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(ブログ全般見聞録)

流れ者のテーマ/フランシス・レイ Le Voyou/Francis Lai

2015-10-01 23:23:51 | 日記


次回は、秋の信濃路。2015.10.11RK佐久講演会です。北陸新幹線、佐久平駅前の会場でお会いしましょう!

● 2015.10.11(日)RK佐久講演会のお知らせ

http://richardkoshimizu.at.webry.info/201509/article_149.html



同時生中継
USTREAM 独立党TV【ネット中継環境に無い時はご容赦のほど】 
http://www.ustream.tv/channel/dokuritsutou

【歌詞付き】 デュラララ OP 『裏切りの夕焼け』 HD
https://youtu.be/VE-ca93QUhg


流れ者のテーマ/フランシス・レイ Le Voyou/Francis Lai
https://youtu.be/PGscpWS4lr8

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【●】「「自公政権は憲法クーデターを敢行した!」間宮陽介氏インタビュー 後編
:岩上安身氏」 晴耕雨読 2015/10/1 憲法・軍備・安全保障
http://sun.ap.teacup.com/souun/18468.html

https://twitter.com/iwakamiyasui

これより、9月26日に収録した「岩上安身による青山学院大学特任教授・間宮陽介氏インタビュー後編」の模様を報告ツイートいたします。

「自公政権は憲法クーデターを敢行した!」と題し、安保法制の問題点についてうかがいました。

岩上「米国が中国に投資するレベルもどんどん変わってきています。労働者だけでなく、経営者まで移転が進んでいる。中国だけじゃなくて、インドなどでも。日本は米国との間に挟まれ、ババを引いている」

間宮「ババだけを引いている、という気がしますね」


間宮「安倍の米議会やCSISでの演説は本当におかしい。すごい卑屈。52年の『血のメーデー』で、デモ隊が駐留軍の車を焼き払った。安倍さんだったら、『警察は犯人を捕まえろ』となると思うが、吉田茂は“にやっ”として『日本人もなかなかやるじゃないか』と」

間宮「表向きは米国と握手しつつ、裏では“あっかんべー”しているんです」

岩上「正常な神経です。立憲主義の破壊も、米国の意向を日本国内で実現させるには独裁政治が好都合。中南米で新自由主義を植え付けるために独裁政権を誕生させたのと同じです」

間宮「米国が自分の利害を押し通すなら、相手は独裁的な国が望ましいのは明らか。日本が民主国家かどうかは米国には関係ないでしょう」

岩上「日本はこれから利用され、恨みを買います。米国が切り替わったとき、一緒に日本を潰そうぜ、となりかねないのでは」

間宮「米国の戦争相手は大国じゃない。小さな国に一方的にずっと戦争を仕掛けてきた。『米国が戦争を仕掛けられた場合~』というが、米国は攻撃者。米国の侵略戦争に日本が加担することになります」

岩上「米国には国益があっても、日本は国力を減らします」

間宮「もう一つは後方支援ですね」

岩上「英語で『ロジスティクス』。つまり兵站です。安倍総理は『戦闘ないところで行われるから大丈夫』というが、『それはどこですか?』と返すと、実もない回答なんです。とにかくアメリカに追随ありきなんでしょう」

間宮「米国は従属国の独裁を好む。自由の国・米国と独裁とは、水と油の関係じゃない。スペイン内乱で米国はフランコ政権を支援しようとした。米国にとってはフランコ政権の方が近いわけで。対外的な関係では、米国にとっては独裁の方が、都合がいい」

岩上「安倍総理、海外で『いかなる岩盤も、私のドリルの前には無傷でいられません』とは下品です。これ、ただ外資のための国になると言っているだけ。なぜ右派がこれを支持するのかわからない。間宮先生は小泉構造改革の矛盾を指摘されていますね」

間宮「クラッシュしたのはまだ途中で、市民に理解されていないから、といいます。橋下さんも同じで、大阪都構想もまたやるという。安保法制もまだ理解されていない、と言っていますね。アベノミクスもそうです。NHKも早くも『新3本の矢』と報じています」

間宮「安倍政権の究極目標は憲法改正でしょう。いわゆる『美しい国』というのが前面に出てくる。改正草案は読むに耐えない。憲法ではなく、江戸時代の商家の家訓に近い。『すべし』と、命令口調ですよね」

間宮「上から下へ命じるのでは、憲法ではありません。日本国憲法は民定憲法ですよね。帝国憲法の改憲規定に沿って改憲したので下からの意見で作られたわけではないので、上から与えられた憲法ですが、前文にはパッションがあり、言葉が生きています」

間宮「しかし自民党改憲草案は欽定憲法でも民定憲法でもなく、国定憲法です。国民は憲法の客体となっており、102条には『全ての国民はこの憲法を尊重しなければならない』と書かれています。そして、道徳が公的な領域に入り込んでいます」

岩上「人によって道徳観は異なります」

間宮「日常的な道徳を憲法や法律に入れるととんでもないことになります。24条は『家族は互いに助け合わなければいけない』。では喧嘩したら逮捕されるのか。違うというなら最初から入れるな、ということです」

間宮「見張る権利を国に与えてしまう。24条を盾に家族を監視できます」

岩上「助け合えば社会保障は必要ないよね、と言うこともできる」

間宮「私的領域内では何してもいいんです。法とは、私的領域を決めるために必要なのに、これは私的領域に入っている」

岩上「治安維持法では思想の自由が踏みにじられました。自民党改憲草案はこれを繰り返すような内容です」

間宮「全体主義というのは人の私的領域内に土足で入り込むんです。自民党改憲草案は全体主義的。実現すると怖いと思います」

岩上「『国柄』という言葉が近年よく使われています。どこまで伝統を重んじればいいのか、という問題があるかと思います」

間宮「寿司や味噌汁を食べて『日本はいいなぁ』と言いますが、良い・悪いの問題ではない。『国柄』に大して意味はないと思いますが」

間宮「9条改正では集団的自衛権を行使できるようにしますよね。でも、海外では、憲法の中に軍事規定がない。フランスや米国には国とは自分たちが作ったものだという意識があります。その国を守るのは当然ということで、あまり軍事規定がないのでしょう」

