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178524 OPECの価格決定力揺らぐ~投機マネー制御不能に

2008年06月08日 | アメリカ:闇の支配勢力と略奪闘争
178524 OPECの価格決定力揺らぐ~投機マネー制御不能に
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 08/06/05 PM10


『OPEC 揺らぐ価格決定力』より転載します。
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◆投機マネー「制御不能」

世界の原油価格に影響力を及ぼしてきた石油輸出国機構(OPEC)の地位が揺らいでいる。最近の原油価格はOPECに代わって投機マネーが決定権を握り、年明け早々に1バレル=100ドルを突破するなど高止まりの状態が続く。OPECは2月1日、ウィーンで臨時総会を開いて今後の生産量などを協議する。相場の安定にどれだけ力を発揮できるかが試されそうだ。(ロンドン 中村宏之)

■OPECとは
世界の原油生産は1850年代に米国、カナダなどで始まり、1860年代以降に本格化した。

第2次大戦後は、現在のエクソンモービルやシェブロン、BP(旧ブリティッシュ・ペトロリアム)など、国際石油資本(メジャー)と呼ばれる欧米の石油系大企業が市場をほぼ独占し、産油国はメジャーが設定した原油買い取り価格(公示価格)に基づく収入や、採掘などに関する税収を得ていた。

中東や旧ソ連で1950年代に油田が開発され、供給の過剰で原油価格が急落すると、メジャーは59、60年と一方的に公示価格を引き下げた。これにイラン、イラク、サウジアラビア、クウェート、ベネズエラの産油国が反発し、メジャーと価格交渉を行うためにOPECを60年に結成した。

本部はオーストリアのウィーンにあり、加盟国は2007年にアンゴラの加盟とエクアドルの再加盟によって13か国になった。毎年3、9月の定例総会や、必要に応じて開く臨時総会、緊急会合で原油の生産体制を全会一致で決めている。

 ~後略~
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