地図が読めない女のハイキング日記

山と温泉と季節の草花と

群馬・草津キャニオニング  07.09.23

2007-09-24 11:01:48 | 関東
草津2日めのアクティビティは、キャニオニング。
自然の滝を、時にはロープを使い、
時には体ひとつでウォータースライダーを楽しむ豪快なスポーツだ。


写真は1週間後に届くので、それまではパンフレットで。

高所恐怖症なので、しょっぱなから「30mの滝をすべり下ります」と
言われたときは、けっこうびびったが、
ガイドさんが速度を調節しながら下ろしてくれるので、さほど怖くない。
とはいえ、自分でタイミングを見て、
「エイッ」とスタートしなくてはならないので、多少の度胸は必要。

滝をすべるとか、滝つぼにジャンプするとか、考えたこともなかった。
この感覚はやってみないとわからないと思うけど、
ざっぷーんと、滝つぼに落ちる感じ、かなりおもしろい。
何度か鼻に水が入ったが、
やんちゃな子供時代に戻ったようで、わくわくした。


写真、届いた~。こんな滝、降りたのね。

今回参加した「ディア・キャニオンコース」は、緑や滝が本当に美しい。
ふだんのハイキングでは見ることができない角度から
滝や絶壁を見られるのも、キャニオニングの魅力だ。
全身で、ものすごく近いところで、自然を感じることができた気がする。
大満足!! でも、やるなら夏のほうがいいかも(笑)。

●コーディネイト
キャニオンズ  群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽45
“秘境”と呼ばれている「草津ディアキャニオン」半日コースに参加。森林浴のハイキング、渓谷にあらわれる天然の滑り台やジャンプ台を楽しみながら、水の流れと一緒に下っていく。料金 9000円。ガイドさん、ありがとうございました!

群馬・草津白根山   07.09.22

2007-09-23 23:55:44 | 関東
草津・シーダーロッジを仲間で借り切って楽しむ、恒例の会。
今年で3回めとなる。
昨年はお天気が今ひとつで、予定していた芳ヶ平に行けなかったので、
今年はそのリベンジ。
紅葉にはまだ少し早かったけれど、色づきはじめたナナカマドや
咲き残ったリンドウをながめながら、下り中心のコースをゆるゆる歩いた。

 

芳ヶ平湿原には、池塘などがあるはずなのになかったな…と
不思議に思っていたのだが、あとで復習していて失態に気づいた!
芳ヶ平ヒュッテの先に、湿原をぐるりと回るコースがあるのに、
そこ、行ってませんでした…(^^;
毎度、まったく何やってるんでしょう。同行した皆さん、すみません!!
ワタスゲの季節にでも、もう1度歩こうかしら。


白濁している川。温泉が流れてるんでしょうね。

●コース概要
湯釜&芳ヶ平自然遊歩道コース 3時間30分
白根レストハウス11:30-湯釜-白根レストハウス12:00-芳ヶ平12:50-桜清水-香草-草津ペンション街15:00

●宿泊
シーダーロッジ  群馬県吾妻郡草津町557-6
とにかく食事がおいしく、「オーベルジュ」といったほうがふさわしい。少しぬるっとした温泉も気持ちよく、室内も清潔で言うことなし! 仲間同士で借り切って、暖炉の前でおしゃべりするのも楽しい。平日は6名、休前日は8名以上で全館貸切可!

東京・谷中   07.09.16

2007-09-17 10:44:29 | 関東
歩くのが好きな友人と、谷中七福神めぐりをした。
お寺に特別興味があるわけじゃないけれど、もうすぐお彼岸だしね。
谷中七福神めぐりは、享和年間に始まった東京で最古の七福神めぐり。
今回は、田端・東覚寺(福禄寿)からスタートした。

途中、竹細工や和食器のお店を立ち寄りながらの、ぶらぶら歩き。
江戸の風情が残る町並みを歩くのはなかなか楽しい。
驚いたのは、お寺が多いこと。
谷中には70以上のお寺が点在しているそうだ。
七福神どころじゃなかったんですね。

 
青雲寺(恵比寿)。滝沢馬琴の筆塚。 天王寺(毘沙門天)。沙羅双樹には実がなる。

●コース概要
所要時間 5時間20分
JR田端駅11:00-東覚寺(福禄寿)-青雲寺(恵比寿)-修性院(布袋尊)-朝倉彫塑館-長安寺(寿老人)-昼食(薬膳カレー じねんじょ)13:00-天王子(毘沙門天)-休憩(愛玉子)-護国院(大黒天)-玉林寺(めくるめくろじめぐり)-弁天堂(弁財天)-JR上野駅16:20

●立ち寄りどころ
・台東区立 朝倉彫塑館  台東区谷中7-18-10 入館料400円
明治~昭和の彫塑家 朝倉文夫氏のアトリエ兼住居を改装した美術館。展示されている作品はもちろん、朝倉氏自身が設計したアトリエや日本庭園がすばらしく、静かにたたずんでいると、気持ちが研ぎ澄まされてくるよう。

・めくるめくろじめぐり   谷中玉林寺にて
東京芸術大学建築学科によるインスタレーション(場所や空間全体を作品として体験させる芸術)。玉林寺の路地をのれんで仕切り、日常と異なる空間をつくりだす。

  
路地に置かれた鏡面のベンチに、頭上の緑が映りこむ。いつもと違う視点で見るって新鮮!