間宮「しかし日本は上から『協力しろ』『いざというときは内閣が取り仕切る』という規定ですよね」

岩上「そしていざというときは、基本的人権は停止しますよ、という感じですよね」

間宮「軍事規定がかなりのスペースを割いています」

間宮「自民党草案は憲法ではない。近代憲法は命令調ではないんです。まず人間の権利が自然権としてある。この権利を守ろうというのが、憲法作りの発端になっている。そして権力を抑制するために三権を分立し、肥大化を防ぐ、ということです」

間宮「人の権利を守るものでないと、憲法は意味がない。ところが安倍総理は安保法制の過程でこれらを壊した。解釈改憲とは、主権を簒奪すること。これだけでもクーデターです。内閣法制局も憲法の番人ではなくなり、脱法指南を行っている」

間宮「内閣法制局がこれでは、何でも法案として提出され、それが数の力で通る。法律が通れば、訴訟によって裁判所の判断を仰ぐことになる。司法をおさえれば独裁が完成します。安保法制の裁判も始まるようですが、今後、司法への統制が始まるかと思います」

岩上「そしてメディアの問題も。総理会見では、民主党時代はフリー記者も質問ができたのに安倍さんになってからは質問があたらない。総理はプロンプターを見ながら答えている。事前に質問取りができているんです。そして手を上げてもない記者が指名される」

岩上「記者会見は死にました。圧力に平気で迎合するメディア、最低です」

間宮「安倍総理の場合、直接答えることができないんでしょ? 山本太郎氏の質問にも固まっていましたね」

岩上「頭の中は空っぽですね」

間宮「5分間は話せないといいますよね」

岩上「天賦人権説が否定されています。片山さつき議員は、『天賦人権論をとるのは止めよう、というのが私たちの基本的考え方です』とツイートしました。先生、これ点数つけていただけませんか? 学生がこんなレポート出したらどうしますか」

間宮「『国を維持するには自分に何ができるか』とも言っていますね。片山さんが法学部を出ていながらも、この程度のことしか言えないのは、東大の教育以前に、家庭での教育が悪かったのではないでしょうか。しかも、恥ずかしげもなく言っていますからね」

岩上「さらに片山氏は『権利の享受には義務が伴う』とも発言しています」

間宮「憲法の成り立ちを考えれば、政府ではなく国民の立場に立って、何かを要求するのは国民の側。義務を追うのは政府。片山さんが言っているのは債券と債務の関係」

間宮「『自由は自分勝手ではなく、規律が守られた上でのこと』などと片山さんは言うが、しかし自民党改憲草案には『公の秩序に反しない限り自由は認められる』とある。これを恣意的に解釈していくと自由の制限となる。それはどう考えているのか」

岩上「さらに西田昌司議員は『主権は国体にある』『天賦人権論はとりません。主権はこの国の歴史と伝統を守ってきた人から受け継いだ相続権』などと発言しています」

間宮「死者のデモクラシーというチェスタートン的な考え方。死者のことも尊重せよというもの」

間宮「しかしそれを現代にどう生かすかという事は別問題。発展していく歴史ではなく、過去を振り返って、死んだ人がこちらをずっと見据えているという文学的な表現としては分からなくもないですが」

岩上「伝統を尊重するなら、西洋由来の国会すら否定することに」

岩上「礒崎陽輔・総理補佐官は『立憲主義は知らない』などとすっとぼけました」

間宮「礒崎さんはもちろん立憲主義を習っている。これは安倍総理の『ポツダム宣言知らない』と同じ。小馬鹿にするための手段の一つ。最近こういう言い方が多い。品の有無は関係ない」

間宮「東大出身でこういう話法が多い。無知を装う事で、知識を持っていると思わせ、上位に立とうとする話法です。自由化とよく言いますが、個人の自由化がどれだけあるか。例えば教育の自由化は学校の、つまり団体の自由化。個人は岩上「ヒトラーは民衆の自由を徹底的に縛りましたが、ヒトラー自身はやりたい事をやり、自由化していった。しかし支持した民衆側は虐げられたという感覚がなかったと書かれていますね」

間宮「小泉総理が出てきた時にこういうことを考え始めました どんどん不自由になっています」

間宮「小泉総理から(人が)上から物を言うようになってきた。虐げられたのではなく、民衆側が喝采し、その独裁者と一体化したいと考えた。例えばイラクでは、フセインと国民が一体となって独裁国家を作り上げたという事を見るべきなんです」

間宮「過去には斎藤隆夫の反軍演説があった。しかし今の政治家で、なぜ自身の政治生命を賭けて愛国的行動を取り歴史に名を残そうとする人がいないのか。自らが加担することで、この国がどんな酷い事になるのかをなぜ考えられないのか。まさに保守ではなく保身」

間宮「そういう人たちが伝統や天下国家を語るんですから、ちゃんちゃらおかしい話です」

岩上「笑止千万なのですが、笑ってもいられなくなってました。安倍総理は24日、来年夏の参院選で憲法改正を公約に掲げることを明言しました」

間宮「これをどう潰すか。米国が憲法改正に賛成するとは思えない。自民党案を英語に翻訳して、米国の知識人に見てもらう。背景にある団体(日本会議)なども外の目に晒し、この異様さをあぶり出す必要がある。国内だけの議論だと通ってしまう可能性があります」

間宮「この自民党案は西洋的価値観とはまったく違いますから、敏感に反応すると思いますよ。最近は米国の憲法学者や歴史学者がこの案に対し批判の声を上げましたから、関心はあるんだと思いますよ」

岩上「三浦瑠璃さんという徴兵制を奨励する国際政治学者を紹介したい。平和のためにこそ徴兵制をと主張されている」

間宮「まずは三浦さんのように好戦的な女性にまず戦争に行ってもらって、平和のありがたさを知って欲しいなと思います」

岩上「戦前の日本は徴兵制だったが平和国家だったか、という話ですよ」

間宮「他に井上達夫さんという東大の法学者も、徴兵制なら総理の子どもも戦争に行くので平和になる、などと主張されていますが、徴兵制の国が平和か、という現実を見なければなりません」

