地図が読めない女のハイキング日記

山と温泉と季節の草花と

沖縄・西表島 (2)ダイビング    13.07.20~21

2013-07-28 11:46:10 | 九州
西表島2日め、3日めは、ダイビングへ。
ログブックを見てみると、私、なんと8年ぶりのダイビング。
器材のセットの仕方や潜降、浮上の方法などなど、すっかり忘れて、頭まっ白。
直前に、ネットでちょっと勉強したけど、どきどきする~~。



幸い、2日間とも、いいお天気で、海はとっても静か。
お天気の神様、ありがとうございます!



初日は、perikoさん、アリエルさんに、一人参加のおじさまを加えた、
4人+ガイドさんで、のんびりダイビング。
ポイントに到着すると、ガイドさんから、見られるお魚や地形などの説明を聞く。
それから、タンクを背負って、足ヒレつけて、マスクをかぶって…
いざ、海の中へ!



ちゃぽーん…。
どきどき、どきどき、どきどき。
排気ボタンを押しながら、息をふぅ~と吐き出します。
耳抜きも大丈夫みたい…。

★今回も、水中写真&動画は、すべてperikoさん撮影です。



最初は、超緊張したけど、なんとか無事、潜降成功!
ふーっ。ぶくぶくぶく。ふーっ。ぶくぶくぶく。
緊張で心拍数が上がってるような気がする。
こんなんじゃ、エアがすぐなくなっちゃうから、落ち着かなくちゃ。



時間がたつと、呼吸も慣れてきました。
お魚が目の前にいっぱい! クマノミ、かわいい~~!!
動画はこちら!



1本めのポイントは、ハリケーンちゃんぷる。
洞窟調の地形が楽しめるポイントだそうで、
こんなクレパスのような、岩の裂け目を泳いでいきます。



狭いところで体がつかえたりしながら(太ってる人はたいへんかも!)
よたよた泳いでいくと…



うわぁ~ん。
光がさして、美しい~~♪
こういうの、ダイビングならでは、ですよね~☆

2本めのポイントは、崎山アザミ。



ここの見どころは、なんといっても、樹状に広がるサンゴ「イソバナ」。
光を当てると、真っ赤に見えるのが、また不思議。
動画は光が当たってないけど、ガイドさんがライトを当てると、赤く見えました~。


3本めのポイントは、サンゴ礁が美しいGスポット。



アカネハナゴイやシコクスズメダイがたっくさん!
すご~い!!!



青くて、しっぽが黄色いのが、ナンヨウハギ。
あまりのお魚天国ぶりに、「西表の海、万歳!」ってな気分。




翌日も、3本潜りましたが、perikoさんとは別船だったので、
残念ながら、水中写真&動画はありません。
perikoさんの船は、ダイバーの憧れ・オガンへ。マグロなど、大物が見られたそうですよ~♪



翌日の1本めは、網取浅場。波照間のような美しい白砂が広がっていました~。

2本めは、シークレットガーデン。
わたくし的には、ココが、今回の一番の当たり。
ガウディの作品のようなパラオハマサンゴ、
キャベツの葉のようなリュウキュウキッカサンゴ、
そして、そこで遊ぶ4種のクマノミ。サンゴも魚も、とにかく美しかった。
1.ハマクマノミ 2.クマノミ 3.カクレクマノミ 4.セジロクマノミ

そして3本めは、外離南。
ハゼやウミウシを楽しむ、通好みのスポットという印象かな。



8年ぶりのダイビングも、おかげさまで無事終了~。
1本潜るごとに、少しずつ慣れてきて、楽しくお魚観察できました。
これも、ひとえに、ガイドの千紗さんやご一緒いただいた皆さまのおかげです。
本当にお世話になりました。ありがとうございました~!!!


●ダイビングショプうなりざき
ダイビングチームうなりざき
親切にお世話をしてくれる、安心のダイビングショップ。
スタッフの皆さん、お若いのに、本当によくできた子たちばかりです。
またいつか遊びにきますね~。

●宿泊
イルマーレうなりざき
ダイバーのための宿泊施設。シングルもあって、使い勝手がとてもいい。





近くの無人販売で買ったマンゴー(500円)。
毎朝、レストランに持ちこんで、切って出していただきました。
うまかった~~。


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沖縄・西表島 (1)スノーケリング    13.07.19

2013-07-28 07:22:54 | 九州
7月19~22日、西表島の旅に。
前回、企画したときには、直前に足をハチに刺され、泣く泣く断念。
そんなこんなで、8年ぶりの来島だ~!
初日は、イ・テリオスさんにお世話になり、半日スノーケリング。

★水中写真は、すべてperikoさんが撮影。



前半はインダビシ北、後半はお花畑へ。
うわぁ~ん、海が青い~♪ サンゴがきれい~~♪









この下に、かわいいニモがいたので、素潜りのお稽古もしてみました~。
水温29℃、さほど冷たくなかったけど、ずっと潜ってると、冷えてくるもんですね。
足だけ日焼けもしちゃったし、パンツのラッシュも必需品だわ。


