作者は芦奈野ひとし。
本屋で名前言ったら通じなくてちくしょう、と思ったのですが、「ヨコハマ買い出し紀行の人」
といったら即座に通じた。つまりそういう人。しかしいいのか、それで、地元アニメイト。
で、中身としては、驚くほどいつもどおりの芦奈野さんの漫画でして。
独特のてろてろとして、まったり、ゆったりな世界観でいきていく人々が、相変わらず素敵。
今回は、イサキがシロさんにお使いを頼まれていった折に見た富士山に好奇心を刺激され、
途中から富士山へ向かう小旅行というか、少し地元を離れたお話に。
忘れ物を届けるという名目の元、カジカ、サヨリが後を追ったりと、
こちらも騒がしい感じに、楽しげ。
とはいえ、まず世界観の地面が10倍になった世界、というのがかなりあれなのですが、
それの余波を受けて、富士山の高さも10倍、3万7760メートルにって、凄まじい事に。
成層圏とかってレベルじゃないんですけど。
ていうか、その場合、エベレストとかどうなってるんだと小一時間。
横だけじゃないく、縦にも伸びているって。
などとどうでもいい突っ込みを思いつつ。
でも、折り返しのところに、芦奈野さんのことばで
「羽虫に乗った私たちにとって 空気の海は 流れるアメのように おっとりと重い」
というのがありまして、あぁ、なるほど、そういうことをやりたいのか、と納得。
つまり、地上が10倍になった、ということよりも、
むしろ、人の生活が、規模が1/10になった、という感じなんだろうな、と。
本当にいい空気感だなぁ、と。
びっくりするほど大きな雹に雷がなる風景とか、でかすぎる霜柱とかも、
素敵な描かれ方をしていて。ほんとに素晴らしい。
相変わらずの空気感で素敵。まったり楽しめる漫画でした。と。
続刊もこの後、富士山について、というか、そのあたりどうなるのか楽しみです。
本屋で名前言ったら通じなくてちくしょう、と思ったのですが、「ヨコハマ買い出し紀行の人」
といったら即座に通じた。つまりそういう人。しかしいいのか、それで、地元アニメイト。
で、中身としては、驚くほどいつもどおりの芦奈野さんの漫画でして。
独特のてろてろとして、まったり、ゆったりな世界観でいきていく人々が、相変わらず素敵。
今回は、イサキがシロさんにお使いを頼まれていった折に見た富士山に好奇心を刺激され、
途中から富士山へ向かう小旅行というか、少し地元を離れたお話に。
忘れ物を届けるという名目の元、カジカ、サヨリが後を追ったりと、
こちらも騒がしい感じに、楽しげ。
とはいえ、まず世界観の地面が10倍になった世界、というのがかなりあれなのですが、
それの余波を受けて、富士山の高さも10倍、3万7760メートルにって、凄まじい事に。
成層圏とかってレベルじゃないんですけど。
ていうか、その場合、エベレストとかどうなってるんだと小一時間。
横だけじゃないく、縦にも伸びているって。
などとどうでもいい突っ込みを思いつつ。
でも、折り返しのところに、芦奈野さんのことばで
「羽虫に乗った私たちにとって 空気の海は 流れるアメのように おっとりと重い」
というのがありまして、あぁ、なるほど、そういうことをやりたいのか、と納得。
つまり、地上が10倍になった、ということよりも、
むしろ、人の生活が、規模が1/10になった、という感じなんだろうな、と。
本当にいい空気感だなぁ、と。
びっくりするほど大きな雹に雷がなる風景とか、でかすぎる霜柱とかも、
素敵な描かれ方をしていて。ほんとに素晴らしい。
相変わらずの空気感で素敵。まったり楽しめる漫画でした。と。
続刊もこの後、富士山について、というか、そのあたりどうなるのか楽しみです。