地図が読めない女のハイキング日記

山と温泉と季節の草花と

大分・大船山   13.10.13

2013-10-20 09:19:30 | 九州
大分~熊本の旅3日めは、大船山登山。
大船山は、くじゅう連山のひとつで、ミヤマキリシマの名所として知られる。
法華院温泉から登り2時間、長者原まで下り3時間、ほどよい山だ。



朝7時15分、法華院温泉を出発。
この日も、朝からピッカピカの登山日和。
今回は、北海道の悪天候を取り戻して、
さらに、おつりが来るくらい、お天気に恵まれてる。 まさに倍返しだわ(笑)。



坊ガツルのススキ、朝の光を受けて輝いてますね~。
前日、下りで膝の裏が痛くなったデコポンは、この日は別行動。
朝、大船山登山口まで一緒に歩き、その後、デコポンは長者原へゆっくり戻った。
お昼までには、わたしたちも長者原へ戻るからね~。


アセビのトンネル、春はよさそうですね~

法華院温泉の白板に書いてあった登山者情報によると、
大船山の登りは、段原までの1時間半が厳しいらしい。
が、そう覚悟して歩いていたせいか、思ったほどではない。



コースタイムどおり、1時間半で段原に到着。
前日から風邪で調子がよくないうさこさんは、ここで折り返すことに。
あと30分で山頂だったけれど、前日3峰も登っているし、無理することはないですね。
ここからは、ぺりこさんと2人、大船山山頂をめざします。
段原からの30分、岩場の中にもミヤマキリシマの株がたっくさんある。
6月に訪れたら、どんなにか美しいでしょうね。



午前9時すぎ、大船山山頂に到着!
この山頂も、360°の大展望が広がってます~♪


三俣山~


三俣山の向こうに、阿蘇五岳~



御池の紅葉は始まりかけ。
去年は、今ごろがちょうど見頃だったそうですが、
ことしは、1~2週間遅れてるみたいですね。



由布岳、きょうもきれいに見えてます~。
いつか登りたいな~~。
すばらしい展望を楽しんだら、さくっと下山しましょう。



この日はこれから登る方が多くて、すれ違いで待つことも多かったけれど、
快調に下って、坊ガツルでうさこさんと合流。
坊ガツルは、テント泊の方がとても多かったけど、このテン場、気持ちよさそう~。



ススキ輝く、秋の坊ガツル。
名残惜しいですけど、デコポンが待ってるから行かなくちゃね。



ここから長者原へは、1時間半。
地図には、「九州自然歩道」なんて書いてあるので、
ゆるゆる下るのだと、勝手に思っていたワタクシ。
歩いてびっくり。雨ヶ池越あたりまでけっこうアップダウンがあるのね…。

 
狂い咲きのミヤマキリシマ??                       マツムシソウ



雨ヶ池は、雨が降っていないので、カラッカラ。
写真には写っていませんが、ヤマラッキョウの小さな紫の花がたくさん咲いてました。



小さなアップダウンって、意外に疲れるもんですね。
長者原までの道が思ったより長くて、ちょっと飽きちゃったけど、
予定どおりの時間に下山。デコポンとも、無事合流。
みなさま、お疲れさまでした~!!

ランチ休憩した後、星生温泉 山恵の湯で、汗を流し、
やまなみハイウェイで、阿蘇経由で、熊本へ。
レンタカーを返して、熊本市内の居酒屋で〆の宴会っ!
馬刺し、天草大王、辛子蓮根などなど、熊本の名産&焼酎で昇天。
山、温泉、食。今回も、完全燃焼の旅でした。
ご一緒いただいたぺりこさん、うさこさん、ありがとうございました!!
この秋は、よく遊んだな~。 


●コース概要
所要時間 5時間15分
法華院温泉7:15-大船山山頂9:15-坊ガツル11:00-雨ヶ池越-長者原12:30

→ 登山の人気ブログランキングへ


大分・星生山~久住山~中岳~法華院温泉   13.10.12

2013-10-17 00:22:29 | 九州
大分~熊本の旅 2日めは、くじゅう連山登山。
雲ひとつない快晴。登山日和です。



長者原に向かって、車を走らせると、くじゅうの山並みが見えてきた。
いやがおうにも、テンションあがる~~。



長者原に車を止めて、路線バスで牧の戸峠へ移動。
9時45分、牧の戸峠から登山スタートです。
この日の行程は、牧の戸峠から久住山、そして中岳を経由して、
法華院温泉に宿泊するという、ワタクシ的くじゅう連山ゴールデンコース。
まずは、久住山めざして、約2時間の登りです。



