旧(アイマスな)駄目人間の溜り場

(アイマスにはまってる)駄目人間の駄目な毎日。の跡地。

天と地の守り人

2010-10-03 17:07:58 | 
作者は上橋菜穂子。
守り人シリーズの最終巻。
いつもは毎年夏ごろに文庫になって1冊ずつでるのを買って読んでいるのですが、
今年は「蒼路の旅人」を読んであまりの続く、という感じに、いてもたってもいられなくなって、
仕方が無いので、最寄の図書館でハードカバーの奴を借りてきて読みました。
続きが気になってしょうがなかったので。

んで、内容。
「蒼路の旅人」から続いているというか、遂に神聖ヨゴ皇国とタルシュ帝国との戦争が始まり。
で、一方それを何とか回避もしくはうまいこと収めようと、チャグムは前巻の最後からの続きで、
ロタ王国に一人同盟を求めに行き。
バルサはチャグムが生きているという報を聞いて、ロタ入り。
タンダはタンダで兵士として戦場に借り出され、ともはや群像劇、戦記物の様相を呈して、
各々が新ヨゴ皇国とタルシュ帝国との戦争に巻き込まれ関わっていく。

もうほんとに大ボリュームで、すごいとしかいえないんですよ。
戦争に翻弄されながら、チャグムは同盟を求めてロタ、カンバルを回り、バルサはそれを追って。
ロタも国内に内紛の憂いを抱えて、カンバルも王とその側近に溝があり、
さらにタンダは兵士として前線に追いやられ、戦に借り出さて。
過去作の人、場所がほんとに網羅されている勢いで出てきて、盛りだくさん。
それに加えて、チャグムの帝との確執もクローズアップされていて、ホントすごい事に。

いや、もうまともな感想にならなくて申し訳ないんですけど、すごいとしかいえない。
チャグムとバルサの再会のシーンとか、チャグムと帝の決別の所とか、
読んでいて鳥肌が立ちまくりでやばかったです。
ほんと、すごい。としかいえなくて。

あぁ、もうとにかくすごかったです。
素晴らしい完結っぷりで。最高でした。

今号(Vol.480)の電プレと電撃4コマ。

2010-10-02 16:24:55 | てきとう
かいました。
まずは4コマ。
今回は「家族ゲーム」のある回。
なんですが、やばい。お隣さんの子供たちが新たにレギュラー入りをしたことで、
完全に誰がどういう関係かさっぱりわからなくなってしまった。
お隣さんのどれかではあることが分かるんですが、それぞれがどんな関係性のキャラなのか、
もはやさっぱり分からなくてどうした物やら。
単行本になってから整理するしかないのかな、と個人的にはちょっと放置気味。
ほんと、どうしよう。

後は、今回も「放課後プレイ」があって嬉しい限り。
今回も「シュナミ」と番外編ですが、3の男主人公の方が出ているので無問題。
お粥の食べ方が確信犯的にエロすぎるっていうか、涎とかなにやら垂らし過ぎです。
いいぞ、もっとやれ。
それにしても、「シュナミ」と、「しゅがみ」って似てますよね。
いや、だから何と言われても困るのですが。

他には、「USA」とか相変わらずといっていいのかどうか。
ついに、これPS誌と自分で突っ込みだすあたり、どうみても平野耕太リスペクト。
なんですが、せっかく麻雀やるなら、ひぐらしなり、咲なりもってくればいいのに、
と思わない事も無い。
他には、いちゃいちゃしすぎな「ふーふ」とか。
あのカップルは連続で見ているとどうにも甘すぎるので、途中に岡田さんとかのくだりがあると、
安心できるなぁ、と認識。なるほど。と。
なんかそんな4コマ。


そして本誌の方。
トリコの情報とか、TGSで出たICOやワンダと巨像のPS3リメイク?とか情報が出ていたり、
ディスガイア4の情報とかも。
ほんと、PS3買わないとなぁ、と思わせる情報がたくさんすぎて。色々と大変。

エースコンバットの次の据え置きハードの方の新作、アサルトホライズンが記事に。
個人的にどうなるのか結構不安な部分が多いのですが、
ちょっとこの辺はまとめて今度考えを書く予定。
公式サイトの河野さんの言葉読んだら不覚にもグッときたので。

後は、けいおん!放課後ライブ!!の攻略?記事が既に載っていたり、
既にエースコンバットX2の記事は無くてがっかりしたり。
SPミッションの攻略とかなにも乗ってなかったような気がするんですけど?

なんかそんな感じの本誌。
現在はエスコンくらいしかゲームしてないので特に大きな物も無く。

ACE COMBAT X2 JOINT ASSAULT

2010-10-01 13:53:28 | ゲーム
PSPでの、エースコンバット2作目。
ようやく、PSPが直ったのでプレイする事が出来ました。
今作は、実在のマップだとか、協力プレイ前提の仕様が前面に押し出されているとか、
零戦なんかのレシプロが使えるとか、
サウンドディレクターがアイマスでもご存知、大好き作曲家の椎名豪さんが勤めているとか、
エースコンバット2の音楽のリメイクとかがたくさんあるらしい、とか。
うっかりのせられて、エンターブレインの特典CD付きのを買ってしまった、とか、
色々とありますが、まぁ。

