歌のリズムを叩くんじゃないと言うのが世間では色々あるらしいですが、
個人的にはまるで問題なくむしろ楽しい。
パート別に同じ曲であっても、かなり印象が変わり。
自分の担当するパートの音量が基本目立つようになっているので、普段目立っていない、
ムギのキーボードとか、ドカドカやってる律とか、新鮮で楽しい。
左手がメインの澪、ドカドカやってパターン化したリズムにしっかり乗れる律、
左長押しに右手が動いてというらしさが出ている梓、
同時長押し多用の紬など、個性をsしっかり出そうとしているところもいい感じ。

基本的に難易度は低めで、初見でクリアできるのがほとんど。
一部初見でできなかった曲も、2,3回リズム覚えたらすぐできるものでしたし、
難易度的には9割がたの曲が太鼓の達人の星7までに収まる感じ。
ごくごく一部の、HARD曲の難易度を上げるアイテムを使うと、
星8か9になるかどうか?っていう感じで、基本は簡単め。

とはいえ、収録曲が19曲ありつつ、さわちゃん先生、和、憂のキャラソンは収録されてない。
これが個人的にかなり痛い。
バンドの編成でないから、という理由なら、他ののキャラのキャラソンでも、
バンド編成でないのはありましたし、それをバンド編成になるようにしてましたし。
さわちゃんのキャラソンにいたっては、デスデビルの曲なので、完全にバンド編成になっている。
(はず。いや、自分聞いたことないので)
それなら、歌っているのは少々無理ありますが、入れてほしかったなぁ、と。
そしたら、1期の曲は完全網羅になってたなわけですし。

世間でも言われていますが、音符が設置されているところにバーが移動するという方式なので、
どうしても、バーが画面端に移動してから最初のところに戻る所が、
見辛いというか、タイミングが図りにくくてストレスが。
特にテンポの速い曲が顕著。
ある程度わかりやすいように、遊び的な部分を作っているんですが、そのせいで、
バーが画面に2本見えたりで、もうなんというか。勘弁してくださいとか。

こう考えると、太古の達人とか、ビーマニ、ダンレボなんかが、
いかに直感的に分かりやすいシステムだったかと、ものすごい思い知らされる。

後は、全般的にややロードが結構かかる、とか、
ミニキャラのイベント自体はかわいらしくていいのですが、
イベントが7割方アニメであった話を短くしたり再現したりで収まっているのは惜しい。
もっと、アニメでできなかった原作エピソードとか、オリジナル部分を増やしてくれれば、と。

全体的に満足行く内容ではありましたが、もう少しがんばってくれれば、的な部分も見え隠れ。
そんな感じ。


後は、カレーライスとか、ギー太さんとか、個人的に大好きな曲に限って、
難易度が高めで泣きを見たり。
梓の「私は私の道を行く」が、曲的にすごく面白いのですが、
毎度毎度ボーカルを聞いてずっこける。ボーカル要らないんじゃね?この曲。
そういえば、設定をいじっても、ボーカルを消せないというのは、けっこう残念だったり。

なんかそんなこんなでして、及第点ではありますが、改善点も見えて。
2期のゲームも出るときにはその辺直っているといいなぁ、と。
ていうか、2期のゲーム。アーケードで稼動しないかなぁ、と淡い期待。

AlCapone pockets FILTER 3's

2010-10-12 23:24:06 | 煙草
以前すったことのあるアルカポネポケットのフィルターのある版。
その上、いわゆるお試し版的なそれで、画像を見ればわかると思うのですが、
内容量わずか3本の超ミニサイズ。横の100円ライターが大きく見えてしまう。
煙草屋で見かけて思わず購入してしまいました。

ちなみに、前とは違いフィルターのあるタイプで、見たところ、普通に煙草の葉が巻いてある、
と思わせて、吸い口の部分はちゃんとフィルターになっているという不思議形状。
http://www.world-tobacco.net/218_8228.html
こんな感じになっている。

香りをかぐと、香ばしい焦げ臭いような香りと、やや甘めの濃厚な香りが。
この焦げ臭さがアルカポネらしさだと思う。

んで、吸ってみる。
以前吸ったアルカポネと同じく、ずっしりとした焦げ臭い苦味とえぐみが舌に来る。
ただ、以前の両切りの方と比べると、かなりマイルドな味わいになっている気がする。
具体的にいうと、酸味が気にならない。

