南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

年賀状ありがとうございました

2010-01-02 10:11:04 | Weblog
毎年みなさんからもたくさんの年賀状をいただきます。
ほんとうはいただいた皆さんにはすべてお返しすべきでしょうが、数年前から無精をしています。
200枚を年末に出して予備に20枚ほどを残しておきますが、それを超える分は来年に回させていただいたりしています。
ということで失礼させていただいた方々には、このブログを通して今年の賀状をお渡しします。
私の賀状には例年、写真を1枚選んだ上で、メッセージを書き上げます。
今年選んだ写真は、昨年訪れた京都の法然院の山門です。
1680年建立された萱葺きの山門です。

「綱吉の時代に生まれて、八百屋のお七の噂を聞いて苦笑し、芭蕉の句に感動し、
赤穂浪士の仇討ちに驚き、坂本竜馬や西郷隆盛らを知り、明治維新を楽しみ、
原爆投下の呻き声に耳をふさぎ、東京五輪の号砲契機に経済復興する姿を見て、
オイルショックや阪神淡路大震災からも立ち上がる雄姿に喝采をおくり、
そしてまた100年に一度の危機を迎えたと大騒ぎする人々を見て呆れている。
萱葺き屋根も幾たびか葺き替えたが、これからも時代とともに生き続ける。
今年もよろしくお願いいたします。」

女房に言わせれば、「何を言っているのか判らない、人騒がせな賀状ですね」。