●食事


西表島唯一のお寿司屋さん「初枝」、
島に滞在していた間、夕食は毎晩、こちらでお世話になりました。
マース煮、みぞれ煮が最高でした~。




●おまけ


私たちが島についた日、小泉進次郎が遊説に訪れていました。
海に立派なクルーザーが停泊していたけど、
きっとあれに、小泉氏が乗っていたんでしょう。
島の人たちは「せっかく島に来るなら、安永観光の船に乗ってくればいいのに。
結局、庶民の気持ちは、あの人にはわからないよね」って。。
本当にそうですね。


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富山・白木峰    13.07.15

2013-07-27 11:04:53 | 東海・北陸
富山に帰省したついでに、どこかの山に登りたいな~と思いつつ、
お天気がはっきりしなかった3連休。
単独で立山に行くのは危ないかしらと迷っていたところ、
Twitterでフォローしている「エコロの森」の存在を、ふと思い出した。


今回、ガイドをお願いした森田さん。ブナの気持ちいい林の中を登っていきます。

富山でエコツアーを企画している会社なんだけど、
いつか帰省したときに利用してみたいなと思っていたのでした。
さっそくHPを見てみたところ、残念ながら、既定のツアーには、都合に合う企画がない…。
けど、要望に応じてオリジナルのツアーもつくってくれると書いてあったので、
思いきってメールを出してみた。


登山道の脇には、ササユリが咲いてましたー。

「15日に、白木峰に行ってみたいんですけど、一人なんですけど、
 ガイドって、お願いできるんでしょうか…?」
翌日、「ソロツアーだと少しだけ割高になりますが、企画は可能です」という
うれしいお返事。

 

 

ということで、ちょっとどきどきしながら、
「エコロの森」の森田さんの案内で、八尾町の白木峰ハイキングにやってきました!



白木峰は、富山と岐阜の県境に位置する標高1,596mの山。
高山植物が咲く花の山で、この時期はニッコウキスゲが満開~~♪


Photo by Morita

8合目までは車で上がれ、1時間ほどの歩きで、この景色。
ひゃっほ~い。気持ちいい~~。



いやいや、夏ですね~。
これで、空が青かったら、と思わずにはいられませんが、
贅沢は言いっこナシですよね。


Photo by Morita

明るい黄色に、テンションあがる~。
もう写真、とりまくりでっす!


Photo by Morita

ふだんの山行では、自分の写真って、ほとんどないのですが、
今回は、ガイドの森田さんがいっぱい撮ってくださって。
ニッコウキスゲにかぶりついてる自分の姿に、苦笑…。



実家の隣町に、こんな素敵なところがあるなんて、
50年近く生きてきたけど、知らなかったな~。
私は、「エコロの森」のHPで初めて知りました。
地元には、立山とか、一級の山がたくさんあるから、
こうした里山には、あまり光が当たらないんだろうけど、もったいないわぁ。



地塘もあるんですねー。
こちら、「浮島の池」という名前だそうです。



小さな小さな尾瀬のようですね。
地塘の中に生えている植物、森田さんに名前を聞いたのに
忘れちゃった…。



透明感のある水色のトンボが、あちこちに。
「ルリイトトンボ」だそうです。きれい~~。
「カオジロトンボ」というのもいたけど、写真がとれず。



地塘の向こうには、立山連峰。
この日は雲がかかって、残念ながら、姿は見えず。
一瞬、薬師岳が見えているときもあったのですが…
冬の晴れた日に、スノーシュ-でここまで来るのもいいかもね。

 
ワタスゲも終盤。地塘に浸かっちゃってます。              イワイチョウ。けっこう咲いてました~。



「浮島の池」で休憩したら、来た道を戻って、白木峰の山頂へ。



この広々した景色、山に来る醍醐味ですね~。
森田さんに淹れていただいたコーヒーを飲みながら、再び休憩。



山頂付近は、オオバギボウシとアザミの群生。
紫のグラデがおしゃれ~。


Photo by Morita

小白木峰方面に向かって、ちょっと歩いてみる。
縦走すれば、さらに2~3時間程度かかるそう。
しっかり歩きたい人におすすめですね。

 

 

ガイドの森田さんは、東京で新聞記者として働いていたそう。
8年前、ご家族で富山に移住して、「エコロの森」を立ち上げたそうですが、
外から来た方のほうが、その場所のいいところがよく見えるのかも。


同年代の森田さん。お友達と歩いてるような楽しいツアーでした~♪

こんな素敵なエコツアーが、地元で体験できるなんて思ってもみなかったな。
田舎の魅力、再発見! 森田さん、ありがとうございました。
帰省した折には、またぜひぜひ参加させていただきます。
今度は、お正月に帰ったときに、スノーシューでどこか行きたいな~~。


●おまけ


ツアーの集合は、JR高山線 八尾駅前。
実家近くにある笹津駅から、高山線に乗っていきました。
朝夕は1時間に1本。昼は2時間に1本の、希少列車。
30年以上ぶりに乗りましたー。


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長野・入笠山   13.07.06

2013-07-07 19:42:19 | 甲信越
ハイキンググループLAMNの例会で、花の百名山・入笠山へ。
蒸し暑い東京を脱出して、涼やかな高原リゾートへ Let's go~!