苦味も、舌に残るのですが、長く不快なのが残るのではなく、すっと消えていく感じで、
余韻としてはほのかに甘味が残っていい感じ。

あと、フィルターがあるせいなのか、普通に肺に入れても問題ない感じになってました。
肺に入れても、少々重いですが、味わえる。おいしい。

小さいタバコということで、ドライシガーとしての燃焼の遅さと合わさって、
結局普通くらいの時間で吸い終わり、フィルターもあり、と、
ドライシガーなのに、紙巻みたいに吸える。

そんなこんなで、見た目に惹かれて買った煙草でしたが、フィルター無しのよりも、
個人的には好みで、なかなかよかったです。
これなら10本入りの普通の箱で買ってもよかったかも。
そんなでした。

流れ行く者

2010-10-11 01:15:37 | 
作者は上橋菜穂子。
守り人シリーズの番外編というか短編集。
天と地の守り人と共に入手してきて、読みました。

短編集という形で、少女時代、まだジグロと共に逃亡生活をしていた頃のバルサに、
スポットを当てた感じのお話が幾つか。
どのお話も何とはなしに切ない話が多くて、本編とは違った意味で素敵。

特に、50年以上かけた賭けの結末の果てにある残念な人間関係の「ラフラ」のお話なんて、
賭士のおばあさんが切なすぎて落涙しかけました。
なんという、萌えるババァ。

他にも、幼少期の微妙な浮き方と、蟲師を髣髴とさせる、人と人外との関係、
また農村の暮らしとかがしっかり書かれた「浮き籾」もタンダがいい味を出していて。
幼馴染なタンダとバルサが可愛くて仕方が無かったですし。

タイトル作である「流れ行く者」では、初めてバルサが人を殺す話として、
極めて興味深かったです。

どれも、昔話ゆえなのか、本当に切ない話が多くて、
本編を読み終わっているからこそ、味わいがいっそうあって、素敵でした。
そんなこんな。

太鼓の達人 14 に少しだけ触った。

2010-10-10 11:56:46 | ゲーム
9月はじめ辺りから稼動し始めた、太鼓の達人の14にほんの少しだけですが、触りました。

収録曲が何気にすごい事になってまして。
「メタルホーク」のBGM1に、「F/A」から「DESERT STORM」。
復活曲に「リッジレーサー」から「RIDGE RACER」と、プチ細江慎治祭りな感じに。

後は、ACX2から「IN THE ZONE」とか、ゴッドイーターからの曲も入っていたりと、
同時に椎名さん祭りも開催中な感じでしたけど。

で、幾つかプレイ。
F/Aの「DESERT STORM」は原曲を死ぬほど聞きまくったお陰もあってか、割と普通にプレイ。
やってみると、テンポはそんなに早いわけではなく、むしろゆっくりめ。
それでいて、あのノリの良さは神がかっているなぁ、と再認識。

リッジレーサーの方は、予想以上にNPMが高いうえに、ガッツリ難易度があって、
初見でさっくり即死できました。orz
テンポ早い上に不規則な動きをしまくっていて、もうご勘弁な感じ。
クリアできたらそれこそほんとに楽しいのでしょうけど。

後は、「IN THE ZONE」なんかもやりましたが、よく考えると、
ゲーム中だとサビしか、印象に無く、序盤とかまるで曲が分からなくて。
こちらも、ナチュラルに即死出来ました。
サントラとかでちゃんと聞けたらできるかも、と淡い希望を抱きたい。

他にも、何故か?今さら?アイマスの「relations」が入っていたり、
「オーバーマスター」なんかも継続で、こっちは普通に出来ました。
やはり聞き込みの数が違うのかしら?