岩上「英国では最左翼のコービン氏が最大野党の労働党の党首になりました。鉄道・電力の再国有化や高所得者への課税強化、対米追従を徹底的にやめるなど、中立ですらない。こうした動きをどう思いますか?」

間宮「これは世界に広がっていくのではないでしょうか」

間宮「英国だけではなく、こうしたパシフィズムが世界に広がる空気がありますよね」

岩上「ギリシャでも同様の動き。面白いのが米国の大統領選で民主党候補をヒラリーと争うサンダース上院議員。自らを民主社会主義者だと自任し、同様の主張を掲げています」

岩上「この人はユダヤ人を隠さず、イスラエルでキブツで働き米国に戻ってきた人。結構なお齢でオールド左翼のような人だが、若者に圧倒的な支持を得ているんです」

間宮「これまでは新自由主義、日本では極右的な動きがずっとあったが、変だと思う人が増えてきた」

間宮「SEALDsやOLDsなどの運動を見ても明らか。極右的な動き、教科書の問題などでも、背後に日本会議があるという事も明るみになってきた。それがはっきりしていくと、自分たちはとんでもない事をしていた、と気づく人が増えてくるんだと思います」

岩上「共産党が国民連合政府を掲げ野党共闘を呼びかけました。これに細野豪志氏、長島昭久氏、金子洋一氏などの民主党右派政治家が反対の声を上げています」

間宮「今日これまで反対運動が広がったのは、様々な人が廃案という目標で一つにつながったから」

間宮「野党共闘に反対する民主党議員は、安保法制に反対したんじゃないんですかと聞きたいですね」

岩上「長島氏は昨年7,1閣議決定はギリギリ合憲と発言しました」

間宮「そういう人は自民党へ行けば良い。それ以外の人が一つにまとまれば良いと思います」

間宮「一致団結して闘わないと、世にもみっともない憲法(自民党改憲草案)が通ってしまいます」

以上で「岩上安身による間宮陽介氏インタビュー」の報告ツイートを終了します。

動画記事は準備が整い次第、IWJのHPに掲載します。IWJの定額会員になって活動を支援してください!http://bit.ly/1zCebcF @iwakamiyasumi

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【●】「虚構の上に軍隊は成らず いわんや戦争放棄をや
:つれづればな」 晴耕雨読 2015/10/1 憲法・軍備・安全保障
http://sun.ap.teacup.com/souun/18470.html

虚構の上に軍隊は成らず いわんや戦争放棄をや から転載します。

2015/07/31 21:53 よりわけ: 世界 かぎ: 近代思想セキュラリズム軍事戦争

 戦争法案――べらぼうなイカサマ法であることには違いない。こんな法案を通すような議会であれば無いほうがましである。しかし情けないことに国民側からこの法案に対して為される批判はあまりに子供じみている。ただヘイワ、ヘイワと騒ぎ立て戦争に行きたくないと駄々をこねているに過ぎないではないか、その空恐ろしさを感じているのは筆者だけではないと望む。


筆者の記憶では二十五年ほど前、「平和ボケ」なる言葉が活字になって世間にお目見えした。この言葉は戦争のない日本で安穏と生きることにある種の「罪悪感」を植え付けた意味で重要な役を演じたと言ってよい。その結果として四半世紀後の今、軍国化を唱える右翼くずれどもが票を集めたことを思えば「平和ボケ」とは当時の現状批判として国内から湧き上がった言葉ではなく、国外の勢力が冷戦後の日本の外交位置を想定した上で敢えて我々の潜在意識を操作するため耳に吹き込んだ策略だったのかもしれない。

戦争は非道そのものであり起こしてはならないものである。戦争のない世を望むのは日本に限ったことではない。ボケが来るほど平和であるならこの上なにを望むのか、そうも言よう。しかしそのような状況は果たして人類にとって不可能である。


たとえば戦後の日本は本当に平和であったのだろうか、否。日本は人類史上最悪の戦争である冷戦下においてアメリカという名の防空壕に隠れ目と耳と口をふさいでいたに過ぎない。否、もとより「平和」などという軽薄な言葉はこのような狸寝入りに似つかわしい。戦後日本は朝鮮戦争の軍需工業により復興を遂げた。朝鮮半島を焼け野原にした兵器は日本人の手によって作られたのである。その後日本がアメリカの庇護の下でぬくぬくと経済成長を果たす傍らで冷戦体制の底辺に置かれた弱小国は欧米に蹂躙され続けてきた。その資金源こそ経済大国と祀り上げられた日本である。日本は間接的であれ第三国にとっての加害者であり続けたのである。我々が平和と名づけて拝するものはどう贔屓目に見てもこの程度である。


日本は先進国の一員とされながらも外交能力の評価は非常に低い。表向きには外務省が置かれ諸外国との国交が持たれており国連では非常任理事国としての位置もある。しかし実際はいかなる交渉も決定も常にアメリカの顔色を伺いながら、あるいは指示を仰いでの上で、これを外交と呼ぶことができようか。日本には外交の能力ではなく外交の権限がない。皆無と言っていい。敗戦後に占領下に置かれた日本はその後独立を認められたものの未だに首を鎖に繋がれたままなのである。そういう国はアジア・中東・アフリカに少なからず存在するが、日本はだてに金を持たされているだけ始末が悪いのである。


戦争を一方的に放棄するだけならば子供でもできる。国家が戦争をしない、巻き込まれないためには政府による万死一生の外交努力が必要でありかつ国民は政府に協力すると同時に政府を厳しく監視せねばならない。しかし日本人はそのすべてを放棄し国防も外交もすべてアメリカに委託している。敗戦国の立場とはそういうものだが、かの敗戦から七十年も経って未だにそれに甘んじていられるのはもはや日本人がそれを望んでの事と言うしかない。


つまり楽なのだ。アメリカに追随してさえいれば貿易が赤字になることも他国に侵害されることもとりあえず無い。なにより複雑な外交と金のかかる軍事を丸投げしておけば軍事行為で手を汚さずに金儲けに専念できる。戦後こうして金持ちになった日本だが、楽をしている間に非常事態を嗅ぎ分ける嗅覚も対応する能力も完全に失ってしまった。ここ数年頻発する海外での日本人拉致・殺害事件をみれば日本政府の外交が全く機能していないことがよくわかる。