歩きはじめて20分、沓掛山に到着。
うわぁ~ん、いきなりいい眺め。
右手には三俣山、左手奥にはツインピークスの由布岳まで見える~。



眺望を堪能したら、さらに高度を上げていきましょう。
この日、登山客はめちゃめちゃ多くて、
くじゅうの山で、こんなに人を見たことがないというくらい。



幼稚園の子供たちも遠足で登っているので、道は渋滞ぎみ。
おかげで、スピードが出すぎないから、のんびり歩けて、カラダは楽だったんですけどね。



西千里浜エリアに入ると、急に道が開け、歩きやすくなる。
紅葉が始まってる木も、ちらほら見えてきました。



阿蘇五岳もきれいに見えますね~。
この、お釈迦様が横たわったような姿を見ると、
懐かしさで、胸がきゅんとしちゃう~~。



ここまですこぶる快調に歩いてきたワタクシたち。
このままでは、宿に早くつきすぎてしまうかも…なんて思い、
星生山を経由して、久住山に行くことに。



しかし、この選択、意外にあとで響くことに…。
星生山への登りがけっこう急で、予想以上に体力使いました。



息をきらし、急勾配を登りきると、星生山山頂に到着!
山頂は、さえぎるものが何もない。



360°の絶景!!
これまで歩いてきた道も眼下に広がっています。



硫黄山からは、噴煙があがってる~!



星生山を下って(この下りがけっこう怖かった)
久住分かれで小休憩したら、いざ久住山へ。
火山特有のザレザレの道を、20分ほど登っていくと…


風が強くて、髪はバサバサ。ワタシのシャツは、風をはらんで小太り調(笑)。

百名山のひとつ、久住山山頂に到着!
こちらも、360°ぐるりの大展望。





すんばらしい~~!
この眺めを楽しみながら、お昼ごはんをいただいていると、
例の幼稚園児たちが登ってきた。
幼稚園児にも登れるくらい、楽勝の山だったのね、久住山…。
そして山頂では、園長先生の80歳(!)の誕生祝いの会が始まった。
Happy birthday to you~の元気な歌声が、山頂に響き渡る。
園児も、園長先生も、付き添いの先生も、親御さんも、すごいパワーだわ。



楽しい歌声を背に、
お次は、九州最高峰・中岳に向かいましょう。



あの峰が、中岳なのね!
そう思って歩いていたら、どうもあれは天狗ヶ城だった模様。



御池の脇、ぎりぎりに設けられている道を歩き、
中岳をめざす。



ああ、あれが中岳ね。
ゴツゴツの岩場をよじ登っていくと…



意外にあっけなく、中岳登頂!



こちらも眺望ばつぐん。
振り返れば、歩いてきた道がきれいに見えてる~。
中岳で小休止したら、
さくっと下山して、法華院温泉をめざしましょう。


●コース概要
所要時間 6時間15分
牧の戸峠登山口9:45-星生山山頂11:00-久住別れ12:00-久住山山頂12:30(昼食)-中岳13:30-池ノ小屋14:00-法華院温泉16:00

→ 登山の人気ブログランキングへ

大分・別府~壁湯温泉   13.10.11

2013-10-15 06:06:27 | 九州
有休を1日いただいて、2泊3日で、大分~熊本へ。
秋のくじゅう連山登山&温泉を思いっきり楽しもう!という、今回の旅。
メンバーは、健脚Perikoさん、うさこさん、そして、夫・デコポン!
いつもおいてきぼりのデコポン、今回はドライバーとして抜擢されました。 ← うそですよ(笑)


あちこちから、湯けむり、もくもく~。地熱が豊かっていうか、有り余ってる?!

