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地図が読めない女のハイキング日記

山と温泉と季節の草花と

新潟・長岡花火    11.08.03

2011-08-06 14:08:52 | 甲信越
花火好きである。
長岡の花火は、2003年に一度行ったことがあったけど、
中越地震の前だったので、噂のフェニックスも、天地人も見たことがなかった。



花火好きの仲間が、桟敷申し込みで当選した。
木曽駒ケ岳行きで先日休んだばかりだし、気がかりな仕事もあるし、
行きたいけれど、無理かなあと迷いに迷う。・・でも、ええい、行ってしまえ!
会社を3時に早退し、長岡花火 弾丸日帰りツアー、決行だ。

前週末の新潟・福島豪雨で、信濃川の水位が上昇し、花火会場も水がついた。
桟敷席や仮設トイレが流されたというニュースに、開催はむずかしいのではと心配したが、
長岡花火の開催に携わる方々には、強い思いがあった。



戦没者慰霊、中越地震復興、
そして、今年の東北大震災、直前の新潟・福島豪雨で被害を受けた方への慰霊、復興。
さまざまな思いがこめられた花火だから、なんとしても打ち上げたかっただろうし、
応援する者としても、打ち上げてほしかった。

大会前日、会場の安全性が確認され、開催が決定した。やった~~!
この日の長岡地方は、夕方、雨が降ったそうだが、
雨のおかげで空は澄み、しかも適度な川風があり、絶好の花火日和に。



「打ち上げ、開始でございま~す」
長岡花火は、地元企業がスポンサーとなってあげる花火が中心で
還暦祝いなどのメッセージ花火などもあって、アットホームな雰囲気。
要所要所で、長岡名物の正三尺玉、フェニックス、天地人といった大物花火が入る。



この日の天地人花火は、
ひとつひとつの玉の完成度が高く、見応えがあった。
そして、復興祈願のフェニックスは、胸に迫るものがあった。
平原綾香のジュピターに合わせて打ち上がる、ものすごい量の花火。
これでもか、これでもか、これでもか、というほど。

打たれても打たれても、立ち上がりますよという強い意志が
伝わってくるような花火に、つい涙が出ちゃいました。

大会開催にご尽力いただいた方に、心から感謝。
いいものを見せていただきました。ありがとうございました。
ますます花火が好きになりました。


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長野・天竜川下り    11.07.31

2011-08-06 07:42:55 | 甲信越
前夜、ものすごい雷雨で、夜中も雨音で目が覚めるほどだった。
昼神温泉のある阿智村では、前夜、火祭り&花火大会があるということで、
夕食後、おでかけする予定だったのだが、突然の豪雨でお出かけは中止となった。

夜半、地震もあったりして、不穏な雰囲気の中、
天竜下りは大丈夫なのだろうか・・と心配していたが、あにはからんや。
この程度の雨では、天竜舟下りはびくともしないのだそう。



水かさは多いし、濁ってはいるけれど、
想像していたほどの「濁流」というほどではない。



水辺には、ダイサギや鵜などの水鳥がいたりして、
意外にのどかな感じ。



水の勢いがあるところでは、船の側面にあるビニールを持ち上げて、ガードする。
もっと水がかかるかと思っていたけど・・
船の前方に座っていた人は水がかかってたみたいだけど、
後方はぜんぜん大丈夫なのね。



この日は川の流れが速かったせいで、予定より速く、約30分で終点に到着。
川風が涼しく、気持ちよさにぼんやりしていたら、あっという間に着いてしまった。
もうちょっと乗っていたかったかも~。



終点につくと、クレーンが船をつり上げ、トラックに載せ、
陸路で上りまで戻るのだそう。
川の流れが速くて、舟では遡ることができないらしい。
舟くだりって、けっこう手間がかかるもんなんですね。

この後、ジャンボタクシーで飯田市内に戻り、お蕎麦やさんで打ち上げ~。
楽しかった2泊3日の旅も、これにて終了。
幹事さんの完璧な仕切りで、本当に充実した3日間でした。ありがとうございました!
ご一緒いただいた皆さま、お疲れさまでした~!!


