ハイキンググループLAMNの春山企画で、上州 武尊山(標高2158m)に登った。
武尊山は、アプローチが不便だし、鎖場がけっこうあるので、
ワタクシ的には「誘われないと行かない山」のひとつだった。
でも、百名山のひとつだし、こんな機会でもなければ行くこともないだろうから、
鎖場に若干の不安があったけれど、参加させていただくことにした。
コースタイム 7時間30分、標高差1222m。
久しぶりの本格歩き。ペース配分に気をつけてしっかり歩かなくちゃ。
前泊した宝川温泉の宿から、ジャンボタクシーで武尊神社へ。
全員、無事に下山できますように。
最初の30分は林道歩き。
登山道脇に咲いているタニウツギなどのお花を愛でながら、
まだ眠っているカラダに少しずつスイッチを入れていく。
実は、この3日前に軽いぎっくり腰のようになり、
いきつけのカイロプラクティックで調整してもらったのだが、
まだなんとなく不安があり、歩きも気分も慎重に。
「カラダの声に耳をすます」って、こんな感じかしらと思いながら、
一歩一歩、地面をしっかりとらえて歩く。
剣ヶ峰山分岐から、徐々に傾斜が増してきた。
1カ月ぶりの山行のせいか、息があがる。汗がだらだら流れる。
樹幹から見える山の緑に癒されながら、一歩一歩登っていく。
ぽこぽこのまあるい緑、かわいい~♪
な~んて思っていると…
ついに鎖場、登場!
4カ所ほど、はしご&鎖場があったけど、
高所恐怖症のワタクシでも、絶望的になるほどの高度感はなく、
なんとか無事にクリア!
そして、鎖場を登りきった、その先には美しいシャクナゲ群生のごほうび!!
神様、なんとも心憎い演出です。
鎖を無事通過した安堵感にひたり、しばし休憩~。
天気予報ではくもりだったけど、薄日もさして、とっても気持ちいい~~♪
稜線に出ると、ようやく武尊山山頂が見えてきた。
ここまで来れば、あとは山頂までのんびり尾根歩き。
山頂付近はシャクナゲが満開~。
花が彩るビクトリーロードを通って、いざ山頂へ。
とうちゃーく!
コースタイムより少しオーバーしたけど、4時間半で無事山頂に到着!!
さぁ、ランチ休憩といたしましょう。
登頂したときは、少しガスってたのですが、
ご飯をいただいているうちに、ガスが晴れて、皇海山方面が見えてきました~。
ランチを終えたら、剣ケ峰山をめざして、Let's go!
尾根をわたる風が心地いい~。
がんばって登ってきてよかったなと思うひとときです。
剣ケ峰山へ向かう途中で、雲行きが少しあやしくなり、
ついに雷がゴロゴロ鳴りはじめた。やばい…。
ぽつりぽつり降り始めたので、雨装備を整える。
先はまだ長い。あまりひどくならないうちに、さくっと下山してしまいたい。
しかし、ここからが長かった…。
雨は小1時間ほどであがり、再び薄日がさしてきた。
だが、雨をふくみ、ぬかるんだ道はすべる、すべる。
張り出した木の根もすべるし、歩きにくいこと、この上ない。
足がつる者、すべって転ぶ者、アクシデント満載で、下山のスピードが上がらない。
下りも急勾配、と覚悟はしていたけれど、ここまですべりやすく、歩きにくいとは…。
下っても下っても、なかなか着かない。案内板もない。
この下りはタフだったなぁ。
案内板が見えたときは、心底、「助かった…」と思った。
登山口にタクシーを待たせていたし、日暮れも近づいていたし…ね。
結局、下山に5時間を要し、10時間近くの山行となってしまった。
それでも、全員ケガもなく、無事に下山できてよかった~。
企画いただいた幹事さん、ご一緒いただいた皆さん、お疲れさまでした。
エスケープルートのないロングコースは、リスクが大きいので、
今後はもっと慎重に計画したほうがいいかもと思いつつ…。
ひとりでは登ることもなかった武尊山に登ることができ、LAMNの皆様に感謝するばかり。
皆さま、どうもありがとうございました!!
