氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

辛亥隧道

2006-07-29 10:29:57 | 台湾懐旧
台北市の南部「大安区」から「文山区」に抜けるトンネルが「辛亥隧道」です。
トンネルは何処の国でもポピュラーな心霊スポットですが・・・此処は凄い!
近くに広大な墓地が広がり葬儀場が点在している。

台湾では未だに土葬が一般的で火葬はほとんど有りません。
台湾には独特な土葬の習慣が有ります。
一旦埋葬した遺骸を6年後に掘り出して遺骨を近親者が洗い清める・・・
「洗骨」と言う風習です。
日本でも沖縄にはこの習慣が有るらしい。
お墓も「亀甲墓」で一族が葬られるのです。

「辛亥隧道」の付近には戸板の上に掘り出された「遺骨」が天日干しにされて
いました・・・
道路際に干されている「遺骨」の数々は異様な雰囲気で「鬼」がそこいらに
徘徊しているようで怖かった。



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2 コメント

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Unknown (プラム)
2006-07-29 16:11:56
気楽亭さん、こんにちは。ご無沙汰していました。



確かに沖縄では洗骨・亀甲墓に一族で

葬られると言うのは聞いたことがあります。

以前、沖縄ではなく与論島に行った時、

亀甲墓を見ました。台湾でもあるんですね。

台湾でも洗骨した遺骨は背の高い大きな壺のようなものに納めるのでしょうか。

与論島で見た墓では亀甲型の石室に夫婦と

子供と計3人の遺骨の壺が安置してありました。

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亀甲墓 (氣楽亭)
2006-07-29 17:08:53
プラムさんお元気ですか?



>沖縄ではなく与論島に行った時、亀甲墓を見ました。



沖縄のは「門仲墓」と称するみたいです。

門仲は親族の意味だそうです。



>台湾でも洗骨した遺骨は背の高い大きな壺のようなものに納めるのでしょうか。



お墓の規模にもよるのでしょうが余り大きな壺では無かったです。

台湾~与那国~波照間~西表~沖縄~与論と風俗は続のですね・・・驚きました。

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