南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

ipad

2012-03-31 19:24:58 | Weblog
モバイルPC「勘助」を購入したのは2009年4月でした。
イーモバイルを契約するとPC購入補助金がでるというので、それに釣られての衝動買いのようなものでした。
使い勝手などはあまり考えなかったのでいつしか使わなくなりました。
キーボードが小さくて、しかも立ち上がるのに時間がかかるんですよね。

最近は出張先でのブログ更新も携帯電話を使いますので不便を感じません。
しかしなんとなく物足りないところに「ipad」なるものが流行してきましたから、ちょっと目移りがしていました。
加えてネット接続も「Wi-Hi」なるものがでてきて、無線ルーター式でずいぶん便利です。

イーモバイルでも無線ルーター式の契約に切り替えることができることを知りました。
さっそく問い合わせてみましたが、契約切り替えの場合には「ipad」購入補助金はでないとのこと。
そうなると「ipad」を単体購入するしかありません。
ところが単体購入できるお店が見つからないので、酔った拍子にネット注文してしまいました。
注文したのは「iPad 2 Wi-Fiモデル 16GB 」です。

今日の午後、私のもとに届きました。
なかなかいいですね。
家のPCの「iTuens」とも連動して楽曲が共有できます。
IT技術の進歩はすごいですね。

消費税の行方

2012-03-30 07:41:52 | 政治

国民新党の亀井代表が連立政権を離脱する意向を表明しました。
しかし所属議員が無所属で政権に参加することは認める(?)という不可思議な話もあります。
・・・ということは、国民新党が分裂していくということでしょうか?
野田総理は今日も亀井代表と話し合うとのことですが、果たして野田さんの覚悟はできているでしょうか。
閣議決定して法案提出しても否決は免れないでしょうし、そうなれば解散総選挙。
法案提出ができなければ指導力不足で退任に追い込まれます。
さあいよいよ大詰めです。

日本の政治が消費税増税の是非で真っ二つに割れています。
素直に考えれば、高齢化で年々膨張する社会保障費をまかなうためにも消費増税は待った無しです。
またこの新聞記事にあるように国債リスクも高まっています。

さて素直に考えればそうなりますが、そうならないのはなぜでしょうか?
国民的には政治や行政に対する不信感が邪魔をし、政治的には政争の具とされて、行政的には官僚・公務員パッシングで身動き取れません。
このゴタゴタを横目に世界は毎日激しく動いています。
昨日、ガソリンを入れたらリッター160円を超えていました。
中東リスクはますます高まっていますし、世界は日本のことなどお構い無しで動いています。
ほんとうにこんな馬鹿げたことをやっている場合じゃ無いはずなのに…心底からこの国の行く末が心配になってきました。


雇用創出民間アイデア募集中

2012-03-29 17:34:29 | ユニオン

リーマンショック直後から、県内の雇用状況は最悪の状況に陥りました。
一番酷い時は「求人数-求職者」の人数(すなわち職にあぶれる労働者)が、4万5千人近くまで増加しました。
希望する職がなければ働かない人もおりますから、当然失業者はそれ以上です。
現在は少し上向いてはきましたが、それでも6万人の失業者がおります。
それに対しての求人数は5万人ですから、約1万人の“あぶれ労働者”が現在もおります。

なんとしても雇用の場を創出しなくてはなりませんので、国や県の財政支出による「緊急雇用事業」が今年度(24年度)も提案されました。
おそらく今年度の雇用創出事業が最後だと思われますので、本日開催された「雇用創出事業第1期民間提案募集説明会」に参加させていただきました。

今回の特徴点は、緊急雇用創出プランではありますが、東日本大震災復興債の財源を使いますので、「震災等緊急雇用対応事業」となっています。
“震災”の冠つきですから被災求職者が雇用されること、そうでなければ3.11以降に失業した者を新規に雇用することが条件です。
一提案につき事業費が5千万円以内であることなどの、詳しい募集要件は県のHPでご覧ください。
連合静岡としても協働するNPOのみなさんとも相談していき、できうるならば参加してまいりたいと思います。
興味ある方々もぜひふるって参加ください。


春先のホーホケキョ

2012-03-28 17:16:37 | ユニオン

朝、出がけにホーホケキョの美声が聞けました。
(これは幸先がいい)と思わずニンマリ。
今日は定期的に受けている精密検査の日です。
この半月間これほどの健全な生活を過ごしたことはありませんから、自信満々で検査に臨みました。
しかし・・・結果は「改善の成果は×××」の一言で・・・ホーホケキョはどこかへ飛んで行ってしまいました。