なんかそんなで、個人的においしい曲が入っていたり、復活したりで、
嬉しい限りなんですが、その曲に限ってクリアできなかったりト残念さも満点。
練習してできるようになりたいものですが……。


あとは、去年辺りから淡い期待を抱いていたのですが、今回も、
太鼓の達人に「けいおん!」の曲が入らなかったのが、残念。
BPM200オーバーな「GO!GO!MANIAC」とか、「Utauyo!MIRACLE」とか、
死ぬほどの速度で襲ってくるのを、ひーひー言いながらやりたかったのですけど。

京アニのアニメはハルヒ、らきすたと収録されていたから期待していのですが、やはり残念。
やっぱりあれか、音楽がモナカじゃないと駄目なのか、ナムコ的な意味で。

なんかそんな、太鼓の達人14に触ったよという感想。

チャンピオンについてグダグダ話。

2010-10-08 15:48:13 | てきとう
世間ではみつどもえやイカ娘がアニメ化したりなんだりですが。
個人的にはみつどもえもイカ娘も、チャンピオンの中でほとんど読んでいないので、
失礼ながらどうでもいい感じの漫画である。
なんというか、このふたつ、普通の可愛らしい感じというかで、
チャンピオンの中で浮いていると思うのは自分だけなんだろうか。

で、アニメ化とかしてますが、そろそろ「弱虫ペダル」はアニメ化していいと思う。
あと「バチバチ」も。

弱虫ペダルとか、世間でもロードが流行っているみたいですし、
それこそノイタミナみたいな時間帯に2クールとか下手をすれば1年位ガッツリやって欲しいなぁ、
と思う。
とはいえ、まだ漫画の方が初めての大会やっている所なので、
どのへんまでやるかっていうのが難しいとは思いますが。
御堂筋君の顔芸を是非ともフルカラー、フルボイスで見てみたい、と素で思う。


後は同じでバチバチも、チャンピオンの中でもかなり暑くいい感じなので、是非。
やるなら、絶対にNHK希望。
時間帯は1800から30分で。
大相撲中継が終わった後に間髪いれずに、バチバチも、という感じで、
大相撲が大好きなお年寄りから、天才テレビ君を見るようなアニメが好きな少年少女まで、
残らず魅了して欲しいなぁ、と。
ていうか、昨今の大相撲のよろしくない話題を払拭して欲しいもんです。


後、何気に最近のチャンピオンで面白いのは、「ハンザスカイ」。
何でチャンピオンでやってんの?
普通に昔のジャンプのスポーツ枠でいけるくらい、直球に熱血スポーツ物で素敵。

体格差とか、色々考えると、腐成分を抜いて、不良成分を足した「ホイッスル!」みたいな?
空手物ですけど。
番場さんツンデレ的にかわいい。
ていうか、今週のカラーがもうどうしていいやら状態で。


最近、ジャンプやマガジンなんかで読む漫画が減る一方、順調にチャンピオンが、
面白い漫画がはじまったりで、目が離せないな、と。

そういえば、悪徒がちゃんとまとまってでるらしいとかで、こっちも、ほんとに。
今度こそ、買おう。
そんなどうでもいいチャンピオン話。

最近のエースコンバット徒然話。

2010-10-07 19:53:16 | エスコン
エースコンバットにおける超兵器のそれこれ。

ACX2未プレイ且つ、エスコンシリーズは幾つかしている友人と今回の超兵器について、
話している途中で思ったのですが。

今回のACX2の超兵器、巨大空中艦に、超電磁砲(レールガン)、誘雷兵器に、
超機動戦闘機などなど、盛りだくさんなんですが、
逆に盛りだくさんすぎていまいち印象が薄い感じがする。

で、何故なのかと一人で考えた結果。
最近のエスコンは超兵器を出す事がもはや義務になっていて、
出すという前提がある故に、その制約を受ける。
また、ACX2ではないですが、04より後の作品は、その制約がより大きくなっている、
という事を思いまして。


どういう事かというと、
エースコンバットの伝統として、超兵器、というのがあるが故に、
敵が超兵器を出してきて、こちらがピンチになって、主人公がそれを倒し、
形勢がこちらに傾き、主人公がエースになる。
というのが、もはやテンプレになっていて。
だからこそ、シナリオそのものがその制約を受けている、と。
今回のACX2とか、もはや、超兵器がどういう風に出来たとかそういうのがまるででてこなくて、
とりあえずでてくるという感じをすごく受けたので。