埼玉・長瀞   07.09.15

2007-09-15 22:36:41 | 関東
“七草”に生まれたのに、春の七草もろくに知らない私だが、
西武鉄道・秩父鉄道合同ハイキングに参加して、
「秋の長瀞七草寺めぐり」をしてみた。
秋の七草は、尾花、葛、萩、桔梗、藤袴、女郎花、撫子の7つ。
どの花も、見ていて落ち着く野の花だ。

   
洞昌院・萩           法善寺・藤袴          真性寺・女郎花

 
道光寺・尾花(ススキ)             道端に咲いていた曼珠沙華 鮮烈!
  
夜になると、虫の鳴き声が聞こえて、もう秋だなぁ…と思うこのごろなのに、
この日の長瀞は蒸し暑く、草いきれでむせかえるよう。
お寺めぐりと聞き、平地のだらだら歩きをイメージしていたのだが、
お寺はけっこう山の方にあったりして、意外に運動量がある。
恐るべし、霊場めぐり。あなどるなかれ。

●コース概要
所要時間 3時間50分  行程13km
秩父鉄道 樋口駅11:10-道光寺(尾花)11:25-遍照寺(葛)12:20-洞昌院(萩)12:40-多宝寺(桔梗)13:20-法善寺(藤袴)13:40-真性寺(女郎花)14:00-不動寺(撫子)14:40-秩父鉄道 長瀞駅15:00

宮崎・夷守岳   07.09.08

2007-09-09 12:06:12 | 九州
霧島連山の東方にそびえる夷守岳(ひなもりだけ)。
生駒高原から眺める山容は美しく、「生駒富士」と呼ばれている。
しかし、その美しい姿とは裏腹に、登山はけっこう厳しい。
最近では、霧島連山の中で、登山道のもっとも険しい山として
ひそかに話題になっているらしい。知らなかった…(^^;

今回は、丸岡山~夷守岳の縦走。
丸岡山も夷守岳も、山全体が森林で覆われ、
登山道には、小さな高山植物やめずらしいきのこがあちこちにある。
同行者にくわしい人がいて、たくさん名前を教えていただいたのに、
聞くそばから忘れてしまった。とほ。

 
丸岡山へ行く途中に寄った大幡池      眼下に広がる小林市街(夷守山頂より)

丸岡山を下ってから、夷守岳をめざす登りはハードだったが、
夷守岳山頂からの眺めはすばらしく、
甑岳~韓国岳~獅子戸岳~新燃岳~中岳~高千穂峰がきれいに見えた。
GWに韓国岳に登ったときは、濃霧で何も見えなかったので、
うれしさもひとしおである。

 
霧島連山の霊峰・高千穂峰    GWに登った韓国岳もくっきり見える!

さて、下り。
夷守岳山頂付近は笹薮が多く、かきわけかきわけ歩かなくてはならない。
これを「藪こぎ」という。
夷守岳は、藪こぎがかなりひどい「やぶれかぶれ(!)」の状態で、
しかも足元がすべりやすく、下りはかなり注意を要する。
この下りがけっこう長い。これを登るのは相当きついと思うので、
今回はコース取りがよかったことに感謝。ツイてる~!

●コース概要
所要時間 6時間   夷守岳1,344m 丸岡山1,330m
夷守台9:10-大幡池10:40-丸岡山-夷守岳12:30~昼食13:10-小林生駒登山口15:10

●山行コーディネイト
シェルパ 熊本本店
熊本市新屋敷1丁目14-30
登山専門店「シェルパ」が主催する山行に初参加。男性4名、女性4名、ガイドの計9名のパーティだったが、驚くことに60代~70代前半の人が大半。歩くのも、すこぶる速い。いつまでも元気で歩けるのはすばらしいこと。私もあやかりたい~!

東京・高尾山    07.09.01

2007-09-02 20:40:43 | 関東
「近場の山をさっと登り、さっと下りて、ビールを楽しみましょう!」
そんな企画に賛同して、高尾山に出かけた。
ハイキングの後のビールは最高だもんなぁ…。
行きの電車の中から、ビールで頭はいっぱいだったのだが、
神様は、きっとそんなヨコシマな気持ちを見透かしていたんでしょうね。

この日の高尾山は、あいにくの小雨模様。
山頂に着いても、雨はいっこうにやむ気配なし。
いつもなら、さらに城山あたりまで足をのばすところなのだが、
この天候ではそうもいかず、昼食後、そのまま下山することに…。
下山後、予定どおり、ビールを飲んだけど、いつもの感動がない。
さほど歩いてないんだから、当たり前か。残念!



●コース概要
所要時間 3時間
京王線 高尾山口10:00-(6号路)-高尾山頂11:20~昼食12:00-(1号路)-高尾山口13:00