静岡新聞に連合静岡が創設した「人材育成へ未来塾創設」の記事が掲載されていました。

飛んで行ったホーホケキョが舞い戻ってきました。


“15minセミナー”にトライ中

2012-03-27 17:22:06 | ユニオン

教育活動の充実が今年度の重点活動です。
「Workers Library」の教育カリキュラムも意識して“15分”の時間枠で説明できるよう工夫しています。
“15分”の時間に拘るのは、単組活動で職場に出向いて説明することが可能な最大時間だと判断するからです。
ですから提供する資料もシンプルなものでなくてはなりません。
昨日の某単組会議や今日の事務局会議でも、その“15minセミナー”にトライしてみました。

今日のテーマは「これからの資本主義」です。
下の資料を用いてこんな話をしました。
1、行き過ぎた資本主義は、弱肉強食の市場万能経済を生み出した。
2、実物資産の裏付けのないマネーが暴走し、巨額の年金消失問題を起こしたAIJ投資顧問事件などを引き起こしている。
3、今、世界中のお金はダブついていて、実体経済の成長に必要なお金よりも、100兆ドル以上余分だという。
4、余ったお金は市場でさらに増殖しようと暴れまわっている。AIJ事件もそういう環境下で起こった。
5、世界経済の安定化のためには、こうした投機マネーの取引は好ましくない。
6、これからは、実物資産と連動するお金の取引ルールや 、助け合いを標榜するような「道徳経済」が求められる。
7、しかし、私たちが進む道は共産主義ではない。

やってみて初めて分かることもたくさんありますし、たかが15分、されど15分です。
他の人に思いや考えを伝えることはほんとうに難しいですね。


ベートーヴェンの生涯

2012-03-26 22:39:52 | 読書
ベートーヴェンの生涯 (岩波文庫)
クリエーター情報なし
岩波書店


日曜日のラジオ番組で26日がベートーヴェン没後185年と知りました。
その番組ではロマン・ロラン著「ベートーヴェンの生涯」をも紹介していましたので、書店で購入し命日読書を楽しみました。

ロマン・ロランは序文でこう述べています。
「理想もしくは力によって勝った人々を私は英雄とは呼ばない。
私が英雄と呼ぶのは心に依って偉大であった人々だけである。…
とにかく彼らは試練を日ごとのパンとして食ったのである。
そして彼らが力強さによって偉大だったとすれば、それは彼らが不幸を通じて偉大だったからである。
だから不幸な人々よ、あまりに嘆くな。…
われわれが彼らの眼の中に彼らの生涯の中に読み採ることは、・・・・・人生というものは、苦悩の中においてこそ最も偉大で実り多くかつ最も幸福でもある、というこのことである」

ベートーヴェンは辛い子供時代をおくっています。
彼の音楽の才能を父親は食いものにしました。
11歳の時に劇場のオーケストラの一員となり、13歳でオルガン弾きとなります。
17歳になると一家の生計をすべて背負うこととなりますが、彼の肉体も精神もどんどんと病んでいきます。
25歳過ぎたころから夜も昼も絶え間ない耳鳴りに悩まされて作曲家にとってこれ以上の苦しみがないほどに追い込まれ、さらには愛する恋人も彼の元を去っていきます。
(この彼女に捧げた曲が有名なピアノソナタ「月光」です)
病気で弱った魂に追い打ちをかけるようなこの事件で彼は破壊寸前まで追い込まれます。
彼のそんな呻きは一通の手紙(ハイリゲンシュタットの遺書)に書き綴られていますが、彼はなんとか絶望の危機を乗り越えました。

しかし彼の難聴はますます進行し、45歳(1815年)になった時には他人との会話も筆談に頼るしかなくなりました。
自己の内部へ閉じこもり一切の人々から切り離された彼はただ自然の中に浸ることだけを慰めとしました。
そんな彼から素晴らしい音楽が紡ぎだされていきます。
どうしてそんな奇跡が起きたのでしょうか?
「現在があまりに辛ければ、魂は過去の追憶によって生きる。
それらの日々の輝きはすでにそれらが無くなっている現在にもなお長く残って照り続ける。ウィーンにいて孤独な不幸なベートーヴェンは生まれ故郷の追憶の中にその隠れ家を求めたのである」
すべての音を無くしたはずのベートーヴェンだったが、彼の心の中にはライン河畔の田園風景とともにすべての音が残されていたのでしょう。

