クルディスタン南部
☆”トルコ侵略軍は
クルディスタン南部に
更なる軍基地群を
建設中”
越境トルコ侵略軍攻撃機は、連日にわたってクルディスタン南部で住民居住区群を攻撃しており、それどころか厚かましくも同侵略軍はイラク国家実効支配地域内で勝手に自分たちの侵略軍施設群を拡幅している。イラク国家とそのクルディスタン自治政府(KRG)のいずれもが、その事に抗議せず黙ったままである。
イラク国家は一応、同国家実効支配地域内での如何なる他国軍の動きも許さないという意志表示をしているが、親トルコ派であるクルド民主党が牛耳るクルディスタン自治政府(KRG)は一切そのような意志表示をしないばかりか、越境トルコ侵略軍機による村への空襲に抗議したKRG住民に弾圧を加えるような有様である。
クルディスタン南部での越境トルコ侵略軍による攻撃が、この数週間で増加している。3週間くらいの間に住民居住区群は、そういった日々の攻撃で飛躍的に大きな影響が出ている。特に Bradost, Balayan, Qendîl, Behdînanの4村の各地域では、越境トルコ侵略軍機による空襲とトルコ侵略軍による砲撃に遭っている。
住民たちが越境トルコ侵略軍によって殺害され、住民の財産に損害が起こっていても、イラク国家もKRGもその事に反応しない。
Sheladizê委員会のクルド祖国同盟(=PUK=クルド愛国同盟とも)メンバーは、越境トルコ侵略軍が地域で更なる軍事施設群も建設しているとし:
”RêkanやNêrweの両コミュニティは、越境トルコ侵略軍機に昼夜関係なく爆撃されている。幾つもの新たなトルコ侵略軍施設群が建設され、地域に更に多くの同侵略軍兵士共が駐留している”
…ことを明らかにした。
数日前にトルコ侵略軍によって行われた攻撃でŞacayan橋が破壊され、16村への交通が阻害されて著しく暮らしに支障が生じた事に触れ、同PUKメンバーは”住民が非常に困っており、何故、政府はトルコ侵略軍の故無き卑劣な攻撃にやり返さんのかと日常的に憤っている”と訴えた。