飯田はリンゴの街なんですね。駅のステンドグラスにもリンゴのデザイン。


●交通機関
今回の旅、往復ともに高速バスを使用。行きは新宿~駒ヶ根、帰りは飯田~新宿。乗り換えもなく、快適、快適。お天気がよかったら、南アルプス、中央アルプスが車窓に広がり、もっと楽しいんだろうな~。新宿からは他にも、白馬や富士山方面など、たくさんバスが出てるみたい。これは使えそうですね。電車よりお安いのもうれしい~。




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長野・木曽駒ケ岳   11.07.30

2011-08-03 06:20:46 | 甲信越
朝5時起床。
目覚めてすぐ、窓の外を見る。ああ・・すごい霧!
天気予報は、霧、くもり、雨、雷。
「晴れ以外、全部!?」と、つぶやいたら、
宿の方が「そのくらい天気はめまぐるしく変わるんですよ」と。



そうかもしれない。
レインウエアを上下とも着込み、
雨も覚悟しつつ、午前10時まではもちそうという予報を頼りに、
朝6時、宿を出発。



八丁坂をのぼりはじめると、斜面にシナノキンバイの花畑。
霧で遠くまで見えないのが、すこぶる残念。



高度が上がると、ハクサンイチゲの群生も。
黄色や白のお花って、見てるだけで気分が明るくなるなあ。



千畳敷は標高2,612m、木曽駒ケ岳山頂は2,956m。
標高差300mのほとんどは、この八丁坂の上りでかせぐ。
多少空気がうすいので、歩きはじめは高山病チックな気分になるが、
歩いているうちに、身体も次第に慣れてくる。

 
クモマスミレ                            イワツメクサ



乗越浄土から中岳へ向かっても、岩場の道がつづくけれど、
よく整備されているので、歩きにくいところはほとんどない。



スタートから約1時間半で、中岳(標高2,925m)、到着。
ここで記念撮影をしているうちに、雲が薄くなり、日がさしてきた!



中岳を下り、木曽駒ケ岳山頂に向かう途中、
振り返ると、空にはおひさまがうっすら見えてきた。
おおっ、これは好転のきざし!



みるみる霧が晴れ、青空が広がってきた。
木曽駒ケ岳のほうに目をやると。おおおっ!



うっすら、山頂が姿を現した。
神様、ありがとう! 感謝します! ついてる~!
ほんの一瞬だけど、山の姿を見ることができました。
このお天気では無理と諦めていたので、めちゃうれしい~~。



山頂付近の砂礫地には、コマクサやヒメウスユキソウなど、
かわいい高山植物がたくさん咲いてました。
一生懸命歩いてきたごほうびですね。

 
コケモモ? イワウメじゃないですよね?               ウサギギク

 
チシマギキョウ                           ミヤマシオガマ

出発から約2時間で、木曽駒ケ岳山頂に到着!
わりとあっけなく着いた印象。
残念ながら、山頂は霧に包まれ、眺望なし。



記念撮影を終えたら、早々に下山開始。
のぼりがわりとラクだったので、下りは別のルートを通ることにする。

 
ヒメウスユキソウ



ところが、このルート、なんだか岩場が険しそう。
高所恐怖症なので、大丈夫かしらと心細くなっていたら、
案の定、よじのぼり系が待ち受けていました(汗)。



よいしょ、よいしょ。
荷物が軽かったからよかったけど、けっこうアドレナリンが出ました(笑)。



難所を終えて、ほっと一息ついていると、こんな看板が・・。
通ってきた道は、やっぱり難所だったんですね。
もうひとつ、「巻き道(危険)」って書いてある看板も立ってたけど、
巻き道なのに、難所って・・。
巻き道は、難所を回避するためにあるものだと思っていましたよ。



下山途中、雨が降ってきた。
降り始めたのが、もう残りの行程が読める場所だったので、余裕余裕。



花畑が見えてきたら、もう千畳敷。
往復約4時間。ほどよく、楽しい山歩きでした。
眺望があったらと思わずにはいられませんが、こればっかりはね。
中央アルプス、またどこか他の山も歩いてみたいな~。