初日、まず訪れたのが、別府。
以前、別府で湯めぐりをして、とっても気に入ったワタクシ。
大分は、湯布院や黒川温泉など、女子受けする温泉はたくさんあるんだけど、
別府の泉質のバラエティさに魅せられ、ぜひ再訪したいと思っていたのだ。


関アジ                                  関サバ

別府へ行くなら、関アジ、関サバを食べたいところ。
ということで、お昼は、デコポンおすすめの回転寿司「亀正くるくる寿司」へ。
いいネタはすぐになくなっちゃうから、11時開店とともに入店。
おかげで、関アジも関サバも、1人1皿GET! うんまかったなぁ…。
あと、メヒカリとか、太刀魚とか、近郊で水揚げされたネタが抜群にうまかった。
海が近いところの回転寿司はいいですねぇ。
お腹いっぱい食べて、一人1600円というところもいいねぇ。



食事の後は、別府地獄めぐり。
地獄は8つあるけれど、やや残念な地獄もあるので、
今回めぐったのは、血の池地獄と坊主地獄のみ。



坊主地獄は、泥湯がぼこぼこ湧いて、それなりのおもしろさはあるんだけれど、
あとの地獄はビミョウ…。
別府、せっかくいい温泉がいっぱいあるんだから、
街づくりとか観光について、もう少し考えたほうがいいかも。もったいない…。



地獄めぐりの後は、明礬温泉へ。
青磁色のお湯で有名な「岡本屋」で立ち寄り湯をしようとしたら、
連休前のこの日は、残念ながらお休み!
だったら、以前いった「鉱泥温泉」(泥湯)もおもしろいから…ということで向かうと、
今度はなんと営業時間外。営業は午前8~12時。訪れたのは12時45分でした…。
すったもんだのあげく、「明礬温泉 湯屋えびす」で立ち寄り湯することに。
この日、気温は28°くらいあったのでしょうか。
露天につかっていると、暑くて、汗が噴出。だいぶ体力消耗しました(笑)。



ふぅぅ~。そろそろお山のほうへ行きましょうか。
別府から壁湯温泉へは、やまなみハイウエイを通っていきます。
この道、山の中を走っていて、いい感じなんですよね~。



途中、由布岳登山口があったので、車を降りて小休憩。
お天気は回復基調ですが、山の上には少し雲が残ってます。



青空も見えてきてるし、
明日からの山行は大丈夫そうですね~。



15時半、この日の宿泊先 壁湯温泉 福元屋に到着。
3年半前に訪れて、白米のおいしさに再訪を決めた、お気に入りの宿です。



部屋の窓を開けると、そばには川が流れていて、せせらぎの音が心地いい。
一服したら、さっそく温泉、温泉。



最初は、旅館の中にある「隠り国の湯(こもりくのゆ)」へ。
家の蔵に使われていた石を使ったお風呂だそうで、趣があります。
お湯はやわらかで、温度もほどよく、とっても気持ちのいい温泉です。



お次は、宿自慢の壁湯天然洞窟温泉へ。
源泉が39°とぬるめなので、カラダへの負担が少なく、いつまでも入っていられます。
混浴露天なので、前回は入らなかったのですが、
今回は、湯浴み着を貸してくださったので、
男性がいても、気にすることなく、のんびり入ることができました。
おかみさん、お心遣い、ありがとうございます!!

 
晩ごはん。この後、馬刺しやら、茶碗蒸しやら、うまいもんが続々。   朝ごはん。白米がとにかくうまかった~。

お風呂の後は、お待ちかねの晩ごはん。
お料理は、おかみさんのお手製だそうなのですが、
どれもこれもみんなおいしかった~。
そして、白米のおいしいこと、おいしいこと。
朝ごはんなんて、ついおかわりしちゃいました。



木のぬくもりあふれる福元屋さん。
お湯よし、お料理よし、おかみさんとだんなさんの人柄よし。
本当に癒される、いいお宿です。
翌日からの山歩きに備えて、とってもいい充電ができました~。
どうもありがとうございました!


→ 登山の人気ブログランキングへ


長野・栂池自然園    13.09.29

2013-10-14 10:06:01 | 甲信越
LAMN秋山3日めは、栂池自然園。
山歩きを始めてからずっと訪れてみたかった憧れの場所です。
栂池は花の名所だけど、紅葉もいいのではないかしら。
「紅葉まつり」も始まっているだそうだし、わくわくする~。



この日も、朝から、雲ひとつない快晴。
秋の澄んだ青空に、白馬三山が美しい~~♪



ゴンドラとロープウエイで一気に1000m上り、標高1829mの自然園駅へ。
高度が上がるほどに、後立山連峰の絶景が!