●コース概要
所要時間 10時間
武尊神社7:50-手小屋沢避難小屋分岐10:00-武尊山山頂12:15(昼食12:45)-剣ケ峰山分岐14:20-武尊神社17:50
●宿泊
宝川温泉 旺泉閣
川沿いの露天がすばらしいお宿。湯浴みOKなので、混浴も楽し。
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武尊山は、アプローチが不便だし、鎖場がけっこうあるので、
ワタクシ的には「誘われないと行かない山」のひとつだった。
でも、百名山のひとつだし、こんな機会でもなければ行くこともないだろうから、
鎖場に若干の不安があったけれど、参加させていただくことにした。
コースタイム 7時間30分、標高差1222m。
久しぶりの本格歩き。ペース配分に気をつけてしっかり歩かなくちゃ。
前泊した宝川温泉の宿から、ジャンボタクシーで武尊神社へ。
全員、無事に下山できますように。
最初の30分は林道歩き。
登山道脇に咲いているタニウツギなどのお花を愛でながら、
まだ眠っているカラダに少しずつスイッチを入れていく。
実は、この3日前に軽いぎっくり腰のようになり、
いきつけのカイロプラクティックで調整してもらったのだが、
まだなんとなく不安があり、歩きも気分も慎重に。
「カラダの声に耳をすます」って、こんな感じかしらと思いながら、
一歩一歩、地面をしっかりとらえて歩く。
剣ヶ峰山分岐から、徐々に傾斜が増してきた。
1カ月ぶりの山行のせいか、息があがる。汗がだらだら流れる。
樹幹から見える山の緑に癒されながら、一歩一歩登っていく。
ぽこぽこのまあるい緑、かわいい~♪
な~んて思っていると…
ついに鎖場、登場!
4カ所ほど、はしご&鎖場があったけど、
高所恐怖症のワタクシでも、絶望的になるほどの高度感はなく、
なんとか無事にクリア!
そして、鎖場を登りきった、その先には美しいシャクナゲ群生のごほうび!!
神様、なんとも心憎い演出です。
鎖を無事通過した安堵感にひたり、しばし休憩~。
天気予報ではくもりだったけど、薄日もさして、とっても気持ちいい~~♪
稜線に出ると、ようやく武尊山山頂が見えてきた。
ここまで来れば、あとは山頂までのんびり尾根歩き。
山頂付近はシャクナゲが満開~。
花が彩るビクトリーロードを通って、いざ山頂へ。
とうちゃーく!
コースタイムより少しオーバーしたけど、4時間半で無事山頂に到着!!
さぁ、ランチ休憩といたしましょう。
登頂したときは、少しガスってたのですが、
ご飯をいただいているうちに、ガスが晴れて、皇海山方面が見えてきました~。
ランチを終えたら、剣ケ峰山をめざして、Let's go!
尾根をわたる風が心地いい~。
がんばって登ってきてよかったなと思うひとときです。
剣ケ峰山へ向かう途中で、雲行きが少しあやしくなり、
ついに雷がゴロゴロ鳴りはじめた。やばい…。
ぽつりぽつり降り始めたので、雨装備を整える。
先はまだ長い。あまりひどくならないうちに、さくっと下山してしまいたい。
しかし、ここからが長かった…。
雨は小1時間ほどであがり、再び薄日がさしてきた。
だが、雨をふくみ、ぬかるんだ道はすべる、すべる。
張り出した木の根もすべるし、歩きにくいこと、この上ない。
足がつる者、すべって転ぶ者、アクシデント満載で、下山のスピードが上がらない。
下りも急勾配、と覚悟はしていたけれど、ここまですべりやすく、歩きにくいとは…。
下っても下っても、なかなか着かない。案内板もない。
この下りはタフだったなぁ。
案内板が見えたときは、心底、「助かった…」と思った。
登山口にタクシーを待たせていたし、日暮れも近づいていたし…ね。
結局、下山に5時間を要し、10時間近くの山行となってしまった。
それでも、全員ケガもなく、無事に下山できてよかった~。
企画いただいた幹事さん、ご一緒いただいた皆さん、お疲れさまでした。
エスケープルートのないロングコースは、リスクが大きいので、
今後はもっと慎重に計画したほうがいいかもと思いつつ…。
ひとりでは登ることもなかった武尊山に登ることができ、LAMNの皆様に感謝するばかり。
皆さま、どうもありがとうございました!!
●コース概要
所要時間 10時間
武尊神社7:50-手小屋沢避難小屋分岐10:00-武尊山山頂12:15(昼食12:45)-剣ケ峰山分岐14:20-武尊神社17:50
●宿泊
宝川温泉 旺泉閣
川沿いの露天がすばらしいお宿。湯浴みOKなので、混浴も楽し。
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