●コース概要
所要時間 4時間
ホテル千畳敷6:00ー中岳7:30ー木曽駒ケ岳8:00(休憩20分)ーホテル千畳敷10:00

●宿泊
昼神温泉 日長庵 桂月
下山後、ロープウエイ、バスで駒ヶ根駅まで戻り、昼食にソースかつ丼&ビール! 昼食後、飯田線に乗って、飯田駅へ。駅からは宿の送迎バスで移動。
ここのお湯がとにかくいい。とろ~りとしたアルカリ性単純硫黄温泉。肌すべすべ~。ほんとにすばらしい。飯田って、ちゃんと来たことがありませんでしたけど、南アルプスと中央アルプスに囲まれた、夢のような場所なんですね。またこのあたりの温泉に泊まって、お山歩きしたい~。




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長野・千畳敷カール   11.07.29

2011-08-02 08:25:14 | 甲信越
ハイキングチームLAMNの夏山企画で、木曽駒ケ岳へ出かけた。
3年前に訪れたときは、日帰りだったので、千畳敷から眺めたのみ。
いつか登ってみたいな~と思っていたのだった。


ハイマツの向こうに見えるのが、今回宿泊したホテル千畳敷。

今回は、2泊3日のゆとりある行程。
初日はロープウエイで千畳敷に上がり、ホテル千畳敷に宿泊。
チェックイン後、高山植物の宝庫・千畳敷カールをのんびり歩く。



新潟・福島で豪雨となったこの日、
長野でも南に位置する木曽地方は、かろうじて雨粒は落ちなかったものの、
山は終日、霧の中。
時折、風が吹いて、さーっと視界がよくなる瞬間もあるんだけどね。

 
ミヤマアキノキリンソウ                     ヤマハハコ

 
シナノキンバイ                         クロユリ

 
チングルマ                           ヨツバシオガマ

この時期の千畳敷は、まさに百花繚乱。
特筆すべきは、アオノツガザクラとコイワカガミの群生。



こんなに大量のアオノツガザクラ、久しぶりに見ました。
こりゃ、すごいわ。



下界方向は霧が晴れて、青空が広がってきました。
空も明るくなってきたし、明日はお天気回復するかしら。



 
                            タカネグンナイフウロ

 
オオヒョウタンボク

霧が晴れたカールは、一面、お花畑。
遠く向こうに見えるのは、剣ヶ池。



コバイケイソウは、数年に一度、当たり年を迎えるそうです。
今年はどうでしょうか~。



剣ヶ池付近では、咲き終わっていたチングルマも、
少し登ったところでは、まだお花が残っていました。
ちょっとした標高差で、見られる花はこんなふうに変わるんですね。

 
花が咲かないとわからないけど、クルマユリ?    

 
ミヤマトウキ? ミヤマシシウド?                ゴゼンタチバナ

40分ほどの散策コースを、ゆっくり1時間半ほどかけて歩く。
お花を愛で、写真を撮ったりしていると、あっという間に時間が過ぎていきますね。

 

宝剣岳は依然として雲に隠れています。
さて、明日はいよいよ木曽駒ケ岳 登山。どうなりますことか。


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長野/群馬・湯ノ丸山     11.06.04

2011-06-05 11:34:55 | 甲信越
長野県と群馬県の県境にある湯ノ丸山(標高2,101m)に登った。
湯ノ丸山は、浅間連峰の西側に位置する、まぁるいお山だ。


正面に見えるのが湯ノ丸山。ほんとに丸くてかわいい山ですね。

標高1,732mの登山口まで車であがれるので、登るのは400mほど。
スタートしてしばらくは、平坦な道をのんびり歩く。



カラマツの林道が気持ちいい。
関東とは植生が違う場所を歩くと、遠くに来たな~と思う。



新芽の明るい緑で、林の中も明るく、みずみずしい印象。
カラマツの新緑って、きれいだなぁ。



オオカメノキも、あちこちに咲いてました。
このあたりから、登山道脇に、かわいい花がたくさんあって、歩くのがホントに楽しい。



とくに、イワカガミ。
大群生! とまではいかないけど、あちこちに咲いていて、
しかも、ピンク色が濃い気がする。


イワカガミ  色が濃く、赤っぽいものもありました     タテヤマリンドウ


ショウジョウバカマ?                      ミツバオウレン?