白馬連山


鹿島槍ヶ岳



こちらは八ヶ岳、南アルプスの山並み。
すばらしい眺めに、しばしうっとり~~。



山並みを堪能したら、
さっそく、栂池自然園の中を歩いてみましょう。





草紅葉が始まってます。湿原の紅葉、いい感じですね~。
園内一周は5.5km。ゆっくり歩けば3時間半~4時間かかる。
木道が整備されていて歩きやすいけれど、意外にアップダウンがあり、
気温があがったこの日、半袖で歩いていても、暑がりの私は汗だく…(^^;









栂池、予想以上にいいところですね~。
もっとゆっくりまわりたかったけれど、
時間の都合で、今回は浮島湿原で折り返すことに。





全部まわきれなかったのは残念でしたが、また来る口実になってよかったかも(^^)
今度は、夏のお花のシーズンに訪れましょう。
そのときは、白馬岳登山とぜひセットで!

LAMN秋山企画は、3日間ともお天気に恵まれて、とても楽しい山行でした。
幹事さん、きめ細かくご配慮いただき、ありがとうございました。
ご一緒いただいた皆さま、またぜひご一緒くださいませ。


→ 登山の人気ブログランキングへ


長野/新潟・雨飾山      13.09.28

2013-10-06 12:02:43 | 甲信越
秋山企画2日めは、雨飾山登山。
朝5時半、前泊した雨飾荘の車で、登山口まで送っていただく。
おかげで、登りを1時間短縮。
登り4時間、下り3時間(+下道1時間弱) 計8時間登山の開始です。



出発は、朝5時45分。最初は平坦な木道歩き。
まだ起きていないカラダには、ちょうどいいウォーミングアップに。



15分ほど進んだあたりから、美しいブナ林に。
そして、傾斜は急になり、この後、ずっと急勾配が続きます。



粘土質の土と、木の根っこに、足をとられながら、
ぜいぜい登っていくと、沢の音が近くなってきて、今度は急な下りに。
スタートから2時間弱、荒菅沢に到着!



うぉぉ~、空が青い! 水が冷たい!!
時刻は午前7時半。ここらで朝ごはんにしましょう。



下界では、BSで「早あま」最終回が始まっているはず。
リアルタイムで見られない無念を胸に、
あまちゃん関係者のみなさまに、感謝の念を送る(笑)。
半年間、幸せな時間を、ホントにホントにありがとう!!!



荒菅沢から笹平までは、滑落事故も起きやすい、雨飾山の難所。
けっこうな急勾配を、ひたすら登りに登っていきます。



これまでの約2時間も、急だったなと思ったけど、
ここから先は、それ以上の急勾配。
でも、樹林帯を抜けると、胸のすくような、この眺め。すばらしい~!!



岩場になっても、急勾配は続きます。
標高差800mの山のわりには、きついなという印象。
途中、はしごが2カ所あるけど、高度感はさほどないので、
高所恐怖症のワタシも、なんとかクリア。風が弱いのがありがたい。



9月も下旬だというのに、2000m級の山だというのに、
暑い、暑い!
暑がりのワタクシは、長袖Tシャツ1枚なのに汗だくだく。
尾根をわたる風が気持ちいい~~。



荒菅沢から1時間半。きつい登りを登りきったら、そこは笹平。
左手に、山頂も見えてきました。



山頂まで、あと25分。
最後の登りも、きつそうですが、あとひとふんばり!
写真ではあまり見えませんが、山頂付近の山肌はだいぶ色づいています。



笹平から山頂に向かうと、
右手に、糸魚川の町と、日本海が見えてきました。
下界まで、すっきり見えますね~。



午前10時、雨飾山 北峰到着。
北アルプスの山並み、美しい~~!
白馬、五竜から、鹿島槍、槍までくっきり。
こういうの、「後立山オールスター」っていうらしいです。



左手に見えるのは、雨飾山のもうひとつの山頂 南峰。
雨飾山は、「猫の耳」と呼ばれる双耳峰になっているんだそう。
知らなかった…。
標柱と三角点がある南峰へ行ってみましょう。



雨飾山 南峰(標高1,963m)に到着!
はぁ~、がんばりました。



いやぁ、すばらしい絶景ですね。
360°ぐる~り、お山だらけ。
雨が多い、このお山で、ここまでの景色が見られることは稀だそう。
十数回登っているというおじさまが、「こんなの初めて!」と感動されていました。
風もなく、おだやかな日和。
降りるのがもったいなくて、山頂で40分ほど休憩。



