南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

ぴんぴんコロリ

2013-06-30 15:40:44 | Weblog
だいぶ疲れが溜まっていますが、それでも散歩することを怠けたらそのままズルズルになりそうですから、今日も頑張りました。
以前山の中に埋もれていた「お稲荷さん」にまずは参拝。

安倍川の土手がメインの散歩道です。

田んぼのきれいな緑に心が洗われます。

私が歩くのは健康で美味しい酒を飲むためですが、先へ行く近所のお年寄りの散歩の目的は“ぴんぴんコロリ”だそうです。
「朝起きたら逝ってれば最高だね」と話してくれました。
さすがは含蓄のあるセリフですね。

釣堀から逃げた鯉でしょうが、丸々と太っていました。

歩くとなにかが見えてきて面白いですね。

鋭気を養ったところで、さて明日も頑張ろう!

みんなで行く道

2013-06-29 22:39:18 | ユニオン
私のバイブルでもある「連合評価委員会最終報告」の最後はこうまとめられています。
「連合は常に自己の原点に立ち返り、自己を変革することによって、この社会の危機を変革する歴史的使命を果たさなければならないのである」

今日は湖西市で地協役員との「対話集会」
テーマは「この、しんどさをどう乗り越えるか?」
なにごともそうですが、自分一人が頑張ればなんとかなる目標ならいいのですが、社会運動の類となるとそうはいきません。
遠くまで行くためにはみんなで行くしかありません。
だからこうした地道な「対話集会」が必要です。
今年で3年目となる「対話集会」ですが、社会運動は永遠に続きます。



「対話集会」終了後の懇親会に参加したみなさんです。
私が手にしているものは、「1万歩クラブ」の参加誓約書です。
決して強制したものでないことは、みなさんの笑顔でわかると思います。
誓約書は後日アップさせてもらいますが、楽しい「対話集会」でした。
懇親会に参加できなかったみなさんも「対話集会」では本音で語っていただきました。
湖西地協のみなさんに心から御礼申し上げます。

なぜ応援するのか

2013-06-28 22:08:26 | 政治
21日の「しんば参院議員国政報告会in湖西」26日の「しんば参院議員国政報告会in静岡」に続き、今宵は「「しんば参院議員国政報告会in焼津」でした。

私がなぜ「しんば参院議員」を真剣に応援するのかを、それぞれの会場で思うがままに訴えてきました。
もちろん基本的には、働く人たちの立ち位置にある政策を実現してもらうためですが、私の思いは何よりも彼の人間としての魅力に惹かれるからです。

まずは、彼の政治に対する原点、志が12年前からすこしも揺らいでいないところです。
ふたつめは、いつも自分のことは後回しにして、とにかく他人のために働くところです。
そしてみっつめ、これこそが最も大切なところですが、信義に厚くて絶対に裏切らないことです。

野田前首相が先日の国会討論で安倍首相にこう迫りました。
「だました人が悪いのか。だまされた私が悪いのか…」と。

普通の政治家は“だます”ことが悪いとはこれっぽっちも思っていません。
しかしそんな政治家の中にも「しんば賀津也」のように嘘をつかない、裏切らないほんものの政治家がいます。
だから私は自信を持って20万組合員に「しんば賀津也」を推薦できるのです。

いつも行くお蕎麦屋さんで昼食を食べていたら、隣に座った大学生らしき3人組が選挙の話をしていました。
どうやらそのうちの一人は県知事選挙の投票に行かなかった模様です。
「…だってどんな人物か分からないし、なにをやろうとしているのかも分からないから、投票しようがないじゃん」
『新聞読めばすこしは分かるよ。まずはそこからだろ』
「だって新聞なんてとってないもの」
『ネットで電子版の記事を読めばいいじゃない』
「政治のことなんて検索しないもの…」

横から口を挟むこともできず、どうすりゃいのかなあ…と蕎麦を飲み込みながら考えました。
どうすりゃいいんですかねえ?

“やらされ感”より“やりたい感”を

2013-06-27 13:06:53 | ユニオン
またひとつ地域の活動拠点が誕生しました。
榛南地区労福協の新事務所です。


ここに集う団体は、「榛南地区労福協」「志太榛地域労福協」「榛南地区退福協」「榛南地区グリーン友の会」です。
挨拶で述べたことは、
『私たちの目指すところは明確です。
それは「連帯・協同でつくる安心・共生の福祉社会」です。
そんな福祉社会をこの地域につくりあげるために、労金会員の拠出による「地域役立て資金」を利用させていただいて、この拠点が誕生しました。
さてここから何をスタートさせるのか?
それはみなさんでよく話し合って、みなさんが“やりたいこと”をやってください。
ただしそれは私たちの目指すもの「連帯・協同でつくる安心・共生の福祉社会」から外れたものでは困りますが…』

