地図が読めない女のハイキング日記

山と温泉と季節の草花と

山梨・大菩薩嶺    09.06.27

2009-06-28 18:28:17 | 甲信越
ハイキングチームLAMNの例会で、大菩薩嶺を歩く。
大菩薩嶺は、日本百名山、花の百名山でもある名峰。
私のバイブル「Nature Walk」に、上級者向けと書いてあったので、
ずっと尻ごみしていた山なのだが、
車で、福ちゃん荘まで行ってしまえば、さほどではないとのこと。
じゃあということで、参加させていただいた。


(写真の花はサラサドウダン。登山道のあちこちに咲いてました)

梅雨の晴れ間で、前日、東京では真夏日を記録した。
この日も朝から気温がぐんぐん上昇し、標高1,600m地点でも、すでに暑い。
福ちゃん荘から、唐松尾根を登ったのだが、
これが意外にきつく、カラダ中から汗が吹き出す。
汗と一緒に、体内の悪いものがすべて出ていく気がする。



スタートから約1時間で登頂。しかし、山頂は林の中で展望がない。
記念撮影もそこそこに、大菩薩峠へと向かう。
大菩薩嶺の魅力は、この尾根歩きにあると言ってもいい。
開けた稜線から、富士山や南アルプスがよく見える…。



…はずなのだが、残念ながら、富士山は見えず。
本当なら、大菩薩湖の向こうに、すっくと富士が聳えているそうだ。
富士山狙いなら、やっぱり、空気が澄んでいる秋ですよねぇ。



いやいや、富士山が見えなくても十分。この尾根歩き、気持ちいい~。
この山、人気があるわけですよ。



こちら、賽ノ河原。
写真には写ってないけど、レンゲツツジがちらほら咲いてました。
尾根道には、ズミも少し咲き残ってたけど、
花の百名山というわりには、花の種類が少なかったかも。
お花の端境期だったのかしら。



大菩薩峠、到着! 昼ごはんにする。
それにしても、小バエやアブなど、虫が多い。
顔のまわりをつねにブンブンしてるのには、閉口しました。
福ちゃん荘に、「標高1,800mを超えると、虫が多い」って書いてあったけど、
どうしてなんだろう。
ネットをかぶって歩いてる人がいたけど、この山においては、それ正解!



福ちゃん荘から下のブナ林は、虫も少なく、とっても快適。
長い長い下りに、ちょっと足ががくがくしたけど、
道はふかふかで歩きやすく、とにかく緑がきれい~。



チョウチョもたくさん飛んでました。
蝶博士・N原さんの手に止まっている、この子はキマダラヒカゲだそう。
手の汗を吸っているんだそうです。

この後、大菩薩の湯まで歩き、温泉&生ビール!
これぞ、夏の山歩きの醍醐味。今回も味わいつくしました (^^)V

●コース概要
所要時間 5時間10分   標高2,057m
JR塩山駅8:52-(タクシー)-福ちゃん荘9:30-雷岩-大菩薩嶺山頂10:30-雷岩-賽ノ河原-大菩薩峠11:30-(昼ごはん11:50)-福ちゃん荘-上日川峠-丸川峠分岐-大菩薩峠登山口-大菩薩の湯14:40-(お風呂&宴会後、タクシーで)-JR塩山駅17:10


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栃木・鬼怒沼    09.06.14

2009-06-20 23:08:39 | 関東
手白澤温泉に泊まった翌日は、鬼怒沼まで行き、
折り返して女夫渕へ戻る、約7時間コースのハイキング。
この日も予報では、天候不安定で、くもりのち雨。
早朝、晴れていたものの、朝食前に激しく降り、朝食中に再びお天気に。
波乱含みの幕開けである…。



晴れた朝のブナ林は、ひときわ爽やか。
この時間を過ごすだけでも、手白澤に来る価値がある。
お天気がいいうちに、とにかく上に行きたいと、前半はハイペースで歩く。



歩きはじめて1時間半、オソオソロシの滝展望台に到着。
ここまでの登りがけっこうきつかったので、滝を見ながら、しばし休憩。
滝は、遠くのほうにちょろっと見えるだけで、やや肩すかしの感あり。

 

登山道の脇に咲いていた草花たち。(名前がわかりません)
この時期の奥鬼怒は涼しくて、ハイキングに最適。
ときおり吹く風が、本当に気持ちいい~。



5年前、6月上旬に来たときには、残雪が多く、
踏み抜いて、けっこうたいへんだった記憶があるが、
今年はもうほとんど雪はなく、鬼怒沼付近に1カ所残ってただけ。



笹藪の中に、木道が出てきたら、いよいよ鬼怒沼だ!
鬼怒沼は、標高日本一の高層湿原(標高2,020m)。
晴れた日には、日光白根山や燧ヶ岳がきれいに見える。



鬼怒沼についたら、黒い雲が上空を覆っており、いよいよ雨か…と覚悟したが、
昼ごはんを食べているうちに持ち直し、再び光がさしてきた。

 

鬼怒沼には、高山植物も多いらしい。
チングルマ、ショウジョウバカマ、タテヤマリンドウなどが咲いてたけど、
本格的な花のシーズンは、これからといった感じ。



空模様とバスの時間が気になって、下りも巻き気味にさくさく歩く。
おかげさまで、お天気のうちに、無事下山。
八丁の湯から女夫渕に行く途中、
一瞬、雷がゴロっと鳴ったので、肝を冷やしましたけど…。

山の下のほうでは、この時間、けっこう激しく降っていたようで、
鬼怒川温泉駅に向かう車の中で、スコール級のじゃじゃ降りを見たときには、
幸運に感謝せずにはおれませんでした。
神様、ありがとう! 感謝します! ツイてる~!!