カラマツの林をズンズン進む。
自転車が通れそうなほど、歩きやすい道。
この時期でも、2000m級の山歩きはさわやかで気持ちがいい。



さらに進むと、正面に烏帽子岳が見えてきた。
平坦な道もここまで。鞍部の分岐からいよいよ急登がはじまる。



湯ノ丸山は、レンゲツツジでも有名だ。
6月中旬~下旬は、山一面朱色の花で覆われ、それはそれはきれいなのだそうだ。
今回はまだ早かろうと思っていたが、やはり、麓に少し咲いているのみ。



分岐で休憩中、幹事さんが「あ、ツツジが咲いてる!」とみつけてくれたけど、
これは別の品種かと。
全山レンゲツツジは、また別の機会のお楽しみということで。


右は四阿山  いつか登ってみたいが、今年はロープウエイが中止らしい…。

ゴロゴロ岩の急登をふうふう言いながら登ること、約40分。
湯ノ丸山山頂に到着!
頂上はガレ地で遮るものが何もなく、360度の大眺望!!
北アルプスや八ヶ岳、上信の山々が見えるそうだが、どれがどれだかわからない(^^;


登頂を祝して、ワインで乾杯~! 幹事さんの粋な計らいに感謝。



昼食後、北峰に登る。
ワインを飲んだカラダには、ちょっとの登りもこたえるもんだなぁ。



よいしょ、よいしょ。
岩によじ登り、しばし休憩。ふぅぅ~。



下りも、岩場を一気に下った後は平坦な道に。
ツツジ平という、レンゲツツジの群生地を通るも、まだ蕾はかたく、
見頃は2~3週間後か。


ヤマザクラ?                           調べたけどわかりませんでした。

梅雨の晴れ間、約4時間のほどよいコース、花と新緑、しかもワインつき!
下山後、訪れたお蕎麦やさんもおいしかったし、幹事さん、すばらしい企画でした。
信州の山が好きになりました。どうもありがとうございました!!


●コース概要
歩行時間 4時間
長野新幹線 上田駅8:36 - しなの鉄道 田中駅 9:13-(タクシーで地蔵峠)-地蔵峠登山口9:50-中分岐-鞍部-湯ノ丸山山頂12:00-(昼食)-北峰-湯ノ丸山山頂-鐘分岐-地蔵峠13:50-(タクシーで田中駅)-しなの鉄道 田中駅15:10-上田駅15:20


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富山~山梨・小淵沢~東京       11.05.05~06

2011-05-09 21:11:11 | 甲信越
GWもいよいよ終盤。富山から東京へ戻る。
ドライバーが一人なので、山梨・小淵沢で一泊し、ゆっくり帰ることにする。
富山~松本への道は、奥飛騨の山や川を眺めながら走る、自然豊かな道。
助手席で景色を楽しむには、季節もよく、最高~♪
いま朝ドラで人気の安曇野では、北アルプスがきれいに見えた。 


八ヶ岳のふもとにある原村。のどかな里山、いい感じ~。

中央道に入り、地図を見ていたら、目的地・小淵沢の近くに、「原村」があった。
なんという偶然!
前日、popokiさんがツイッターで、
「原村のギャラリーこっとん村で、8日まで工房木音の展示会開催中~」とつぶやいていたではないか。


ギャラリーこっとん村                       2Fからの眺め

工房木音は、popokiさんのお父さまがやっていらっしゃる工房。
以前、木のスプーンをいただいたが、使いやすく、見た目にも温かみがあり、
他にも作品を拝見してみたいな~と思っていたのだった。