さてどんな活動が生まれてくるか、ワクワクしながら待ちたいと思います。
住所は、榛原郡吉田町片岡617-1(Tel 0548-28-7833)です。


東部活動の新拠点

2013-06-26 13:31:49 | ユニオン
永らくお世話になっていた沼津市杉崎町の通称「ふれあい会館」、老朽化し雨漏りや耐震性にも問題が出てきました。
そこで地域のみなさんがずいぶんと苦労をされて、新拠点を探し回ってくれました。
これまで何ヵ所もの候補が出てはきましたが、いずれも“帯に短し襷に長し”でなかなか決まりませんでした。

そしてとうとう沼津駅から徒歩10分の絶好地に新拠点を求めることとなりました。
これが新拠点です。



本日10時からの開所式には、労金の加藤理事長はじめ、地域の役員さんも大勢駆けつけてくれました。
素晴らしい環境下で、いよいよこれから新しいスタートを切ります。

新住所は、沼津市新宿町9-6 佐藤ビル1階です。
お近くに来た際にはぜひお寄りください。


原点に戻る“しんどさ”

2013-06-25 17:06:35 | ユニオン
静岡県労働金庫の総会がありました。
来賓として次のようなご挨拶をいたしました。
『…今年は記念すべき創立60周年、重ね重ねおめでとうございます。
最近どこへ行っても「原点はなにか?」「原点に戻ろう」と呼びかけています。
ところがこの原点に戻るということの“しんどさ”ときたらもう半端ではありません。
だから今年の対話集会のテーマは「この、しんどさをどう乗り越えるか?」です。

労金創立当時の社会はどうだったでしょうか?
それに比べれば現在は豊かになって、もう労金の社会的存在意義は薄れたのでしょうか?
私はそう思いません。
ここにいるみなさんも今は豊かかもしれませんが、明日はどうなるかわかりません。
5年前「2007年問題」が取り沙汰されて大騒ぎし、年金支給年齢を65歳まで繰り上げて、その問題を先送りしました。
そしていよいよこれからの3年間で800万人の働き手が、年金受給者になだれ込んできます。
これに対して生まれてくる赤ちゃんは、3年間で約320万人です。
どう考えても現役世代の“しんどさ”はより深刻になり、貧困はますます広がります。
そうなってはいけないからどうするか?社会の「貧困」とどう立ち向かうのか?
もの凄く“しんどい”作業です。

人口も減り始め、2015年には日本の世帯数は5060万世帯のピークを迎え、15年後の2030年には4880万世帯と急減します。
労金融資の中心である住宅ローンの将来はどうなりますか?
他方カードローンでは低利の労金カードが伸び悩む一方で、他社の高利のカードローンを組合員の5人に一人が利用していると聞いています。
どうしちゃったんでしょうか?
これだけの仲間がいれば、みんなで考えればなんとでもなるはずです。

先日の対話集会では、それぞれの“しんどさ”を乗り越えた体験談を語り合いました。
総じていうとその答えは「一人で抱え込まない」ことでした。
みなにその“しんどさ”を打ち明けて、みなでその“しんどさ”を分かち合うことでした。
まさに「連帯と協同」の考え方です。
どうぞ名実ともにすばらしい静岡労金を、「連帯と協同」の力で実現させてください』

プリズム

2013-06-24 17:20:38 | Weblog
CIA元職員のスノーデン氏の内幕暴露が大問題になっています。
暴露情報は「NSA(国家安全保障局)では日常的に米国民の通信を傍受している」というものです。
まるで映画のような話ですが、やはり本当にあったんですね。

「プリズム」とはこの通信データ収集プログラムのことです。
グーグルやアップルやヤフーなどの大手ネット通信業者のサーバーに入り、電話の通話記録やネット上の個人情報を閲覧できる仕組みのようです。
この閲覧(のぞき見)に大手業者がどこまで関与していたのかは不明ですが、「プリズム」を利用して特定の単語や特定の組織・個人に焦点をあてていたのではないかと考えられます。

この傍受問題についてNSA長官は「これらによる情報収集でいくつかのテロを阻止した」と具体例を示し、国民の理解を求めています。
さてみなさんはこの問題についてどのように思われますか?
米国世論も分かれている模様ですが、オバマ政権の支持率は急降下しました。
政府の活動は度が過ぎているという考え方と、国民の安全を守るのが政府の義務であるからやむを得ない、という考え方、これもまた国民の選択肢の問題です。