1824年に完成した「交響曲第九番」は、日本でも年末の風物詩となっている彼の代表作です。
この曲を指揮したとき、会場全体に響き渡った雷鳴のような喝采も、彼の耳には届きませんでした。
「交響曲第九番」の演奏を聴いた聴衆は気狂いじみた感激を巻き起こして、多数の聴衆が泣き出していたといいます。
歌唱者のひとりが彼の手を取って聴衆の方へ向けさせたとき、初めて彼はそのことを知り、感動のあまり気絶してしまったとのことです。

あらためてベートーヴェンの名曲「交響曲第九番」を聴いてみましょう。
その素晴らしい楽曲が生まれてきた奇跡をぜひ感じとってみましょう。

花見代りの蕾見(つぼみみ)

2012-03-25 11:15:58 | Weblog
散歩の足を少し伸ばして、足久保の土手沿いにある桜並木をチェックに行きました。
来週の日曜日(4月1日)しか私の空き日がないため、その日に花見酒ができるかの事前調査です。
今年は開花が遅れているとのことでしたが、やはり来週にはちょっとどうかな?という具合です。

私と同じように開花を待ちわびている鳩が一羽。

でも蕾の見物もなかなかいいものですね。
桜の花がいまにも飛び出てきそうで、想像するだけで楽しくなります。

いよいよスタート“連合未来塾”

2012-03-24 22:19:18 | ユニオン
いよいよ連合未来塾がスタートします。
今日は第1期生を交えての開塾式が行われました。
定員は20名ですが、所用があって欠席の2名をのぞく18名が参加しました。

本日の開塾式には平野県労福協理事長、加藤労金理事長、佐竹全労済本部長もゲスト出演していただき、開塾に花を添えていただきました。
この連合未来塾の“塾”という言葉には、私自身の強いこだわりがあります。
それはたんなる知識を学ぶ“場”ではなく、人間関係の中で学ぶ“場”というイメージを大切にしていきたいからです。
人は人間関係の中で傷つき、人間関係の中で成長していきます。
人は人から学びとることが第一番ですし、どんな人からでも学ぶことができます。

今年スタートする連合未来塾、毎年20名ずつの定員で開講していきますが、卒業しても同期生との人間関係を保つような仕組みを考えています。
またそれぞれの期生が交流できるようなシステムも2年目からは考えていきたいと思います。
この未来塾が10年続いたときにきっと“なにか”が生まれると思うとワクワクしてきます。

1年目の今日、そんなワクワクする時間を塾生と共に過ごすことができました。
きっと素晴らしい塾が誕生したと思わずにはいられません。
結果は、10年後を待たねば見えないかもしれませんが、幸せな一日でした。

ありがとう、感謝します。
明日もいい一日でありますように…。

日産 驚異の会議

2012-03-23 22:12:20 | 読書

マネジメントに関する本は次から次へと書店に並べられますが、総じていえば評論家の本よりも自分自身で経験した生の素材をもとに書かれた本のほうがためになります。
元NY市長だったルドルフ・ジュリアーニ氏の書いた「リーダーシップ」が私にとってのマネジメント本ですが、この「日産 驚異の会議」もなかなか勉強になりました。

日本的な会議システムは結論が出るまで時間がかかります。
そこでその欠点を克服し、その日のうちに結論まで達する「1日集中討議」のノウハウを、この本ではまとめています。
いくつかの手法が紹介されていましたが、間違った結論とならないように、一つの問題を原点に「なぜ」「なぜ」と原因を深めていくことで参加者全員の意識を高めていきます。

また驚くべきことに、意思決定者は会議の本体に参加しません。
会議で意思決定者が発言すると、その発言によって他の社員が影響を受けるからだといいます。
これにより自由闊達な討議が実現しますが、そこまで社員を高めることがまずは先決問題ですね。
参加者全員には意思決定者と同等の意識を求められます。
きっと日常の仕事の中でのOJTにこそノウハウが隠されているやもしれません。

日産 驚異の会議 改革の10年が生み落としたノウハウ
クリエーター情報なし
東洋経済新報社

円安の行方

2012-03-22 18:13:29 | 経済

ここ3か月間の日本円と米ドルの関係です。

こちらは日本円とユーロの関係です。

さてみなさんはどう受け止めますか?
円安の影響を受けて足元では株価が1万円の大台を回復しました。
株式市場では、円安=輸出企業復調=株価上昇が条件反射のようになっている感じもしますが、円安が良い局面ばかりとは限りません。

円高のメリットはあまり公言されませんが、原材料や燃料コストの低下に対して、大きな貢献をしていました。
特に原発がすべて停止すると火力発電に頼らざるを得なくなりますし、イラン情勢がこれ以上悪化することも考えられます。
ほどよい円相場とは…難しいですね。