考えるのが好きだった

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今の子供は産業革命のころの子供?

2009年11月10日 | 教育
 必要最小限のことだけを効率的にさせられている今の子供は、ひょっとしたら、その昔、産業革命時代に炭鉱で効率の良さを目的に働かされた子供に似ているのではないか。
 今の社会は、なんでもかんでも「具体的に」を旗印に物事が行われているようだが、教育においても同様である。しかし、子供のころに「具体的に」と教え込まれた子供に抽象化能力は育たないだろう。「具体」は、その大元締めになるような「抽象」あってのものだからだ。
 具体ばかりを教え込まれた子供が大人になって有効な具体を生み出せる力を持つのだろうか。「具体」は羅列でしかないから、何の具体かがわからないと、新たなる具体は生み出せない。英語の文章で、for example が出てきたら、何の具体例かがわからないと文章は理解できないだろう。



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