「テロリストとの譲歩は有り得ない」などと毅然と語る欧米だがそれは当然嘘八百である。各国政府は自国の諜報(スパイ)組織を通してテロ組織等とは常に交渉を持ち、脅し、すかし、利害の一致があれば協力し、資金を融通し、すべてのテロ活動は事前に察知することが可能であり、逆に誘発することもある。しかし諜報部を持たない日本政府にはこれが決して出来ず、「屈する」ことも出来ず、したがって海外で捕虜となった日本人を日本政府が救う可能性はない。このように日本は丸腰のまま軍を抱えようとしているのである。


軍国の場合、軍の行動は諜報組織のもたらす情報をふまえて計画される。その組織のない日本に軍なるものが配備されれば、レーダーも羅針盤も搭載しない帆掛け舟でいきなり海戦に斬り込むようなものである。いかにも日本的と言えるが笑い話ではない。


(日本人にスパイはやれないと思ってはいけない。江戸幕府が二世紀半に亘って維持されたのは「公儀隠密」の活躍が大きいのである。また外交が本当に下手かといえばそうでもない。黒船来航の百年以上も前からロシアなどの船団が通商を求めて日本近海に現れていたが、すっとぼけながら回答を避けてはうまく遣り過ごしていたのである。江戸幕府の終焉は単に世界の流れに逆らえなかったためだけではない。命を天に預けて戦う「兵-つわもの」であったはずの武士たちが泰平の世に甘んじて官僚化し、保身のために政治判断が先例重視に傾いたのが大いなる原因である。一大事を察知る武士の気は萎え、破魔の武芸は形ばかりのものとなり、もとより軍事政権たる江戸幕府はその存在の根拠を失った。こういった内的な崩壊を察知したアメリカが満を持して江戸前に大砲を構えたのである。)


今になって日本の軍国化を望んでいるのは他でもないアメリカである。世界の覇権国として君臨してきたもののアメリカはもはや疲弊した。国内を見れば精神異常と肥満と薬物中毒に満ち、職も働く気力も体力も無い。ありもしない正義を振りまわし世界中に戦争をふっかけまくった挙句の当然の結果である。そろそろ覇権を他国に分散して影でその糸を引いて暮らしたい、かつてイギリスがそうしたように、である。日本はアジア地域の番兵として好都合、というわけである。日本国諜報部設置などはアメリカが承知するはずも無く、されたとしても有名無実の組織(例:内閣情報調査室)になる。


日本再軍備論は誰も住まない猫の額ほどの孤島の領有権という実にどうでもいい問題から起った。日本と中国が協調することでアジアへの影響力を失い損をするのはアメリカであることを忘れてはならない。北方領土問題のせいで日露協調が今日まで実現しなかったことがアメリカにどれだけ利益を与えたか試算してみるべきである。いま政府が法改正をしてまで配備しようとしている「日本軍」は単なる米軍の下請けであり我らが国とその国民を守るための武力ではない。


資金さえあれば軍隊は作れるので、日本ならば自衛隊を増強し最新鋭の軍備を数年で整えることが出来よう。ただし飛行機、銃器、弾薬すべてをアメリカから輸入することが余儀なくされる。兵器を輸入するか自給するかは単に経費の問題ではない。A国がB国から兵器を輸入しているのならばA国は結局B国に防衛を依存していると言い換えることができる。依存を絶つためにA国が兵器の国産に乗り出してもB国はあらゆる手でそれを妨害する。世界で起こる謎の株価暴落や航空機事故、クーデターまがいの市民デモはその脅しの常套手段である。技術先進国の日本でさえ未だに旅客機すら国産していないのはゆめゆめ戦闘機の開発などをせぬようにと頭を押さえつけられているからである(日本には某中華人民共和国のようにロシアから戦闘機を盗んで丸ごとコピーしたりするような真似はできない)。こうしてB国から輸入した兵器の制御システムが実戦では決して正常に作動しないであろうことはA国も重々承知であり、だからこそA国はB国に逆らえない。今のままでは虚構を承知で軍備することになる。


相手の物を奪いたいという本能がある限り人は隣人に害を与えてしまう。そうなればおのれと家族を守るために武器を握ることは避けられない。人は裸では生きてゆけない。この原初の道理を国の次元まで引き上げたものが戦争である。外から侵害をうければ国家は国と国民を守るために武力を行使せねばならない。前時代じみた野蛮な考えだとのご指摘もあるだろう、しかし「正義」「平和」「友愛」などとぬかす民族こそ手の付けられない蛮族であり、地球上にこいつらが存在する限り侵略は絶えないと断言できる。国家には有事に行使できる武力があって然るべきである。


わが国にとってその武力とは米軍である。アメリカとは人類史上最も好戦的な国であり、建国以来アメリカが関わらなかった戦争はこの地球上に存在しない。まさに戦争で飯を食っている国に「守られて」いるという事実が不快でないのはなぜであろう、それは「戦争放棄」の一言があまりに眩しいからに違いない。


日本に軍隊がないのは戦争の永久放棄を明記した日本国憲法に由来する。その草稿を起こしたのも、それをほぼ丸呑みした日本政府案を「了承」したのもGHQである。そしてこれは世界に二つと無い平和憲法であり何があろうと死守するべきと謳った戦後教育を設計し導入したのも他でもないGHQである。原爆と敗戦によって自失状態になった日本に占領軍の言い分のすべてを承諾させ、正気をとりもどしたあとにも懐疑の余地を与えぬために学校教育をして日本国憲法を神聖化した。これは大政奉還後、天皇を現神人(あらがみびと)として奉り神国日本のあらゆる行動を肯定した仕組みと酷似している。(明確な「神」をもたないために導き方次第で何でも神と信じてしまうという日本人の弱点はすでに室町時代にイエズス会のスパイである宣教師ルイス・フロイスの手で解析され西欧に報告されていた。)