さて日本ならばどんな議論が巻き起こるでしょうか?
衆院選で「TPP断固反対」を貫いた農協は県知事選挙では、与党に返り咲き舌の根の乾かないうちに「TPP賛成」に鞍替えした自民党の支持した候補者の推薦を決定しました。
どうやら農協は「TPP断固反対」ではなく、「自民党断固推薦」が組織の鉄則ですね。
政策抜きで自民党を組織的に応援する農協も不可解ですが、各政党にも分かりにくいところがいくつもあります。
憲法改正にしても原発問題にしても今の日本の大きな選択肢です。
国政選挙における政党選択は、これらの問題を抜きにしては成り立たないと私は思います。
しかし自民党の中にも憲法改正に反対の議員もいるし、民主党の中にも原発再稼働賛成の議員もいます。
もちろん連合の中も同様ですから、農協の悪口を言えません。
すっきりすればいいのでしょうが、選択肢のテーマがあまりに大きすぎて、一時に整理はできません。
こんな究極の選択を有権者に迫る時は、政党が選択肢を示せないならば、農協も連合も組織推薦はすべてやめてひとりひとりの判断に委ねることも一手かもしれません。
しかし…利権集団はきっと抜け駆けするからできないんでしょうね。

今夏の参院選のテーマ(争点)は果たしてどうなるんでしょうか?
川勝さんが圧勝した県知事選挙は、川勝県政1期目の実績が問われましたが、それは争点とはなりえず49%の低投票率でした。
昨日の東京都議選はアベノミクスの評価を買われての自民圧勝でしたが、これも争点となり得ず43%の低投票率でした。
この延長戦上に参院選があるとしたら、またまた国民の選択肢を先送りするつまらない選挙戦になり、低投票率が懸念されます。

それにしてもここまできても問題を先送りするという…ほんとうに大変な、困った時代になったものです。

なぜですか・・・?

2013-06-22 20:59:52 | Weblog
昨日、しんば賀津也参院議員の国政報告会が湖西市民文化会館でありました。
会場へ向かう途中に維新の会候補者差し替え騒動が勃発。
話を聞いてみると、どうやら謀略者の生贄にされたのは私の知り合いの若き青年社長でした。
今朝までそのことでちょっとバタバタ…見知らぬ生贄なら関係ありませんが、可哀想でなりません。
◯◯さん、なぜだったんですか?
あなたがとった行動にあなた自身のしっかりとした強い動機があるならば、私はそれも良しとしますが…心配でなりません。

今日は心機一転、浜北で「対話集会」。
今回のテーマは「この、しんどさをどう乗り越えるか」です。
なぜ、今回のテーマをこれにしたのでしょうか?
それにはちゃんとした理由と目的があるんです。

それは…各地域の対話集会で私の口から述べさせていただきますが、対話集会終了後に富士山世界文化遺産登録、しかも三保松原まで含めての登録決定の報道に皆で万歳しました。

懇親会終了後の皆の気持ちはひとつになりました。
困った時、悩んだ時には、ひとりで抱え込まないこと!
すべての答えはここにあるような気がします。

なにはともあれ富士山の世界文化遺産登録決定おめでとうございます。

どうしようもないこと

2013-06-21 13:05:05 | ユニオン
長い間生きていると忘れてしまいたいこともいっぱい出てきます。
しかしどんなに辛いことであっても“忘れてはならない”ことがあります。
6月21日はそんな“特別な日”です。

14年前の今日、単組委員長として勤めている会社で死亡労災事故が発生しました。
狭い職場で作業性の悪い環境であることは私自身も承知していました。
もちろん職場環境の改善は求めていましたが、まさかこんな事故が起こるとは思いも寄りませんでした。
トラブルを起こした製造機械の搬送部分での挟まれ事故でした。
社長に直談判し全工場の操業停止を求め、全ラインの安全チェックをさせましたが、失われた命は戻ってはきません。

事故に合われたのは、製造ラインの班長をしていた真面目な青年でした。
その後の調査で分かりましたが、機械トラブルは頻繁に起きていた模様で、簡単に治るために早く復旧させようと機械にもぐりこんだ拍子の事故です。
残された家族の悲しみ、結婚をまじかに控えた恋人の悲しみ、帰らない人となった彼の思いを考える時、何年経とうと悔やんでも悔やんでも悔やみきれません。

どうしようもないことですが、そんな私自身のどうしようもなさを、多くのリーダーと共有してもらうことしか今の私にはできません。
そのことが労災事故の再発防止につながるよう、そして2度と死亡労災事故など再発させないという強い覚悟を、私の後に続く後輩たちに求めるものです。
どうぞお願いします。