クルディスタン西部
☆”トルコ国家は武器として
ユーフラテス川の水を
利用している”
“The Turkish state uses the water of Euphrates as a threat”
長きにわたり、上流に位置するトルコ国家は地域に流入するユーフラテス川の水を少なくしており、Tabqa地域の多くの村々への水を供給する、Ayîd村やKerîn村にある水源も枯渇している。
上流に位置する国家による政治的流量操作は、全くもって卑劣である。
Tuesday, 10 Apr 2018
Tabqa地域住民は、恵みのユーフラテス川の水を減少させるトルコ国家のせいで飲料は言うに及ばず農業用灌漑用水から発電に至るまでの多くの困難に直面させられている。
ラッカ住民評議会の経済部門副代表は、トルコ国家の政治的流量減少策に抗議し、”トルコ国家は自らの犯した旧シリア国家実効支配地域北部での虐殺行為の数々をマダマダやり足りないと考えているに違いなく、目下、ライフラインの重要な一つである水を送らない努力をすることで、この地の住民の暮らしを脅かしている”と訴えた。
地域の農園労働者は、旧シリア国家実効支配地域北部住民に対する干上がらせ策として、ユーフラテス川の流量操作を行うトルコ国家のせいで多大な損害を強いられており、また流域ダム群の水量が降下しているため、電力不足がTabqaや各県で起こり始めている。
長い間の水量減少のせいで渇水警告が現れ始めたため、流域のダム群は水量降下で1日12時間しか発電が出来ない。