地図が読めない女のハイキング日記

山と温泉と季節の草花と

富山・猿倉山~御前山   15.05.03

2015-05-09 16:22:08 | 東海・北陸
ゴールデンウィーク後半は、再び富山へ。
今回は、親孝行もかねて、実家でのんびりまったり過ごします。
最近、ぜんぜん山へ行けてないので、地元の里山にでも登ってみましょう。



ここ、猿倉山は、実家から徒歩で1時間くらいのところにある。
小学時代、遠足やスキー教室、写生大会などで、何度も訪れた、親しみのある山。
この眺めも、見慣れた景色である。



この時期、田んぼには水が張られ、田植えの準備がはじまる。
田んぼに水があるだけで、なんだか散居村の趣。
きれいだなぁ。



猿倉山山頂は、この階段を上った先。
以前、ここでシカにばったり出会ったことがあるけれど、
あのときはびっくりしたっけ。



新緑が目にまぶしい~。
だぁれもいない道をのんびり歩くのって、楽しいなぁ。
春のお花も満載です~。













1時間くらいのゆるゆる歩きで、山頂に到着!
山頂にはまだ桜が咲き残ってました~~。



ベンチに腰を下ろして、水分補給。
子どものころから見慣れた風景。この景色が私にとってのふるさと。
見ているだけで落ち着くなぁ。帰省したら、また登りにきますね!


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富山・五箇山    15.04.28

2015-05-06 14:59:31 | 東海・北陸
富山の旅 最終日は、合掌造りの村・五箇山へ。
車を降りると、いきなり日本昔ばなしの世界に舞い込んだ気分。
なんだか懐かしい。



前回、ここを訪れたのは、27年前。
地元の新聞社に勤めていたときで、
県庁 広報課の若き女子と一緒に、取材に訪れたのだった。
その女子が、村の青年と恋に落ち(!)、
この村に嫁いでいったっけ・・・などと懐かしいことを思い出す。



その子と村ですれ違っても、もうお顔もわからないと思うけれど、
どこのお宅だったか、記憶の糸を探ってみる。
・・・残念ながら、まったく思い出せません。
相倉集落は、山深く、まだあちこちに雪が残っています。
真っ白に雪化粧した合掌造りもすてきだろうなぁ。



少し山を降りて、五箇山豆腐などを売っている商業エリアにやってきた。
こちらはもう雪もなく、ぽっかぽかの春陽気。桜吹雪が美しい。



合掌造りの真下から、屋根を見上げてみる。
自重や雪の重みに耐えるため、頑丈につくられているんだなぁ。



お昼に、美味しい五箇山そば、五箇山豆腐をいただいたら、
さぁ、お次はお買い物スポットへ。



こちら、福光町の種麹屋さん。
お店に入ると、お話上手なおかみさんが、麹についてくわしく教えてくださる。
味噌、塩麹、甘酒など、話を聞けば聞くほどほしくなって困る。
持ちきれないほど、たくさん買い込んで、次なるお買い物スポットへ。



お買い物の最後は、魚介系。
皆様は、ズワイガニ、白貝、白エビなどなど、持てる限界までお買いになる(笑)。
この旅では、富山のうまいものは、すべて制覇したのではないかしら。

わたしは、ここでお別れし、実家に帰省したが、
この後、皆様は富山の居酒屋で、海の幸&日本酒をたっぷり堪能したそうです。
いやはや、まさに充実の旅。
わたし自身も、地元の魅力再発見の旅となりました。
ご一緒いただいた皆様、どうもありがとうございました!


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富山・立山室堂(2)    15.04.27

2015-05-05 08:08:49 | 東海・北陸
富山の旅 3日めは、室堂スノーシュー。
ご来光ツアーから戻って仮眠したので、元気いっぱい。
「エコロの森」 森田さんのガイドで、朝9時半スタートです!!



