参議院選挙モードから切り替える間もなく、月曜・火曜と岐阜県まで出張。
連合東海ブロックの「政策研究集会」である。
各県持ち回りで開催している研究集会だが、投票日が延期される前からの予定であったため、日程的には最悪。
おかげでゲストに予定していた小沢党首も不参加で、皆がっかりしていた。
それでも忙しいなか準備くださった事務局のおかげで、なかなかいい研究集会だった。
特に印象に残ったテーマは「地域における定住外国人との共生の取り組み」である。
問題提起は連合愛知豊橋地協 草○事務局長。
外国籍を持つ児童数の割合が多い小学校Best3は1位:14.2%、2位:14.0%、3位:12.6%と聞き、思わず耳を疑った。
もうここまで来ている地域もあるのだ。
静岡県からは連合役員OBの杉○さんに参加いただき、自治会活動を通して多文化共生社会に向けての実践事例を披露いただいた。
自らが地域に働きかけ行政だけに頼らないで実践している姿は、会場の参加者に感銘を与えた。
その他にも、「仕事と生活の調和のとれた子育て支援の取り組み」「若者の就業促進と就労観育成の取り組み」「地球環境と共生するまちづくりの取り組み」について各県それぞれの活動報告を受けながら参加者との意見交換をもった。
惜しむらくは杉○さんのような具体的実践例が少なかったことだが、なかなかの刺激を受けて帰ってきた。