ケータイで、ギャラリーこっとん村を検索し、カーナビに住所を入れる。
方向音痴の私でも、知らない場所にたどり着ける。いい時代になったもんです。


1Fの展示                            2Fの展示

ギャラリーこっとん村の1Fには、木のスプーンや器、小物入れが、
2Fには、小さなおうちや、クリスマスツリー様のクラフトが展示されてました。
工房木音さんの作品、どれもいい。
いつか工房にも訪ねて、お仕事ぶりを拝見してみたいなぁ。



あてのない旅なので、小淵沢に向けて車を走らせては、
眺めのいいところで、しばし休憩~。



小淵沢近辺は、ちょうど桜が見頃。
今年は春が遅かったおかげで、ずいぶんあちこちで桜を見られたなぁ。



宿泊予定の「ルラシュ癒しの杜」にチェックイン後、
夕食まで時間があったので、信玄棒道を歩いてみる。
信玄棒道は、武田信玄が北信濃攻略のために整備した古道だそうで、
八ヶ岳のふもとをほぼまっすぐ走っていることから棒道と呼ばれているそうだ。



そんな歴史をもつ道を散歩していたら、ふいに乗馬した人が現れたのでびっくり!
聞けば、近くの乗馬クラブの方が「外乗」しているのだとのこと。
馬で古道を歩くなんて、おもしろそうだなぁ。いつかやってみたい~。



翌朝、朝食前に、宿のまわりを散歩してみた。
このあたりは、いわゆる「別荘街」で、すてきなお宅がたくさんある。
どのお宅も、庭木がきちんと手入れされ、春の花でいっぱい。
道端にも、かわいい春の野花が咲いてました。



八ヶ岳方面、久しぶりに来ましたが、人気があるわけだと納得。
山梨の山に登りがてら、またぜひ遊びにきたいなぁ。

6日午前の中央道、首都高はスイスイで、うちまで2時間半で到着。
東京~仙台~富山~東京、ぐるり一周する7日間の車旅は、こうして無事終了。
ドライバーさん、お疲れさまでした~。
またいつか、時間がとれたら、ゆっくり日本をまわりましょう。


●宿泊
ルラシュ癒しの杜   山梨県北杜市小淵沢町10195-2
カラダに負担となる白砂糖、卵、乳製品、動物性の原材料は一切使用しないマクロビオティックベースのお料理が食べられるということで、夫がぜひ泊まってみたいと熱望していた宿。夕食は以下のとおり。お部屋のベッドはシモンズのオリジナル、掛布団はハネス・カウフマン社のハンガリアングース、シーツなどリネン類はシルクのような肌触りをもつ超長繊維綿…とのことで、セレブな気分を満喫させていただきましたが、どうも性に合わないというか、落ち着きません。せっかく八ヶ岳に泊まるなら、もっと自然のぬくもりのある宿のほうがいいなぁ。たぶん夫も同感だったことでしょう。


カブの前菜 苺ドレッシング                   山菜のクリアス ープ


イタリー風豆腐の白和え                     ウドと高野豆腐のグラタン


春キャベツのさっぱり丼                     豆腐クリームケーキ


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長野・上高地~涸沢(3)      2010.9.25~27

2010-10-03 13:00:38 | 甲信越
秋山3日めは、徳澤~上高地散策。
夜半、雨音で目が覚めるほど、激しく降ったが、
朝になるとあがっており、時間とともに回復の兆し。


明神館の前のカンボクは、たくさんの赤い実をつけていました。

徳澤から明神まで出る間に、たくさんの登山者とすれ違う。
夜行で着いた人たちだろうか。
平日なのに、これから山に入る人が多い。このコース、やっぱり人気なんだなぁ。



出発から約1時間で、明神池に到着。
入場料が必要なので、迷ったのだが、せっかくなので入ってみる。
手前の嘉門次小屋までは、以前、来たことがあるのだが、
たぶんそのときは、岩魚を見て、コーフンし、明神池を素通りしてしまった模様。