この日も、気温はぐんぐん上がり、下界は29℃になったそう。
標高2450mの室堂も、驚くほど暑くて、Tシャツ1枚でOK!
雪もどんどんとけて、ザレザレの状態に。
足元の雪に、縦の筋がついていたけれど、これは雪解け水が流れた跡だそう。
なるほど~。



それにしても、いいお天気!
雄大な景色に、テンションあがりまくりです~!!
あとは雷鳥が見られれば、言うことなしだね~、などと話していると、
おっ! いた!!!



ハイマツの陰に、まだら模様の雷鳥がいました!
森田さんによると、これはオスだそう。
繁殖の時期を迎えて、つがいになっていることが多いそうですが、
オスは見張りに出るので、遭遇しやすいそう。



冬は真っ白の雷鳥も、雪解けとともに、まだら模様に。
山肌の見え具合とシンクロしているのが、本当にすごい。
まさに、保護色ですね。



雷鳥沢ヒュッテの手前まで来ると、地獄谷の噴煙が見えてきた。
噴煙に混ざる硫黄で、雪が黄色くなっている。
この噴煙、硫化ガスとか混ざっていないのかしら。
雷鳥沢ヒュッテは営業していて大丈夫なのかしら・・。



地獄谷の噴煙は、この日も活発に上がっていました。
箱根・大涌谷の活動が活発になって、立ち入り禁止になったというそうですし、
こちらもなんだか不穏ですね。



ランチは、みくりが池温泉のテラスで、チーズフォンデュ。
絶景を眺めながらの、アウトドアランチ、贅沢です。
4月は天候が悪くて、外でのチーズフォンデュは、この日が初めてとのこと。
ラッキーなわたくしたち(^ ^)



のんびりランチをいただいたら、下山です。
バスもケーブルも、思ったより混んでなくて、順調に立山駅へ。
駐車場で車をピックアップしたら、
一路、この日の宿、庄川温泉方面へ。

富山の旅は、まだまだ続くのでした~。


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富山・立山室堂(1)   15.04.26

2015-05-03 20:14:14 | 東海・北陸
富山の旅 2日めは、立山・室堂(標高2450m)へ。
立山駅からケーブルカー、バスを乗り継いで、約1時間。
着いたその先は、白銀の世界! 美しい~~!!!



空の青が濃ゆい~~!
空気が澄んでいるからでしょうか。すごいわ。
人が歩いているところは、踏み跡がついていて、
アイゼンやスノーシューがなくても、けっこう歩ける。
そこで、徒歩10分ほどのところにある「みくりが池温泉」まで行ってみることに。



それにしても、山が美しい~。
この季節、何度も訪れているけれど、
午後になってもこんなにくっきり見えるなんて、ちょっと驚き。
日差しが強いせいか、山の雪もみるみる消えている感じ。



日本最高所にある温泉「みくりが池温泉」が見えてきました~。
こんな秘湯にも、外国の方は押し寄せていて、
浴室からは、聞いたことのない言葉、そして奇声が・・(´Д` )
温泉は静かに入りたいものです・・。



お風呂あがり、みくりが池温泉のテラスに出てみると、
眼下には、噴煙あげる地獄谷が!
以前はここも歩けたんだけど、東日本大震災以来、
火山活動が活発になって、立ち入り禁止になっているそうだ。ふむ。



観光客がひけたころを見計らって、雪の大谷へ。
壁がもっとも高いところは、19mもあったそう。
この日はだいぶ減っていて、15mくらいになっていました。



こちらも外国の方が多くて、聞こえてくるのは異国の言葉ばかり。
雪の壁の落書きも、読めない漢字だらけ。
インバウンドの波、すごいです・・。



この日は、「ホテル立山」に宿泊。
これまで見ることができなかった室堂の夕焼け、星空、朝焼けを
めいっぱい体験しようという計画。
幸いにもお天気に恵まれ、夕焼けはばっちり~!
この後、星も堪能し、翌日のご来光に向けて、早めに就寝。



翌朝は4時すぎにロビーに集合し、ご来光ツアーに出発。
トロリーバスに乗って、大観峰まで行き、後立山からのご来光を待ちます。



午前5時、鹿島槍ヶ岳~爺ガ岳の間から、日が昇ってきました。
太陽からのパワーを全身にチャージ!!!



