トイレで
鼻唄を
唄っていると
なにやら
合いの手のように
室内から
ガサガサ
音が・・
不吉な予感を
抱きながら
室内に
戻ると
それは
見事に
的中していて
一面
クッキー
の
包み紙
と
慌てたであろう
小さな
欠片が
バラバラ・・
そう
犯人
いや
犯犬
は
いつもの
ワンコ
ホントは
怒らなきゃ
いけないのに
満足気に
舌舐めずり
しながらも
上目遣いで
見つめられたら
つい
吹き出しそうに
なっちゃうYO !
(犬を飼っているヒトは
解る筈(笑))
そもそも
それも
想定出来るのに
置いてた
ワタシも
悪いよね
しかも
今日は
掃除機かけ
サボッちゃおう~
そんな
怠けゴコロを
見透かされたのかな
ピンチはチャンス
逆境は成長
そんな
大袈裟なコト
じゃ
ないけれど
ぼんやり
生きてたら
逃すモノ
には
ラッキー
や
ハッピー
だけじゃなく
ピンチ
や
アクシデント
も
含まれていると
想う
そういう時にこそ
守るモノ
や
貫くべきコト
が
見えてくるから
逆境 come on !
気分転換に
ワンコを
散歩に
連れて行ったら
さぁ
掃除機を
かけよう
鼻唄でも
唄いながら
夜道を
ドライブしていると
背後に
パトカーが・・
えっ⁈
何の悪事が暴露た⁉︎
ワタシなりの
黒歴史が
走馬灯のように
駆け巡ったけれど
お縄頂戴レベルは
思い当たらず・・
ひとまず
深呼吸して
極上の笑顔で
迎え入れる
と
「ブレーキランプが
片方切れてますよ」
そう
爽やかに
告げられたのでした
尼寺に駆け込む
勢いで
近くの
ガソリンスタンドに
立ち寄り
見てもらうと
配線に
問題があるので
ディーラーさんへ
行かれてください
と
メガネ&つなぎ男子
が
ニコリ
クルマ
と
電気系
に
強い男子
には
めっぽう
弱い
アタイ
しかも
メガネ&つなぎ&鼻声
の
3大特典に
見送られ
ポォッと
一旦
帰路につきました
翌日
ディーラーさんにて
見てもらおうと
お邪魔すると
これまた
つなぎ男子現る!
(当たり前か)
不具合の
キーワードを
3つぐらい
聴いただけで
チャッチャと
故障箇所を
開け
分解し
磨き
また
元通りに
しまうと・・
あら!不思議!
ご機嫌ナナメだった
ブレーキランプちゃんが
閃いた!
と
云わんばかりに
瞬き出したのでした
「す、すごいですねー!!」
ムスコくらいの
若者に
サーの称号を
与えたいくらい
尊敬を込めて
云うと
「まだまだ勉強っす」
そんな
謙虚ながら
前向きな姿勢を
ビジュアル系バンド
みたいな
前髪を
オイルで
真っ黒になった
手袋で
触りながら
照れ隠しなのか
若者は
呟いた
・・・キュン
「いまどきの若者」
は
生きづらいと
想う
勝手に期待されたり
勝手に冷やかされたり
勝手に甘えん坊扱いされたり
生きた年数だけで
熟成度を
諮ろうとするのは
そもそもの
間違いなのに
みんな
いままでの経験を
知識に変換させながら
失敗したり
恥をかいたり
口惜しい想いを
した分
だけ
きっと
前に進めるんだ
バードモナミにも
若者たちが
やってきては
本を読んだり
音楽を聴いたり
時には
やさしく
コトバを
交わし合ったり
各々の
愉しみ方で
ひとときを
過ごしてくださる
多くを語らずとも
然とした
ビジョンを
持ち
とても
丁寧な
コトバは
説得力すら
感じさせる
引き上げてあげなきゃ
いけないであろう
立場なのに
教わるコトの方が
多くて
申し訳無くも
想う
あの頃
憧れていた
オトナたちの
世代に
すっかり
なってしまったけれど
躓き
もがきっぱなしな
毎日を
送っている
ワタシこそ
開き直らずに
云わなきゃな
「まだまだ、勉強です」
と