で、内容。
携帯機ながらもちゃんとエースコンバットをしていて、何気に空戦ミッションも多目。
ボリュームもそれなりで悪くない。
ストーリーも、製作者さんがインタビューで言ってましたが、意図的にわかりやすいように、
作ってあるので、「企業の起こす戦争」という3みたいな話ながら、
現実世界の話というのもあり、0みたいなわかりやすさもあり。
そういう意味では、悪くなかったです。

お話としては、7点くらいの及第点というか。

とはいえ、悪い部分がなかったわけでもなく。
むしろ、話や最低限のシステムとか、空戦とかができている分、駄目な所が目立っていまして。

例えば。
システムでいえば、現実世界を売りにしているはずなのに、フリーフライトがないような?
自分が出してないだけ?
せっかくだからミッション関係なくじっくりお台場とか飛びたいですし。
フリーミッションをするときに、いちいちキャンペーンでミッションをはじめてからフリーを、
選ばないといけないのが面倒くさすぎるとか。
フリーミッションなのに、前後のデモやムービーがオートで出てきて、
飛ばすにしても、読み込み自体が死ぬほど面倒だ、とか。
近作は加藤ディレクターの作品というかなので、2やXと同じように全体として、報酬が少ない、
というか、飛行機の値段が高めで、欲しい機体を買うのが結構大変とか。
(これについてはバランスのとり方だから別に一概に悪いというわけではないですが)
リトライして、途中から再開だと、途中までに撃墜したネームド機体とかが、
全部なかった事になるのはちょっといやだなぁ、とか。
むしろそれをちゃんと説明書に書いておいて欲しい。っていうか、パーツくらいは欲しい。とか。
機体の一部が協力ミッションでないとだいぶ後半にならないと入手できなくて、微妙とか。
(特に世間での人気高いF-15がそうとか、勘弁して欲しい)
ミッションの評価方法が、第一段階までで決まってしまう面が多く、
2次ミッションの緊張感がたりないとか。
アタッカーのF-15Eを買って最初の特殊兵装がSAAM、
ファイターのF-15 S/MTDを買って最初の特殊兵装がSODって、なんか選択おかしくない?とか。
ネームド機体は今回もたくさんあるけど、アサルトレコードは無いとか。
敵エース部隊が各方面のスペシャリストで、乗っている機体も個性の出たもの、
なんですが、こちらに戦いを挑んでくる時はそんなの関係の無いただの包囲攻撃だとか。


それにしても、ラスボスの機動だけは絶対に許さない。
もうほんと、あれだけは、初めてエスコンをプレイして投げました。
AC6のUFO機動や、0でのモビウスターンなど、色々と変態機動は見てきたし、
それにしても、耐えられましたが、あれだけは無理。
もう二度とあれとはやりたくない。そのぐらいいや。
何が嫌かって、ミサイルを撃ったら絶対にあたらない超機動でよける。
そのよけ方がどう見ても人間の機動でない上に、その間は当たり判定まで消失しているようで、
完全にミサイルじゃ落とせない。
もうね、馬鹿にしているのかと。小1日問い詰めたい。

0は馬鹿馬鹿しい設定だけど、正面からはミサイルが通るから、そうしろ。といわれ、
そのおかげもあって、西部劇みたいな頭の悪くてかっこいいラスボス戦があった。
6は確かにUFO機動でおかしかったけど、ECMの展開中は、偏差ミサイルで撃てばあたる程度に、
おとなしくなって、チャンスを見つけて撃てばあたる代物だった。
なんていうか、ちゃんとした弱点というものを残していました。

が、今回は通常ミサイル撃つだけじゃ絶対落とせない。
こっちは機銃しか対抗手段なくて、向こうは普通に変態機動でミサイルバンバン撃ってくるよ、
って馬鹿にしてんのかよ、畜生め!
もうほんとに、これだけは絶対に勘弁。二度とやりたくない。
ノーマルでやった後、ハードでクリアして、後エースが残ってるけど。


なんというか、色々と基本は悪くないだけに、微妙に足りてない部分が余計に気になる。
もちろん、全体としては悪くないのですけれど。

自分は協力プレイをいまだに一度もしていないので、そのあたりはまだ楽しめてないですし、
SPミッションも01だけで、02はまだやってないですけれど。

そんなこんなで、全体としては悪くないんですけど、一部気になるところがいくつか……。
システムは7点。
シナリオも7点。
空戦は携帯機ということを鑑みても悪くなかったので8点。(しかしラスボスは除く)
全体として7点。携帯機としては十分に楽しめるエスコンでした。と。(ただしラスボスはry)


最後に音楽について。
サウンドディレクターが椎名さんという事で、大分期待していたのですが。
自分の予想よりもかなり多く、エースコンバット2のサウンドが流用というか、
各所で使われていて、びっくり。
確かに熱くて、これはこれで中々いいのですが。
もうちょっと新しいサウンドを前に出してもよかったのでは?とも思う。
対ヴィルコラク遊撃隊戦とか、要所要所でAC2のサウンドが入って、
熱くて盛り上がるんですが、そのあたりでも、椎名さんのサウンドが欲しかった、と。

とはいえ、全体的にはいい感じに盛り上がってましたし、いい感じ。
「IN THE ZONE」の使いどころは?ってかんじでしたが、盛り上がりましたし。
ちゃんとしたCDでしっかり聞きたいものです。
いい加減、XとX2のサントラ出してください、ほんとに。絶対買いますから。

そんなこんなでした。
さて、今から全パーツ集めて、機体を買うためにお金溜めて、
SPミッションやって、歴代エースをフルボッコして、勲章全部集めてこないと。
やる事いっぱいだ。