で、あとは、エースコンバットにおける継続した世界観ゆえの制約とか。
エースコンバットは04以降(X2を除く)完全に地続きの世界観になっていますが、
その中でも、やはり、04のストーンヘンジが一番超兵器として印象深く、
自分の中でも残っています。
というか、一番説得力というか、やっていて、これはやばい、というちゃんとした、
超兵器としてのがっちりした存在感があったというか。

0のフレスベルクとか、エクスキャリバーとか、でたミッションとか、
その次ですぐに破壊する流れになりましたし。

で、何でそこまで印象に残ったり存在感があるのか、というと。
多分世界観の中にがっちりはまっているというか。

どういうことかというと、04の中である、小惑星ユリシーズ落下による混乱、
それを回避しようとして作られたストーンヘンジ。それが転用されての超兵器化。
混乱の後の戦乱、という風に、設定された世界観と、超兵器、シナリオが、
しっかりとはまり込んでいる訳です。
これについては上手いとしかいえないわけで。

で、それ以降は、世界観を継承するが故に、
世界観を壊したり、あまり大きな出来事を起こす事が出来ず、
04のように、世界観、超兵器、シナリオを全て一致させるのが難しく、
超兵器もそれにしたがって、ぽっとでの超兵器としての印象が強いのではないか、と。

世界観継承によって、ユリシーズ落下以上のことが、起こせないわけです。
世界観継承は確かに素晴らしく、面白いんですけど、
それによって、引き継ぐ事によって、逆に超兵器なんかのトンでもな部分が、
束縛を受けている、と。


んで、そういう意味では、X2は確かに新しい世界というかにはなったのですが、
現実世界というのになったおかげで、なおさら超兵器という部分では、制約を受けている。
この辺は書いていて、既にエースコンバットのもつ、リアリティとのジレンマだと思いますが。

なんか勢いだけで書いている部分があって、まとまらないのでとりあえず終了。



アサルトホライズンについて、というか、河野さんについて。

エスコンの次の新作として発表されたアサルトホライズン。
ようやっと情報が少しずつ出てきましたが、
公式の方にある、プロデューサーの河野さんの言葉を読んでとても切なくなったので少し。

公式のスタッフコメントを見てもらえれば、なんですが、
上層部から、「もうシリーズはいらないのでは?」って言われるとか、悲しすぎる。

確かに、04以降、売り上げ本数的には下がっていますし、
ブランドの力が弱まっているのは事実だと思います。
とはいえ、それを上から言われ、さらに、「いらない」とまで言われるとか、もう。
悲しくて仕方が無い。

確かに、次世代機といわれる箱○やPS3がでて大分経ちますし、
エースコンバットの初期の売りでもあった、もはやただ美麗なCGだけでは弱くなっている。
さらに、


と、前述の超兵器の持つジレンマ、さらには、次のアサルトホライズンでの、
現実世界を舞台にする事の不安感とか、エースコンバットとしてどこまで出来るのか、という話。

なんかを書きたかったのですが、どちらにしても、
期待してる、という事とと、頑張ってください、という事になって、
まとまりもしないので、この辺で強制終了。
とにかくエースコンバット頑張れ、と。

THE IDOLM@STER RADIO LONG TIME

2010-10-06 16:10:26 | アイマス
アイマスレディオのCD。
全部で6つでたアイマスレディオのCDの中で一番最後にでたもの。
全12トラック全てが新曲の歌で、1年12ヶ月をそれぞれモチーフにしているのだとか。
このあたり、かなりレディオでも発売付近でやっていましたよね。
いろいろあって、ここまで入手が遅くなりましたが。

なんですが、実はまだ全然ちゃんと聞けてない。
最近どうにも友人から昔のゲームのサントラをめちゃくちゃいただいたり、
自分のCDの買う量がかなりの勢いだったりで、消化が全然出来て無くて。

そのうえ、11月になったらアイマスCDがすごい勢いででますし。

申しわけないですが、まだ全然聞けてないので、買ったという事だけ。
ちゃんと聞かないとなぁ。

以下、自分メモ。

歌姫
○カラメモ
○T2
○Vo枡
歌道場
○LT

アイマスステーション
○1st
2nd

ACONY 3巻

2010-10-05 16:41:18 | 漫画
大好き漫画家さん、冬目景の漫画。
祖父を頼って妖怪アパートに住む事になってしまった主人公と、
そこに住んでた変な住人たち、そしてアコニーという見た目10代前半、実年齢20過ぎの、
ロリババァ?のお話。