予備知識がなかったため、入ってびっくり!!
池が鏡のごとく、まわりの木々を映し出していて、別世界のよう。
上高地が「神降地」と言われるゆえんは、こういうところにあるんだろうな。
静寂の池をひとり占めできる幸せ。平日で人が少なく、ラッキーでした。


明神池についたころ、明神岳にかかっていた雲が薄くなってきた。

河童橋に向かって、林道を歩く。
木道には、黄色く色づいた葉っぱが落ちており、秋の気配。



途中、猿の群れに遭遇。
子猿たちは、小枝にぶらさがって、赤い実を食べている。
お猿さんたちが、里に下りてこなくてもいいように、
山にたくさんの木の実があるといいんですけど、どうなんでしょう。



清流をのぞきこむと、必ず魚がいる。
上高地、さすが、神河地。この水の美しさは、神ワザ級ですね。



田代池、到着。
大正池まで行くと、バスの時間に間に合わないようなので、
木漏れ日のなかの、心地よい散歩も、これにて終了。



3日間、お天気に恵まれ、北アルプス気分も満喫でき、大満足の山行でした。
上高地、何度来ても感動があって、すばらしいところですね。
幹事さん、LAMNの皆さま、どうもありがとうございました。

●コース概要
所要時間 4時間
徳澤園7:40-明神館8:30-明神池-河童橋10:20-田代池-上高地バスターミナル11:40


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長野・上高地~涸沢(2)      2010.9.25~27

2010-09-29 21:48:34 | 甲信越
ハイキングチームLAMNの秋山2日めは、
今回のメインイベント・涸沢紅葉ウオッチング。
朝7時、横尾山荘をスタート。
山荘前のベンチには霜が降りていた。夜、星を見に出たら、寒かったわけだ。



この日は、朝から快晴。
空気が澄んでいて、ちょっと冷たくて、歩くのにちょうどいい感じ。
歩き始めて1時間、本谷橋を渡ったあたりから、こんな岩の道がつづく。
勾配はさほど急でもないんだけど、
2泊3日分の荷物が入った重いザックを背負って登るのは、けっこうきつい。



3時間ほど歩いたところで、「涸沢ヒュッテ」の看板。
でも、あたりはまったく紅葉していない。
猛暑の影響で紅葉が遅れているとは聞いていたけど、ここまで紅葉していないとは…。


正面に北穂高。その手前に見えるのが涸沢小屋。

涸沢に到着!
紅葉はないけど、ぐるり360度、3,000m級の山、山、山。
この迫力、写真ではなかなか伝えきれないと思いつつ、
上の写真を起点に左にパンしてみました。


正面は涸沢岳。つくんととがっているのが涸沢槍。右手は北穂高。


さらに左にパンすると、ゴツゴツの奥穂高。見上げてうっとり~♪


さらに左にパンすると、吊尾根~前穂高。

紅葉はまだまだだけど、まったくないわけではない。
色づき始めた葉っぱや木の実をみつけては、紅葉狩り気分を出してみる。


ナナカマドと涸沢岳。この葉が赤くなってたら、相当きれいだったでしょうね。

 
ナナカマドの実と涸沢槍。                       ナナカマドの実と前穂高。  しつこい(笑)!

 
花の名前わからず。                          咲き終わったチングルマ


涸沢岳の手前では、草紅葉が始まっていました。

涸沢に予定より早く着いたため、1時間ほど周辺散策。
涸沢小屋の脇から、奥穂高への登山道を少し上がってみる。



緑の帯状のザイテングラート(龍の背骨)が、もう目の前。
あれを登れば、すぐそこに穂高岳山荘がある。
もう1泊できれば、奥穂高にもトライできただろうな…。
あまりにいいお天気だったので、つい、そんな欲が出てしまう。



いや、しかし、山荘から先は梯子もあるし、けっこう怖そう。
まずは、蝶ヶ岳、常念岳あたりを歩いてみてからかな。
来年こそは! 北アルプスへの憧れがますます強くなった山行でした。

