南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

公教育を考える

2010-01-28 14:06:53 | ユニオン

静岡県教職員組合のご配慮で、毎年1回は地協のみなさんとともに「学校訪問」を体験させていただきます。
今日は藤枝市にある小学校を授業参観いたしました。
ALTを活用した外国語の授業風景は、昔風の「This is a pen」とは違い、子どもたちが本当に楽しそうに学んでいました。

終了後の学校長との懇談も勉強になります。
ちょうど昨晩は、衛星放送で「世界のドキュメンタリー 就任から1年・オバマのアメリカ」を見て公教育の荒れた現場に衝撃を受けたばかりでしたので、そのことに触れながら参加者代表しての挨拶をしました。
サブプライム問題の影響で教育費に回す予算が削られていくカリフォルニアの実態、これ以上教育現場を荒らすことはできないとして州政府は増税を提案しますが、住民投票で否決されてしまいます。
裕福な家庭は子どもたちを私立校で学ばせるようになります。
まさに親の経済格差が世代間で受け継がれていく構図です。

日本も何年か遅れでアメリカの後を追いかけてきました。
しかしこんな教育環境は絶対に真似すべきではありません。
そのためには“子どもは社会の宝”であり“社会全体で育てる”ことを、広く国民にアピールしていかねばなりませんね。

ちょうど授業参観中にSBSラジオで小西副事務局長が生出演。
事務所へ戻って録音テープで聞きましたが、外国語授業を受けている子ども以上に活き活きとしている感じでした。
来週木曜日はいよいよ、ベテラン花ちゃんの登場です。
楽しみですね、こうご期待を!