占領軍が非占領国の国法制定に介入することは越権行為であり現行の日本国憲法は本来ならば無効である。と、ときおり起こるこの正当な主張はアメリカ追従をやめられない日本政府に常に黙殺されてきた。兵役に行かないですむ国民からも無視されてきた。


誰が作った憲法であろうと戦争放棄は至高の法である、そうお考えの方は多いと思うが、日本はアメリカの起こす戦争に影で加担することで自国の安泰と富を築いてきたことをどうか正視していただきたい。この幻影の如き理想を掲げて生きるうち国は病んで衰え明日には地球の癌となる。虚構の上に軍隊は成らず、いわんや戦争放棄をや。


わが国には独自の憲法が必要である。「自由」「平和」「幸福」などという詐欺まがいのあいまいな表現を含まぬ、国の進むべき道を淡々と綴る新憲法を作らねばならない。


わが国には独自の軍隊が必要である。現政権が強行に作ろうとしている米軍日本支部ではなく、日本と日本人を守る日本軍である。その兵器はすべて国産でなければならない。戦争放棄を目指すのはその後である。


わが国には独自の外交が必要である。戦争放棄は突然「やめた」と言って成り立つものではない。同じ意志を持った国々と密接に交渉を続け、協調し、他国(例:アメリカ)の利益のために参戦できないとする国内外の法整備を重ねてこそ実現できる。ただし経済制裁とテロの標的になることを覚悟し耐え抜かなければならない。


日本はまず輸出入に偏りすぎた経済を叩き直さなければならない。経済制裁という脅迫を撥ね付けるだけの国内生産力が要る。このまま国民が都市生活に固執しているうちは生産力は下がりつづけ、不足を補うための輸入とその対価を支払うための外貨獲得すなわち輸出に血道を上げることになる。さらに都市集中から生まれた「地価」という架空の価値のために国民は無駄な労力を常に費やし、その利益は銀行が吸い上げて最後は国外に持ち出されているのである。都市とは金融システムの都合が生んだものである。いまはそれに背いて都市から離れた生き方を模索する時である。


輸出入が減れば株は下落し、失業が増える。しかしそこで農林水産業と工業を援助し雇用を増やすのは国の仕事である。「都市」がその引力を失えばしめたもの、国民生活は逆に向上するだろう。


日本には食糧生産の可能な土地がまだいくらでもあり、また市場の食糧の三割以上が廃棄されていることを考えれば自重することで食糧完全自給は十分可能になる。そして毎日のごとく膨大に排出されもはや行き場を失った不燃ごみとはもとより石油そのものである。日本が資源を大量に輸入せざるを得ないのは資源が無いからではなく使い方を誤っているからである。市場が「使い捨て」を前提としている以上この過ちは繰り返され、いずれ国民も使い捨てにされるだろう。


廃絶すべきは受験を標榜した教育である。その教育を通して体得させられているものは「合理性」のみである。聞こえはよさそうだがこれはただただ資本主義経済に貢献する手足となるための理念でしかない。ようは「金がすべて」という理屈で調教されているのである。すると「金のためなら」どんな非合理も理不尽も受け入れられるよう洗脳されてしまう。すると海外の弱小国あるいは国内の弱者の暮らしを、そして慕うべき朋友の暮らしをどれだけ侵害していても、逆に侵害を受けていてもそれを雄弁に肯定できるようになる。いらぬ戦争へと引きずり込まれてしまうのはこうした下地があってこそである。


絶縁すべきはメディアである。牙を隠して笑顔で歩み寄り、主義主張のみならず善悪の判断までも塗り替えてしまうことができる。世界の街角で民衆が「春」と叫ぶ暴徒と化した。それを煽り戦争を起こしたのも、世界に事実無根の画像を配信し「春」を美化したのもテレビとソーシャルメディアであった。いずれのメディアもその持ち主のために存在するのであって民衆のためではないことを知らねばならない。


今までどおりアメリカに追従することで保身を図るというのであればそれも国としての道であろう。ただしそれは属国としての道である。


日本は独立国として、外交と防衛を自らの意志と手で行うべきである。アメリカが疲弊し国力を失った今がその檻を破る好機である。


国策のアメリカ追従を断ち切るには、「内的な自立」をおいて他はない。それは生活の手段や嗜好にはじまり史観、社会観、倫理観そのほかあらゆる観念をアメリカから押し付けられ、それを「よいもの」と信じ込まされている状況を破壊し日本人としての本来の生き方を取り戻すことである。国の根本である国民一人ひとりがその自立を果たせば政治などは自ずと変わる。



…と、書き連ねるのは楽だが、実現には苦難に満ち、多くの尊い血が流れることも避けられないだろう。そして今日の日本人がそれに耐えられるとは思い難い。なぜなら今や苦難に耐えるための大儀名文が実に怪しいからである。近代以前は「神仏」を畏れ、苦しいことがあろうと「神罰や仏罰」をうけぬようにと非道を避け、それに耐れば「徳」を積むことができ死後には極楽に迎えられるとの考えがあった。しかし現在はそのようなものはただの非合理でしかなくなった。我々が悪事に手を染めぬための縛りは「法律」である。法を犯せば「刑罰」をうける。さすれば「金と自由」を失う。そうならぬためなら社会の軋轢をも辛抱できる。「金と自由」は現代人にとって最も神聖なものであるからして、敵国が「金と自由」をちらつかせて近寄ってくれば苦難に耐える必然性が蒸発してしまうのである。悲しくもそれが日本の現状である。


新憲法、再軍備を語るのであればその根底を為すもの、つまり日本を束ねる共同体意識を見出さなければならない。それには先史から今に至るまでに世界に興亡した国々がいかなる道を歩んだかをよく学ぶべきである。