なごり惜しいですが、下りも過酷そうなので、
そろそろ下山いたしましょう。
北峰から笹平を見ると、緑の中に、女性の横顔が!
山頂で一緒になった方から教えていただいたんですが、
ほんと、女の人の横顔に見える~。



下りは、来た道を戻ります。
急勾配の上、すべりやすいため、緊張の連続。
歩いているときの写真は、ほとんどありません。
登山道の脇には、色づいた葉もちらほら。



秋の花も、ちょいちょい顔をのぞかせ、
尻もち、落石に注意しながらの下山にも、心和むひとときがあったり。



難所つづきの下りも、荒菅沢までくれば、ひと安心。
お腹がすいてきたので、沢で手を洗って、お昼ごはんにします。
けっこう厳しい山だったなぁ。



荒菅沢からも、意外に長くて、下っても下っても、
なかなか下りが終わらない。
まわりの緑は美しいけれど、だいぶ疲れてきました。



午後2時、無事、登山口に到着。ふぅぅ~。
帰りは、宿の車がないので、バス停までさらに1時間歩きます。
この下道歩きが、けっこう長い。
だらだら下りを飛ばしぎみで歩き、バスの時間にぎりぎり間に合った!
この後のバスは2時間後なので、必死に歩きましたですよ。

雨飾山、展望がすばらしいお山でした。
お天気がよかったから、登ったかいもあったというものですが、
展望がない日だったら、けっこう修行ちっくな山ですね。
毎回思うけれど、ひとりだったら、心折れていたかもしれません。
ご一緒いただいた皆さまに感謝。今回もありがとうございました!!!


●コース概要
所要時間 9時間15分
雨飾高原キャンプ場5:45-荒菅沢7:30(朝食7:45まで)-笹平-雨飾山山頂10:00(休憩10:40まで)-笹平-荒菅沢12:00(昼食12:20まで)-雨飾高原キャンプ場14:00-雨飾荘バス停15:00


→ 登山の人気ブログランキングへ



長野・塩の道 千国越えコース    13.09.27

2013-10-04 21:30:03 | 甲信越
ハイキンググループLAMNの秋山企画で、雨飾山登山2泊3日の旅へ。
初日は、あずさ3号で、南小谷へ。
台風一過の快晴。車窓に、北アルプスの美しい山並みが広がる。



この日は、塩の道 千国越えコースを歩く。
塩の道は、日本海に面する糸魚川から、松本城下まで30里、
塩や海産物などの生活必需品を運ぶために往来した道。
現在、小谷村では、この旧街道をたどる8つの道が整備されている。



今回歩いたのは、そのひとつ、千国越えコース。(約7km、所要時間3時間10分)
松沢口バス停を起点に、ウォーキングスタート!
秋ならではのカラッとした空気。
澄んだ明るい光の中を歩く、気持ちよさといったら…。



スタートから、5分ほどで、百体観音が現れる。
木漏れ日がいい感じですね。
まだいくらも歩いていませんが、お腹がすいてきました(笑)。



街道の途中にある古民家お蕎麦屋さんで、お昼ごはんとしましょう。
こちらのお店、平日はお休みらしいのですが、
幹事さんが事前予約をしておいてくださったおかげで、
天然岩魚の塩焼き、おいしいお蕎麦をいただくことができました。
幹事さん、手配カンペキです。ありがとうございました!!



昼食後は、牛方宿を見学したり…
(牛方宿:牛を使って荷を運んだ人、牛が、旅の疲れをいやした宿)



千国番所跡、千国の庄資料館を見学したり…



こちら、千国の庄資料館に展示されていた押し絵雛。
平べったいお雛様、初めてみました~。



秋の田園風景をのんびり楽しみつつ。
先日の北海道の旅では感じられなかった、明るい日差しを全身で受けとめて…



幸せ~~♪



道端には、秋の花。蝶や赤とんぼ。
秋が、少しずつ深くなってきてますね。



翌日へ向けての、いい足慣らしとなりました。
さ、明日は、雨飾山登山。
久しぶりのがっつり歩き、どうなりますことか。


●コース概要
所要時間 4時間15分
南小谷駅11:45-(タクシー)-松沢口バス停12:00-(昼食13:00)-牛方宿-千国番所跡-源長寺-庚申塔-小谷村郷土館-南小谷駅16:00


→ 登山の人気ブログランキングへ