先週、日光に言ってきた山田さんが「いろはにほへと」の読み方の話題を提供してくれました。
「いろは坂」はカーブごとに「いろは……」 の文字が順に表示されているそうです。
いろはにほへと ちりぬるをわかよたれそ つねならむうゐのおくやま けふこえてあさきゆめみし ゑひもせす
あなたはどのように詠みますか?
75調で切って詠むと
いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす
7文字ずつ切って詠むと
いろはにほへと
ちりぬるをわか
よたれそつねな
らむうゐのおく
やまけふこえて
あさきゆめみし
ゑひもせす
さて、どっちが正しいでしょうか?
色は匂えど 散りぬるを
我が世 誰ぞ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔いもせず
(訳)
櫻の花の色は美しく輝くけれど、儚く散ってしまう。
同じように我々の世も、だれがいつまでも変わらないことがあろうか。
いつも変わる無常の世の奥山を今日越えて行くような人生で、
儚い夢を見るように目の前のことに惑わされまい。
この世の出来事に酔いしれ、心を奪われる事もないようにしよう。
「いろは坂」はカーブごとに「いろは……」 の文字が順に表示されているそうです。
いろはにほへと ちりぬるをわかよたれそ つねならむうゐのおくやま けふこえてあさきゆめみし ゑひもせす
あなたはどのように詠みますか?
75調で切って詠むと
いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす
7文字ずつ切って詠むと
いろはにほへと
ちりぬるをわか
よたれそつねな
らむうゐのおく
やまけふこえて
あさきゆめみし
ゑひもせす
さて、どっちが正しいでしょうか?
色は匂えど 散りぬるを
我が世 誰ぞ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔いもせず
(訳)
櫻の花の色は美しく輝くけれど、儚く散ってしまう。
同じように我々の世も、だれがいつまでも変わらないことがあろうか。
いつも変わる無常の世の奥山を今日越えて行くような人生で、
儚い夢を見るように目の前のことに惑わされまい。
この世の出来事に酔いしれ、心を奪われる事もないようにしよう。
ほっと、心が休まる心地がします。
当然、7・5調でしょう・・・
改めて
色は匂えど 散りぬるを
我が世 誰ぞ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔いもせず
若いころは風流な歌も解りませんでしたが・・・
この世の無情も少し解る年になりました。