JR富士見駅から、無料シャトルバスで約10分。
富士見パノラマリゾートに着いたら、
ゴンドラで一気に700m上がり、標高1,780mのゴンドラ山頂駅へ。
高原をわたる風が涼しい~~。



少しひんやりした空気の中を歩きはじめると、すぐに、かわいいお花が登場。
この小さな花、コバナイチヤクソウでしょうか。
他にも、たくさんのお花が咲いてます~。


シモツケ                                キキョウ


ヨツバヒヨドリ                             アキノキリンソウ



林道を歩くこと10分。花の宝庫・入笠湿原に到着~!
うわぁ~ん、いい感じ~~。
これで空が青かったら、最高なのになぁ。



この時期の入笠湿原で目立つのは、アヤメ。
アヤメとカキツバタとハナショウブの見分け方、最近知ったのだが、
アヤメは、花弁の根元に、網目状の模様があり、
カキツバタは白い目の模様、ハナショウブは黄色い目の模様があるそうだ。
上の写真は、網目状の模様があるから、アヤメですね。



群生のあちこちで、蝶がアヤメの蜜を吸っている。
LAMNの蝶博士によると、これはミドリヒョウモンではないかとのこと。
名前がすぐにわかるってすごい!



入笠湿原は、100万株のスズランが群生していることで有名。
前回はスズラン狙いで6月下旬に訪れたんだけど、
スズランを抜きにしても、6月のほうがズミやクリンソウ、レンゲツツジなど、
華やかな花が多かったような…。



いえいえ。
ちょっと端境期感はありましたが、
7月のお花だって、決して悪くありませんよ~。


ハクサンフウロ                               キバナヤマオダマキ

今回の収穫は、ハクサンフウロとキバナヤマオダマキの群生。
やさしく上品なお花の群生なので、大人好みの味わいとでもいいましょうか。



ゴンドラ乗り場で、「入笠に咲く花」という花図鑑をいただきましたが、
これが、花の湿原を歩くのにはちょうどよくて。
咲いている花の名前を確かめつつ、歩くのがとっても楽しい。



夏の湿原の女王(と勝手に命名)、
ニッコウキスゲが開花しはじめると、本格的な夏の到来ですね~。



お花畑をたっぷり楽しんだら、
さぁ、入笠山山頂をめざして登りましょう。



山頂までは約40分。
小さな虫が顔のまわりをブンブンするのが気になるけど、
この季節は仕方ないのよね…。



この先の分岐で、岩場迂回コースを選択したんだけど、
迂回コースのほうも、勾配は意外に急。
林の中は風が通らないから、汗が吹き出してくる。。



急勾配をぜぇぜぇ登っていくと、
突然、視界が開けて、入笠山山頂(標高1,955m)に到着!



入笠山山頂は、360°の大展望が広がっており、
お天気がよければ、22座もの百名山が見えるらしいのですが…。



残念ながら、八ヶ岳のてっぺんは雲の中。
富士山も、裾野は見えたけど…。



遠くに、うっすら見えるのは、諏訪湖。
ここから諏訪湖が見えるの、初めて知りました~。



入笠山でランチの後は、裏登山道で下山し、大阿原湿原へ。
約40分の周回コースは、きちんと木道が整備されている。



いただいた冊子によると、湿原としては、乾燥度が高く、
老年時代(!)に入っているため、低木が侵入しているとのこと。
確かに、地塘はないし、少し乾いた印象…。



レンゲツツジがちょうどいい感じで。
緑の中のレンゲツツジって、きれいですね~。



あ、ワタスゲ! と思ったけど、穂がちょっと細長いみたい。
サギスゲでしょうか。



カラマツの林を歩くの、気持ちいい~。
通り雨がパラつくこともあったけど、大くずれしなくてよかった。



この日の朝、テレビ朝日の「大人の山歩き」で
ちょうど「入笠山」をやっていたんだけど、
その中で、木にかかっている藻みたいなものが紹介されていた。



これ、これ。「サルオガセ」。
ブナ林など落葉広葉樹林に着生する地衣類だそう。
菌類と違って、木から養分を取って弱らせることはなく
空気中の水分を吸収し、自ら光合成をおこなって自活しているのだそうだ。
寄生しているんじゃないのねぇ。


シロバナノヘビイチゴ                            ウマノアシガタ

午後になっても、八ヶ岳の雲はとれません。
この日、関東甲信は梅雨明け。下界はいいお天気だったのかしら…。



今回は、幹事だったので、お天気や花の開花状況にハラハラしました。
スカッとした夏空が見られなかったのは残念だけど、
まずまずの山行だったのではないでしょうか。
ご一緒いただいた皆さま、どうもありがとうございました~!


●コース概要
歩行時間 3時間40分
富士見パノラマリゾートゴンドラ山頂駅10:40-入笠湿原-入笠山山頂11:50-首切清水-大阿原湿原13:20-入笠湿原-ゴンドラ山頂駅14:20

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