●コース概要
所要時間 9時間20分
横尾山荘7:00-涸沢ヒュッテ10:15-(昼食、周辺散策12:30)-横尾山荘15:20-徳澤園16:20

●宿泊
徳澤園
山岳リゾートと言っていいのだろうか。自然の中にある宿だが、信濃白炭の湯や、地元の食材を生かした食事など、洗練されていて居心地がいい。携帯もつながらないし、9時には消灯するけれど、そんな夜もたまにはいい。

 


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長野・上高地~涸沢(1)      2010.9.25~27       

2010-09-28 07:08:20 | 甲信越
ハイキングチームLAMNの秋山企画で、涸沢紅葉ウォッチングに出かけた。
2泊3日の初日は、上高地~横尾。約3時間のゆるゆる歩き。



東京では朝まで雨が降っていたが、尻あがりに回復。
お天気の神様、ありがとう!!



梓川の美しいこと。
雨が降っても、この川は濁ることがないんだろうか。
底まで透き通って見える川、何度訪れても感動する。



上高地~明神までは人が多いが、そこから先はぐっと人が減る。
静かな森の中を歩いていくと、明神館から1時間ほどで徳沢園に到着。



小説「氷壁」にも出てきた徳澤園。雰囲気あるなぁ。
以前訪れたのは5~6年前。今回は最終日に泊まる予定。



穂高連峰をながめながら、横尾まで歩を進める。
雲がどんどんとれてきて、ゴツゴツの山容が姿を現す。



本日の目的地、横尾に到着。
堂々たる山並み。明日はもう少し近づけるのね~。

●コース概要
所要時間 3時間20分
上高地13:00-明神-徳澤園-横尾16:20

●宿泊
横尾山荘
山小屋なのに、お風呂があってびっくり! シャンプーやせっけんはもちろん使えませんが。2008年に改装したそうで、館内は清潔で快適。二段ベッドなので、カーテンを締めれば、着替えもできるし、まったくストレスなし。これは人気が出るわけですね。団体さんもけっこういらっしゃいました。




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山梨・勝沼ぶどう郷     09.09.22

2009-09-27 07:58:10 | 甲信越
シルバーウィーク後半、popokiさんにお誘いいただいて、ぶどうとワインの町・勝沼へ。
勝沼ぶどう郷駅に降り立つと、目の前は一面、ぶどう畑。
ぶどうがたわわに実る、いい季節にやってきました。



ぶどう棚のわきを歩くと、ほのかに、ぶどうの甘い香り。
うわーん、おいしそう~。



ぶどう畑を小1時間ほど、ぶらぶら歩いた後、
本日のメインイベント、原茂ワインへ!
趣のある佇まい。品のいいワイナリーですね。



この建物の2Fにあるカフェレストラン「Casa da Noma」が、また素敵!
大きく開放された窓から、秋の涼しい風が入ってきて、
なんとも心地よく、つい長居してしまいそう~。



ここで「パンの気まぐれブランチ」をいただく。
地元農家の有機野菜を使ったお惣菜、天然酵母のパンがおいしい。
右下の写真は、デコポンがオーダーした「ぶどう生搾りジュース」!
6種類の旬のぶどうをブレンドしたジュースで、1日限定10杯の希少品。
一口いただいたが、ほの甘く、さわやか。さすが生搾り♪

 

ランチの後、大善寺~大日影トンネルを歩き、勝沼ぶどう郷駅へ。
金木犀の香りが漂う中、楽しく、おいしいハイキングでした。
popokiさん、お誘いいただいて、ありがとうございました~!


●立ち寄りどころ
原茂ワイン   山梨県甲州市勝沼町勝沼3181
ランチのときに飲んだ「ハラモ ヴィンテージ 甲州シュール・リー」(白)が、とてもさわやかだったので、自宅用に購入。冷やして飲むと、またおいしい~♪



●おみやげ
popokiさんから、素敵な木のスプーンをいただきました。なんと、これ、popokiさんのお父様の作品! 手にしっくりなじみ、お皿のものがすくいやすい。見た目も素敵ですが、使うと、もっとその良さが感じられる、すばらしいスプーン。popokiさん、お父様、ありがとうございました♪




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