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201276 自衛隊による自主防衛論①~これまで日米安保論争はなぜ暗黙のタブーだったのか

2009年03月03日 | アメリカ→官邸・電通→マスコミの日本支配
201276 自衛隊による自主防衛論①~これまで日米安保論争はなぜ暗黙のタブーだったのか
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/03/03 PM04


『自衛隊による自主防衛論:小沢発言と田母神発言の共通性』(ベンチャー革命)リンクより転載します。
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 ~前略~

3.これまで日米安保論争はなぜ暗黙のタブーだったのか

日米安保の構造問題は60年代の安保反対闘争時代にさかのぼるまでもなく、戦後日本における最大の政治課題であり続けたし、今もそれは変わりません。60年代末の東大紛争に対する官憲弾圧以降、日本国内での安保反対闘争は休火山のように活動停止状態に追い込まれました。しかしながら、この戦後日本の最大の政治課題は今日までまったく解決できていません。

今回の小沢発言は、永い冬眠に入っていた日米安保論争に再び火をつけるに等しい行為です。ところで、これまでなぜ、日米安保論争は長い間タブーだったのでしょうか。それは、日本の政権与党の自民党、また日本政府官僚のみならず、日本の大手マスコミまでもが、米国の共和党系の米国覇権主義者(軍事・石油利権系覇権主義者)から陰に陽にコントロールされてきたからに他なりません(注1)。

もっと端的に言えば、戦後の日本の政官財指導層は米国の軍事・石油産業、国防総省、CIAなどを闇支配するデビッド・ロックフェラー財閥の支配力に隷属することで既得権を維持してきたのです。彼らの信奉する「対米従属の日米安保体制の堅持」こそ、彼らの権力維持の必須条件だったのです。その観点から、今回の小沢発言は、戦後日本の政官財の既得権益者が拠って立つ基盤に一撃を食らわせたものです。町村氏の率いる清和会(自民党従米派)が大慌てするのは十分、うなづけます。

上記の小沢発言が彼の本音の吐露であるならば、隠れ親米派としての小沢氏は本心では属国化させられてきた戦後日本をなんとか独立させたいと願ってきたのでしょうか。本件に関して、素直に同氏の主張を真に受けたいところです。にもかかわらず、小泉政権時代には小沢氏から本心の吐露がいっさいなかったのです。その理由はおそらく、軍事・石油利権の米国覇権主義者(戦争屋)の対日監視(サベイランス)があまりに厳しく、下手にタブーを破ればおのれの政治生命にとどまらず、肉体的生命すら絶たれる危険に満ちていたからでしょう。

そういえば2007年11月、まだ軍事・石油利権の米国覇権主義者(戦争屋)の対日支配力が強かった時代、反米発言した小沢氏は身の危険を感じてか、民主党党首を辞任しかかったことがあります(注2)。いったん辞任宣言した後、撤回したのは実に小沢氏らしからぬ醜態でした。よほどの恐怖だったと推察できます。

彼は日本の政治家の誰よりも、米国覇権主義者(戦争屋系闇勢力)の怖さを知っています。なぜなら、かつて田中角栄首相を失脚させた米国覇権主義者の怖さを、側近だった小沢氏は熟知しているはずだからです。さらに、彼は日本新党(現民主党の出身母体)を立ち上げるときに手にした闇資金の出所について彼らから弱みを握られているはずです。そのため、これまで小沢氏はデビッド・ロックフェラー財閥(戦争屋のボス)から命を狙われるような行動はいっさいできなかったのです。
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続く

注1:山本尚利[2008]『情報と技術を管理され続ける日本』ビジネス社
注2:ベンチャー革命No.248『命が惜しくなった?隠れ親米派、小沢氏』2007年11月6日
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