初めて参加する社民党静岡県連の旗開き。
見知った顔も何人かいましたが、ほとんどは初対面でした。
昨年は社民党の皆さんにも支援いただいて県知事選や総選挙で勝利できました。
そんな気持も込めてご挨拶いたしました。
『昨年は大変お世話になりました。
おかげさまで念願の政権交代を果たすことが出来ました。
しかし大切なのはこれからです。
連合としてもっとも懸念するのは深刻な雇用状況です。
失業者は３４０万を超え、しかも１年以上の長期失業者も１００万人、雇用保蔵（企業内の過剰雇用者）６００万人という最悪の状態です。
このまま改善されないとすれば、いつか来た不幸な道へ舞い戻るやも知れません。
あの大恐慌を終わらせたものは、世界大戦であったことを疑う経済学者はおりません。
私たちは二度とあの不幸な戦争を起こしてはなりません。
だからこそ産業革命的な雇用創出に向けて、社民党も声を大にして叫んでいただきたいと思います。
もうひとつお願いを。
普天間問題について社民党の考え方をきちんと伝えていただきたいと思います。
日米安保条約全体が問題なのか、それとも安保条約には賛成するが第６条に規程されている行政協定（日米地位協定）を問題としているのか。
さらにいえば日米地位協定の第２条にあるアメリカ軍基地の提供に全面的に反対するのか、それとも国内にたくさん（８５）ある基地の中の普天間基地だけの返還を求めているのか、私にも分からないように多くの国民も分からないと思います。
そのことが理解できて共有できたとすればさらに連携は深まると思います。
どうぞよろしくお願いいたします』