3巻でているのを知って買ってきたのですが、帯に完結と書いてあってびびりました。
冬目さんの本で完結って、ものすごいレアすぎて心震える。

で、内容。
冬目さんの本にしては珍しくコメディ調で、
序盤の方には、アコニーの出生というか、母親の行方関連や、不老不死の研究に関しての、
シリアスな話もあったんですが、母親のまさかの再登場も含めてあっさり気味。
その分、変なアパートの変な住人達が繰り広げる不思議な日常がメイン。
今回も、犬の姫ちゃんにお相手の人狼が出てきたり、
平行世界に行って、いろんなアコニーがでてきたり、
某ZEROを思い起こさせる謎の殺人風味トースターが出てきたり、
人の心を虜にするかわいらしい和装の金魚さんがでてきたり、
盛りだくさんで楽しげな感じ。

肩の力抜いてゆるゆるとにやにやしながら楽しんで読めました。
最後も、別れがありつつ、明るい感じで。
さっぱり素敵に終わりまして、とてもとてもいいお話でした。
相変わらず冬目さんの漫画は素敵だな、と。

それにしても、この漫画読んでいて、ドアを開けると宇宙だったり、
朝起きて、鏡の向こう側の平行世界にいったり、
人外が普通にアパート内で一緒に生活していたり、
建物自体が、意思を持っているようにちょっかいを出していたり、
どこかで見たことあるなぁ、とえらい既視感が。
何処で見たかと思い出してみたら、これ、竹宮恵子さんの「私を月までつれてって」だ。
と思い当たる。

建物が意思を持っているとか、そのまんまガイアだし、
ドアを開けたら違う所とか、ニナのテレポートのそれだし。
似たような鏡を抜けて未来に行く話もあったなぁ、と。
納得。

そのあたり、冬目さんに聞ける物なら聞いてみたい物ですが。
そんなこんなで脱線しましたが、少し不思議的なお話で面白かったです、と。

カブのイサキ 3巻

2010-10-04 20:43:18 | 漫画
作者は芦奈野ひとし。
本屋で名前言ったら通じなくてちくしょう、と思ったのですが、「ヨコハマ買い出し紀行の人」
といったら即座に通じた。つまりそういう人。しかしいいのか、それで、地元アニメイト。

で、中身としては、驚くほどいつもどおりの芦奈野さんの漫画でして。
独特のてろてろとして、まったり、ゆったりな世界観でいきていく人々が、相変わらず素敵。

今回は、イサキがシロさんにお使いを頼まれていった折に見た富士山に好奇心を刺激され、
途中から富士山へ向かう小旅行というか、少し地元を離れたお話に。
忘れ物を届けるという名目の元、カジカ、サヨリが後を追ったりと、
こちらも騒がしい感じに、楽しげ。

とはいえ、まず世界観の地面が10倍になった世界、というのがかなりあれなのですが、
それの余波を受けて、富士山の高さも10倍、3万7760メートルにって、凄まじい事に。
成層圏とかってレベルじゃないんですけど。
ていうか、その場合、エベレストとかどうなってるんだと小一時間。
横だけじゃないく、縦にも伸びているって。

などとどうでもいい突っ込みを思いつつ。
でも、折り返しのところに、芦奈野さんのことばで
「羽虫に乗った私たちにとって 空気の海は 流れるアメのように おっとりと重い」
というのがありまして、あぁ、なるほど、そういうことをやりたいのか、と納得。
つまり、地上が10倍になった、ということよりも、
むしろ、人の生活が、規模が1/10になった、という感じなんだろうな、と。
本当にいい空気感だなぁ、と。

びっくりするほど大きな雹に雷がなる風景とか、でかすぎる霜柱とかも、
素敵な描かれ方をしていて。ほんとに素晴らしい。

相変わらずの空気感で素敵。まったり楽しめる漫画でした。と。
続刊もこの後、富士山について、というか、そのあたりどうなるのか楽しみです。