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【●】「民に「産めよ殖やせよ」。裏では「米国の戦争で死ね」
:元自衛官氏」 晴耕雨読 2015/10/1 憲法・軍備・安全保障
http://sun.ap.teacup.com/souun/18476.html#readmore

https://twitter.com/yoko_kichi

代々木公園で2万5千人規模の集会があると聞いて出かけた。

元陸自レンジャー隊の井筒高雄さんの話も生で聴いた。

実に鋭く分かりやすい話だった。

同じ陸自出身でも、法案成立当日に「生あくびが止まりません」などとツイートする佐藤正久などとは大違いだ。

命に向き合う姿勢の違いだと感じた。

代々木での集会、上野千鶴子さんが「大学と学生が対立したのが70年安保、大学と学生が共闘したのが今回」と語った。

なるほど今回は、学者も学生も、法曹界も文化人も、芸能人も一般の国民もこぞって反対を唱えた。

なぜか。

それだけ理不尽だからだ。

そんな理不尽を許さない人々の声は力強かった。

遡って60年安保のとき、当時の岸信介総理は国会周辺のデモ隊を潰そうと、機動隊、右翼団体、暴力団をぶつけ、とうとう自衛隊を出そうとした。

当時の防衛庁長官の必死の抵抗で止まったが、あわや天安門事件並みの悲劇が起きるところだった。

安倍総理よ、そんな祖父への敬慕は捨てるべきだ。

菅官房長官が、芸能人の結婚について「結婚を機に、ママさんたちがいっしょに子供を産みたいという形で国家に貢献してくれれば」と語ったという。

結婚や出産という私的なことが、ただちに「国家に貢献」という発想は異常だ。

民に「産めよ殖やせよ」。

裏では「米国の戦争で死ね」、なおさら異常だ。

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http://dokuritsutou.heteml.jp/newversion/aratasensei.html


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【●】みんなでいっしょに考えよう!TPP 全編
http://youtu.be/IrVpfMixi6s

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【●】アメリカ市民団体がTPPについて報道した驚異の内容1
http://youtu.be/nwKP2Yug9D8

アメリカ市民団体がTPPについて報道した驚異の内容2
http://youtu.be/d5xso5pWW9s


#TPP とは? 1%の企業による支配の道具 ♪♪ #特許 #著作権 #acta #OpJapan
http://youtu.be/ZRHF04xEogA


【アメリカ傀儡政権】 CMトレモロスの裏側 【TPP強行の訳は?】
http://youtu.be/txi91ec4q8E



『郵貯かんぽのカネが狙われてるのに何ねぼけたこと言ってんですか
http://www.youtube.com/watch?v=2VkpBPgBTvw&feature=player_embedded
TPPで日本は郵貯・簡保の資産を無差別開放させられる
http://www.youtube.com/watch?v=G_mRJcdJpRg&feature=related

降って沸いた「TPP」の謎?! 10/11/06
http://www.youtube.com/watch?v=JvBhl7rt4rU&feature=related

TPPアメリカの真の狙いは!? 10/11/13
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TPPのひみつ
http://www.youtube.com/watch?v=GqqUieLxtBY

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まっくろけ節

2015-10-01 23:07:09 | 日記




次回は、秋の信濃路。2015.10.11RK佐久講演会です。北陸新幹線、佐久平駅前の会場でお会いしましょう!

● 2015.10.11(日)RK佐久講演会のお知らせ

http://richardkoshimizu.at.webry.info/201509/article_149.html


同時生中継
USTREAM 独立党TV【ネット中継環境に無い時はご容赦のほど】 
http://www.ustream.tv/channel/dokuritsutou


「遠い世界に」五つの赤い風船
https://youtu.be/G1-MYQbSi_M


まっくろけ節
https://youtu.be/ubBqGXp9erQ
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【●】父祖が守り育てた土地を他国に差し出す…
世界でほかにあるのだろうか
大谷 昭宏 2015.10.1
http://www.otani-office.com/flashup/n150929.html

 「米軍基地に関して多くの事件、事故、環境問題が起きてきた。私たちは自己決定権や人権をないがしろにされています」。沖縄県の翁長知事が先週、スイスの国連人権理事会でこう訴えた。日本政府の頭越しの、国際社会への直訴。菅官房長官はカンカンだという。
日刊スポーツの実際の記事画像
 このニュースを伝えながら猛暑の今夏、とびきり猛暑の岐阜を取材で訪ねたことを思っていた。各務原市の航空自衛隊岐阜基地。じつは、1958年までアメリカ海兵隊の「キャンプ岐阜」だったことは、いまでは地元でも知らない人が多い。基地の前を走る通称、飛行場通り。夜は米兵相手の女性があふれてにぎわう一方、風紀は乱れに乱れ、警察官が泥酔した米兵に発砲する事件まで起きた。

 当時、岐阜労協事務局長で後に社会党議員として橋本内閣の官房副長官をつとめた渡辺嘉蔵さん(89)は、岐阜大生とともにデモをするだけでなく、近隣女性を守るため、ボディーガードまでして「体を張って戦った」という。その結果、戦後13年で基地は返還。だが、その行く先は沖縄だった。同じことは山梨県北富士の海兵隊基地でも起きていた。

 もちろん基地周辺の人々が沖縄に行けと言ったわけではない。だが、「半世紀以上も沖縄の人々を苦しめることになるとは思いもよらなんだ。そのうえ、また普天間を辺野古にもっていくというんやからなあ。ぼくにはアメリカも日本も、サボっているとしか思えんのよ」と、渡辺さんは頭を抱える。

 だけど私には、本土が追い出したという事実さえ広く国民に知らせようとしないで、「辺野古しかない」と言い張る日本政府の方がはるかにずるく感じられてならないのだ。

 この夏、私は70年目の終戦の日を挟んで沖縄の辺野古と、かつての海兵隊岐阜基地を訪ねた。辺野古では、機動隊が座り込みの女性もお年寄りも、腕をねじ上げ、はがい締めにして路上に押し倒していく。海上では、海保の巡視艇が体当たりをくわして転覆させたカヌーに乗っていた人が、したたかあごを打って透明な海を血で染めている。

 こうまでして父祖が守り育てた土地を他国に差し出す国が、果たして世界中でほかにあるのだろうか。冷たさを増す秋風のなか、そんなことを考えている。
(日刊スポーツ「フラッシュアップ」2015年9月29日掲載)



