クルディスタン南部
☆Rania-
叛政府抗議行動が
第4日目に
クルディスタン自治政府(KRG)に対する政権退陣と選挙を要求する抗議を発端とする叛政府抗議行動がクルディスタン南部KRG域内各都市で続いているが、街の俗称をRaperin(叛乱)と1991年3月以降呼ばれてきたクルディスタン南部スレイマニヤ県Raniaでは、叛政府抗議行動が4日間続いている。
既にRaniaではKDP(クルド民主党)支部は言うに及ばず、PUK(クルド祖国同盟)、社会民主党、ゴラン運動の各支部も抗議住民の熱い抗議で”発火”して寒中の行動のかがり火となってきており、街の俗称にたがわぬ叛乱都市となっている。
Thursday, 21 Dec 2017
現地情報によると、スレイマニヤ県RaniaでRaperin(叛乱)は第4日目となり、同市中心部では抗議参集者が続々寄り集まった。
抗議参集者は、最近数カ月において公職労働者(正職・臨時職とも!)や労働者の給料支払いのやり繰りに失敗してなお政権を運営するKDPの牛耳る現行クルディスタン自治政府(KRG)の退陣を要求しているほか、クルディスタン南部における公正な選挙を要求している。
幾つかの職場やクルド民主党(KDP)やクルド祖国同盟(PUK)のビルには、既に火がかけられ抗議参集者のささやかな暖を提供する一助とされた。KRGに忠誠を誓うペシュメルガはRaniaで少なくとも5名を殺害した。