美しい朝焼け。
この険しいお山のひとつにでも、ことし登ることができるでしょうか。

さ、ホテルに帰って、もう一眠りしましょう。
この日は、また盛りだくさんな1日になるのですから。


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富山・氷見~滑川   15.04.25

2015-05-02 20:51:46 | 東海・北陸
GW前半は、北陸新幹線に乗って、地元・富山の旅へ。
ご一緒いただいたのは、お出かけ大好き女子3人。
いまが旬のホタルイカ漁を見よう!というのが、この計画の始まりでした。



思いおこせば、20数年前。
テレビ番組制作で、ホタルイカ漁を取材させていただき、
海面が青白く光る様に、心を撃ち抜かれたわたくし。
あの、美しい光をもう一度見たいと思ってやってきたのでした。



今回の旅は、3泊4日。比較的、時間に余裕がある。
初日は、海方面でうまいもんでも食べましょ、ということで、
まずは氷見方面にやってきました。
ここ、雨晴海岸は、お天気がよければ、海越しに立山連峰が見えるスポット。
この日は春霞で山は見えなかったけど、それでも十分に美しい眺めです。



ランチは、氷見の回転寿司へ。
地魚を中心に、がっつりいただき、一人2000円弱。
富山の回転寿司は、優秀ですね~。



お次は、道の駅で、買い物三昧。
さぁさぁ、どんなお魚がいますことやら。



いきなり、ズワイガニをざっぱんざっぱん茹でているところに出くわし、
もう目が釘づけ(笑)。
店内に入ったら、入ったで、新鮮な魚が箱売りされており、
いやぁ、面白かったです。
ここで、おねーさまがたは、家族に魚をたんまり送っていらっしゃいました~。



この日は、とってもお天気がよかったので、
もしかすると、春の風物詩 蜃気楼が見られるかもしれないということで、
蜃気楼の町、魚津へやってきました。



防波堤には、たくさんの蜃気楼マニアの皆様が、
立派なカメラを携えて並んでいらっしゃいました。
その中のお一人がおっしゃるには、
「きょうは天気がいいけど、気温が低いから出ない」とのこと。
確かに、蜃気楼が出る日は、もっとあったかくて、ぽっかぽかだった気がします。



翌日は、朝早いので、早めに宿に入りましょう。
この日の宿は、海老源。ホタルイカフルコースが食べられ、観光船の予約も取りやすいので、
ホタルイカを楽しむなら、とってもおすすめの宿。
20数年前の取材の際も、ここを利用しました。
ホタルイカのさしみ、桜煮、串揚げ、塩辛など、たっくさんのお料理をいただき、
9時にはお布団に入ります。おやすみなさ~い。



そして翌朝は、2時起床。3時に出港です!
お天気が安定していると、ホタルイカの光が強くなるのですが、
この日は風もなく、絶好のホタルイカ日和。
期待が、いやがおうにも高まります!!



漁場に到着!
ホタルイカの光が見やすいように、
漁の合間に、いったん灯を消してくださいます。
消灯! いざ!!



あれ!?
あんまり、光らないなぁ・・。
たも網のホタルイカは青白い光を放っているけれど、
定置網のホタルイカはあまり光らない。だから、海面が青白くならない・・。
あーれー??
漁のダイナミックさ、迫力がだいぶ減ったような気が・・。
あの美しい海面の光はもう見られないのかしら。。。



この後、もう1カ所行ったけど、状況はおなじ。
あんまり光りませんでした。なんでなんだろう・・。
観光船も小さくなっていたし、漁も小規模になっていた気がする。
20年の間に、いろんなことがあって変わっていったんだろうけど、
海面が青白く光るのが見られなくなったのはとっても残念だなぁ。



そんな無念な気持ちもありつつも、
久しぶりに、ホタルイカの青白い光が見られて懐かしゅうございました。
この日も朝から快晴。
さ、お次は山へと繰り出しましょうか。


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