特集:沖縄を考える(nippon.com)
 http://www.nippon.com/ja/in-depth/a045/

沖縄の怒りを甘くみてはいけない(ポリタス)
 http://politas.jp/features/7/article/394

普天間基地移設問題の関連ニュース一覧(Yahoo!ニュース)
 http://news.yahoo.co.jp/theme/0638f1641f28c31d8146/

 ★詳細はURLをクリックして下さい。


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【●】主権者が小異を乗り越え連帯して日本政治を変える
植草一秀の『知られざる真実』2015年10月 1日 (木)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-e6c6.html


10月8日(木)夕刻に


【オールジャパン:平和と共生】=AJPaC


総決起集会


を開催する。


「戦争と弱肉強食」の政治に突進する安倍政治を打破し、


主権者が主導して


「平和と共生」の政治を樹立する


ための


主権者連帯運動である。


多くの主権者ならびに多くの有識者から熱い賛同をいただき、


連帯運動の出立を期す。


メインテーマは、


「主権者が日本を取り戻す!」


安倍晋三氏は2012年12月の総選挙の際に


「日本を取り戻す!」


と掲げたが、主語が欠落していた。


欠落していた主語を補うと


「米国が日本を取り戻す!」


ということだったのだ。


安倍政権が、米国がアーミテージレポートなどで指示した


原発再稼働、集団的自衛権行使容認、TPP推進


辺野古米軍基地建設推進、格差拡大推進


等に邁進している現実を見れば、このことは明白である。


現状を打破して、


「主権者が日本を取り戻す!」


を実現しなければならない。


そのためには、基本政策路線を共有する主権者が連帯する必要がある。


「小異を残して大同につく」連帯


=大同団結が必要不可欠である。


10月8日(木)総決起集会の開演時刻を


当初予定の午後6時から午後5時55分に繰り上げることになった。


GO! GO! GO!


の号砲が轟くことになる。


会場は千代田区永田町の憲政記念館大ホール。


憲政記念館 大ホール
〒100-0014 東京都千代田区永田町1丁目1−1
東京メトロ 丸ノ内線・千代田線 
国会議事堂前駅下車 2番出口から徒歩7分
有楽町線・半蔵門線・南北線 
永田町駅下車 2番出口から徒歩5分
なお、一般駐車場がないため、車での来館はご遠慮いただきたいとのこと。
http://goo.gl/hMM4wa


一人でも多くの主権者に参集賜りたい。


決起集会における発言予定者は以下の通り。
(2015年9月30日時点)


(敬称略)


鳩山 友紀夫 元内閣総理大臣


(以下50音順)


伊東 章 弁護士


植草 一秀 政治経済学者


加藤 好一 生活クラブ生協連合会会長


鎌田 慧 作家


小林 節 慶應義塾大学名誉教授


篠原 孝 衆議院議員


白井 聰 政治学者


鈴木 克昌 衆議院議員


辻 恵 元衆議院議員(代表幹事)


原中 勝征 元日本医師会会長


平野 貞夫 元参議院議員


孫崎 亨 元外務省国際情報局長


山田 正彦 元農林水産大臣


山根 香織 前主婦連合会会長


「主権者が日本を取り戻す!」


ために、一人でも多くの主権者の参加をお願い申し上げたい。


 ★詳細はURLをクリックして下さい。

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【●】<秘密保護法>孫崎享氏「情報を国民に伝えない法律をなぜ今作るのか。答えは簡単。アメリカのためなんです」街頭演説会9/29
★阿修羅投稿者 shimbi 日時 2015 年 9 月 30 日
  http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/881.html  

2015年9月29日に行われた「秘密保護法違憲訴訟原告団主催・街頭リレー演説会」における、孫崎享氏(元外務省情報局長)の話の書き起こしです。動画は下記URLで見ることができます。当該個所は16:30あたりからです。(本投稿の添付画像はこの動画をキャプチャしたもの)

Ustream.tv: IWJ Ch5 秘密保護法違憲訴訟原告団主催・街頭リレー演説会
http://www.ustream.tv/recorded/74408674

(書き起こしここから)

孫崎です。よろしくお願いいたします。

ソチオリンピックで浅田真央ちゃんが転びました。その時に、森元首相が「あの子は大事な時に転ぶ」ということを言われました。そして、浅田真央ちゃんが「あの首相は今頃発言を後悔してるだろうな」ということを言いました。多分これ、皆さんご存じだと思います。

では、皆さんの中で、浅田真央ちゃんが言ったのは日本外国特派員協会ですけれども、秘密保護法について、外国特派員協会の会長・バーミンガムさんが、2013年の11月に特別の声明を出しました。この声明をご存じの方、ちょっと手を挙げてみてください。はい、何人かおいでになるけれども、みんな知ってないんですよね。

何を言ったか。「秘密保護法は、報道の自由および民主主義の根本を脅かす悪法である。だから撤回または大幅修正を勧告する」「開かれた社会における調査報道の真髄は、政府の活動に関する秘密を明らかにし伝えることである」ということを言いました。

考えてみると不思議じゃないですか。浅田真央ちゃんがこの日本外国特派員協会で述べたことは、みんな知っている。しかし、そこの会長が「秘密保護法は報道の自由および民主主義の根本を脅かす悪法である」ということを述べたことを、ほとんどの人が知らない。どちらのニュースが大事なんでしょう。当然、後者です。残念ながら、日本の報道はこうした重要なものをちゃんと報道しない。それが日本です。

少し考えてみますと、「国境なき記者団」という組織があります。今、日本は、世界でこの報道の自由度というもので、何番目にこの機関が述べてるか。61番目です。そこまで日本は今ひどい状況になってきている。

だから今、日本の社会がやらなきゃならないことは、報道の自由をより拡大し確保することなのに、それと逆行する方向に今行こうとしている。政府の活動に関する秘密を明らかにし伝えることが日本に求められているんであって、安倍首相の宣伝機関になることが求められているわけではない。

日本は民主主義国家である。情報を国民に伝えない、そういう法律をなぜ今作るのか。答えは簡単なんです。アメリカのためなんです。秘密保護法は集団的自衛権と一体です。自衛隊をアメリカの戦略のために使う。そのために秘密保護法が必要になるんです。