●コース概要
所要時間 6時間40分
手白澤温泉8:20-加仁湯8:45-日光沢温泉8:55-丸沼分岐9:15-オソオソロシの滝展望台9:40-鬼怒沼11:05-(昼食11:30)-オソオソロシの滝展望台12:30-丸沼分岐-日光沢温泉-加仁湯13:30-八丁の湯13:50-女夫渕バス停15:00


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栃木・手白澤温泉    09.06.13

2009-06-19 03:28:23 | 関東
ハイキングチームLAMNのお泊り旅行で、手白澤温泉に出かけた。
初夏の奥鬼怒温泉郷を歩き、ブナ林の新緑を楽しもうということで、
不肖、ワタクシが幹事を務めさせていただきました。



今回の参加者は、LAMNのおじさま5名&奥様1名。
それに、私の会社の先輩女子3名と私、計11名。
先輩女子は歩くのが速く、あっという間に引き離されてしまう。
↑ ほら、もう橋の向こうのほうまで行ってるでしょ(笑)。



途中、アカヤシオが咲いてました。
シャクナゲとか、もっと咲いてるかと期待してたんだけど、
お花は思ったより少なかったかな。



天気予報ではくもりのち雨、3時以降は雷も…みたいな、あやしい感じ。
歩きはじめて1時間、八丁の湯に着いたら、一瞬ざーっと降ったけど、
15分ほど休憩がてら、雨宿りしてたら、またカラッといいお天気に。
本当にタイミングがよく、ほとんど雨に遭わず、ラッキーでした~。



↑ 加仁湯から、手白澤温泉に向かうブナ林。
新緑が光をあびて、キラキラ☆
足下もふかふかで、この道は歩くのが本当に楽しい~♪

  

歩くこと2時間半、手白澤温泉に到着っ!
初夏に来たのは、たぶん5年ぶり。
宿のまわりに、オダマキや九輪草がたくさん咲いてました。


●コース概要
所要時間 2時間50分
東武 鬼怒川温泉駅10:00-(バス1時間半)-女夫渕バス停11:50-(昼食)-奥鬼怒温泉郷入口12:30-八丁の湯14:10-(雨宿り20分)-加仁湯14:40-手白澤温泉15:20

●宿泊
手白澤温泉   栃木県日光市川俣870
いつ来ても清潔で、露天が気持ちよく、食事がおいしく、すばらしい~。宿のおばあさまが丹精こめて育てた花たちが、中庭や露天のまわりにいっぱい。

 


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埼玉・上尾丸山公園   09.06.07

2009-06-07 20:48:50 | 関東
JR主催の「駅からハイキング」に参加し、上尾の町を歩いた。
「上尾花しょうぶ園鑑賞と、雄大な荒川ぞい草原から牧場へのウオーキング」
という触れこみだったのだが、実際はコースの大半がアスファルトの町中歩き。
上尾駅を出てから、約5kmは車道ぞいのアスファルトの道。
10時をすぎ、直射日光が照りつける中、これは相当厳しかった。



この日、上尾は30℃近かったのではなかろうか…。
後から知ったのだが、このコース、巨木をめぐるコースでもあったらしい。
馬蹄寺のもっこく、橘神社のケヤキ。八枝神社のケヤキとエノキ…。
あまりの暑さに、樹木を観察する余裕もなく、気持ちが萎えはじめたころ、
ようやく荒川沿いの榎本牧場に。広がる緑に癒される~。



直射日光の下、歩くこと約2時間半。
ようやく、本日の目的地「上尾丸山公園」に到着!



花しょうぶは、ちょうど見ごろを迎えていた。
約2,800㎡の敷地に、80種、1万株の花しょうぶが咲くという。



紅白のスイレンも咲いてました。
いやいや、それにしても暑い!
木陰は涼しいが、ひなたを歩いていると、汗が噴き出してくる。



上尾丸山公園から、上尾駅まで約5km。再び、アスファルトの道を歩く。
やや脱水症状ぎみとなり、意識もなんだかぼんやりしてくる。
炎天下、15kmのウォーキングは、想像以上に過酷でした…。


●コース概要
所要時間  4時間20分
JR上尾駅10:10-馬蹄寺-八枝神社-榎本牧場12:00-徳星寺-諏訪神社-上尾丸山公園12:30-(昼食12:50)-十連寺-川の大じめ-JR上尾駅14:30


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熊本・南阿蘇     09.05.31

2009-06-02 22:05:51 | 九州
南阿蘇国民休暇村でテニスをした。
この日、熊本はいいお天気。阿蘇の山々もくっきり見える~。



南阿蘇でのテニスは、GWに計画していたのだが、
激しい渋滞に巻き込まれ、どうにもたどりつけず断念。
今となっては、あの混雑が嘘のよう。道中も、テニスコートもがらがらだ。



前回、接待テニスを受けてから9カ月。
こんなペースでは、なかなか上達しないが、
前回よりは、ラケットにちゃんと当たるようになってきた。
バックも、ちょっとコツがつかめたような気がする。 ←ホント?
しかし、2人では、1時間ほどしか、体力が続かない。
調子が出てきたあたりで、今回も終了。もうちょっとお稽古したかったな…。



ま、食い足りないくらいで、やめておくのがいいのでしょう。
また近々、お稽古にいきましょ。ラケットもほしくなっちゃった(^^)
帰り道、阿蘇の山々があまりにきれいだったので、しばし止まって、山を眺める。



南阿蘇の田園風景って、穏やかで、豊かな感じがして、いいなぁ。
高岳の頂上付近がピンク色に見えたけど、ミヤマキリシマが咲いてたのかしら。



南阿蘇のシンボル・風車も、気持ちよさげに回っており。
初夏の阿蘇は、本当にさわやか。いい気分転換になりました~♪


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