氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

スプーンレース

2005-09-28 10:21:18 | 懐かしい思い出
あの頃の(昭和30年代初め)運動会には「スプーンレース」が有った。
料理用の玉しゃくしにピンポン玉を乗せてこぼさずに競走してゴールにはいる。
見物のお母さん達が参加する競技でした。
軽いピンポン玉を玉しゃくしに乗せながら走るのは大変に難しい。
風や振動でピンポン玉はすぐに飛び出ます。
スカートやトレパン姿のお母さんは元気よく走りすぎてピンポン玉を落としてしまう。
皮肉な事に着物姿のお母さんがゆっくりと着実にすすんでゴールに入る。
こんな番狂わせも有る面白い競技でした。
そう言えば着物姿で運動会に来るお母さんが沢山いた時代です。
着物が普通に着られていたあの頃が懐かしい。

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2 コメント

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Unknown (マド)
2005-09-29 16:02:43
そうそう、思い出します。昔はPTA競技とはまた別に、町内対抗障害物レースなんてあったりして。

着物のお婆ちゃんとかが下駄のまま走ったりしてました。うちの祖母もかつぎ出されたことがありました、人数が足りないとか言われて。それもスプーンレースだったと思います。

懐かしいことをまたまた思い出しました。

ありがとう
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スプーンレース (氣楽亭)
2005-09-29 16:13:24
マドさん今日は。

障害物レースも懐かしいですね。

跳び箱と梯子潜りに網潜り俵抜けが定番でした。

今も障害物レースは有りますが俵抜けは有りません。

俵が簡単に手に入らないからでしょうね。

お百姓さんのお宅に藁が無い時代です。

コンバインで稲刈りするし玄米は化学繊維の袋に入れる。

俵や筵、藁縄は今や貴重品です。
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