今日の集団的自衛権の流れは、ほとんどの人が知っていませんけれども、2005年10月、「日米同盟:未来のための変革と再編」という文書に日米が合意したことから始まってます。それは、アメリカの国務長官と国防長官、日本側は外務大臣と防衛庁長官で交わした文書です。米国の戦略のために自衛隊を海外で使う。後方支援をする。機雷の除去を行う。多くの国民が知らない中で合意になされてました。

そして、ここでは次の合意があります。「共有された秘密情報を保護するために必要な追加的措置をとる」。日本政府は、2005年の段階で秘密保護法を作ることを約束しているのです。

集団的自衛権は日本の防衛とは関係ありません。世界各地で展開する米軍とその同盟軍のために自衛隊を使うものです。自衛権とは全く関係がありません。

安倍政権は「抑止力が高まった」と言ってますが、これも嘘です。米国で最も著名な軍事機関であるランド研究所は、「中国は今、在日米軍基地を攻撃する能力を持っている。滑走路を、短距離・中距離ミサイル、クルーズミサイルで攻撃すれば、米軍基地は機能しない」と言ってます。米国に頼れば安全だという状況ではないんです。集団的自衛権で日本が海外で軍事展開すれば、テロを日本国内に呼び込みます。

今、一つ述べておきたいところがあります。戦前、治安維持法がありました。この法律で拷問や様々な逮捕がありました。重要なことは、拷問する人々は「国家のためになっている」と思って働いていた。そして今、同じような状況が起こってきたんではないでしょうか。

集団的自衛権で国会包囲のデモが、12万参加、8月30日にありました。国民が反対する。専門家が違憲と言う。当然のデモです。しかし今、このデモに参加した人、貴重な貢献をした人の拘束が続いてます。ということで、非常に危険な兆候がここに出てきていると思います。それが秘密保護法につながっている。

今、国民が一致して、集団的自衛権の問題、法律は通ったけれども、さらに反対の力を持って、こうした動きを行っている安倍政権を倒す必要があると思います。

どうもありがとうございました。

(書き起こしここまで)


[関連]
特定秘密保護法違憲訴訟の原告団が29日に新橋駅前でリレー演説会、民主党と維新の会は不参加 | MEDIA KOKUSYO
http://www.kokusyo.jp/secret/9151/

「特定秘密保護法」に日本外国特派員協会が懸念表明(全文)
http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/884.html

洗脳を喜ぶ日本人 日本の報道の自由度はさらに低下するも、日本人の新聞・雑誌への信頼度は世界一。かくして日本は再び滅び行く
http://www.asyura2.com/13/hihyo14/msg/789.html

外務省: 日米同盟:未来のための変革と再編(仮訳)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/henkaku_saihen.html

<ついに新聞記事に!>安倍政権の政策はアメリカの要望の完全コピー!加速する日本の植民地状態!9月22日東京新聞
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/452.html

衝撃!米ランド研究所、今や台湾(尖閣も範疇)周辺の米中戦闘では中国優勢。中国、嘉手納米軍基地ミサイルで破壊能力:孫崎享チャンネル 2015-09-23
http://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar878380

孫崎享氏「国民の力が多分、集団的自衛権を実施できないようにすると思います」 戦争法案を葬ろう8.6院内集会
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/363.html

孫崎 享(@magosaki_ukeru)さん | Twitter
https://twitter.com/magosaki_ukeru    

 ★詳細はURLをクリックして下さい。

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★独立党 阪大荒田名誉教授の「固体核融合」実用化を支援しよう!★
http://dokuritsutou.heteml.jp/newversion/aratasensei.html


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フジTV サキヨミLIVE「アメリカからの指令書!?年次改革要望書とは…」

http://www.youtube.com/watch?v=AoIqkOAGN0w

http://www.youtube.com/watch?v=IsPTYPdkuXs&feature=related
********************************************************************
2005年郵政解散・総選挙
http://ameblo.jp/sunazukinn/entry-10299713563.html
************************************************************
郵政民営化とは、郵政ロックフェラー化の事だったんです。
小泉の構造改革とは、日本をユダヤ資本に売り渡すことだったんです。」

http://www15.ocn.ne.jp/~oyakodon/newversion/yuuseiminneika.htm
************************************************************
【●】徹底追及!郵政民営化・かんぽの宿
http://www.youtube.com/watch?v=3XHFbYHeKXg

http://www.youtube.com/watch?v=3IF591HZbjE

http://www.youtube.com/watch?v=eyjtspp8iEk

http://www.youtube.com/watch?v=39FdFZnL2Yk


売国奴を晒す!小泉純一郎&竹中平蔵の悪行【かんぽの宿編】1/2
http://www.youtube.com/watch?v=S9cDcxRRtps

売国奴を晒す!小泉純一郎&竹中平蔵の悪行【かんぽの宿編】2/2
http://www.youtube.com/watch?v=y0IbZgUCntk&feature=related
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日本病 石井紘基衆議院議員 1/5
http://www.youtube.com/watch?v=EhGE_ZIadEg&feature=related

日本病 石井紘基衆議院議員 2/5
http://www.youtube.com/watch?v=wVT3jkx8p98&feature=related

日本病 石井紘基衆議院議員 3/5
http://www.youtube.com/watch?v=jonZYLtzRts&feature=related

日本病 石井紘基衆議院議員 4/5
http://www.youtube.com/watch?v=ZvvF7-faq4c&feature=related

日本病 石井紘基衆議院議員 5/5
http://www.youtube.com/watch?v=SN8cpirvuOE&feature=related

石井紘基議員刺殺の真相 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=XZvKh4J9vig


石井紘基議員刺殺の真相 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=Dz5FIXVXRvk&feature=related


20150524放送【山崎康彦YYNewsLive特別講演】movie171146943
http://blog.goo.ne.jp/kitchendrunker/e/b2a9be940fc6b2a4a20f51ed2d79107a

**********************************************************
【●】richardkoshimizu's blog
http://richardkoshimizu.at.webry.info/
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【●】過去の講演会動画
•You Tube の独立党動画 再生リスト
http://dokuritsutou.heteml.jp/douoga-gallery.html

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