氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

地球ゴマ

2006-03-28 10:15:23 | 懐かしい玩具
昭和20年代の後半から30年代の前半には「科学玩具」が流行しました。
其の中でも「地球ゴマ」が大流行します。
月刊漫画誌の通信販売の広告を賑し街の玩具屋さん模型屋さんなどの店頭を飾る。
お祭りや縁日、夜店の露天商の屋台でも売られていました。

「地球ゴマ」は従来の独楽と異なり金属製です。
太目の心棒が有り片方の端はとがっている。
もう一方の端ははマイナスの螺旋回しのような切れ込みが有る。
心棒の真ん中に紐を通す穴が開いていた。
中心にフライホイール(弾み車)が有り周りを4本の金属板でガードして有ります。
この地球儀のような外見から「地球ゴマ」と名付けられたのか?

説明書には針金を張ったところに廻した「地球ゴマ」の心棒のマイナスの切れ込みを嵌めると針金渡りをすると書いてある。
しかし子供には針金を張り渡すのが問題でした。

かわりに厚めの下敷きの端に「地球ゴマ」を嵌め込み廻します。
筆箱の端でも廻しました。

ブーーーンと勢い良く廻る「地球ゴマ」が懐かしい。

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