旧(アイマスな)駄目人間の溜り場

(アイマスにはまってる)駄目人間の駄目な毎日。の跡地。

ケルトの神話―女神と英雄と妖精と

2008-05-27 18:00:57 | 
著者は井村 君江。前に読んだ「ケルトの薄明」の翻訳をしてた方。
その縁で読んでみました。

んで、今まで本当にさわりだけ知っていたフィアナ騎士団とか、クー・ハー・ランとか、ディルムッドの話とか。
アイルランドの神話がかなり時列系に簡潔にまとめられていてわかりやすい。
日本神話で言うと日本誕生から天皇の出現とかそういう流れに沿っている感じ。
よくわからなかった神々の血縁とか騎士団での関係とかもわかりまして。

文章も幻想的で読みやすくて素敵。
興味ある人ならものすごく楽しめるはず。とりあえず自分は楽しめました。

個人的にかなり気になっていたディルムッドとオディナの色恋話の詳細とか、
(ディルムッド16年は逃げすぎだろとか)
クー・ハー・ランの犬との由縁とか。
そのあたりを知れたのが分かりやすく読めたのでよかよか。

W.B.イェイツ作でこの著者の井村さんの翻訳の残りの本も読んでみたいところ。

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