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251833 見直されるラジオ、コミュニティーFMの大活躍

2011年05月23日 | インターネットの可能性
251833 見直されるラジオ、コミュニティーFMの大活躍
 
猛獣王S HP ( 不惑 営業 ) 11/05/22 PM08 【印刷用へ
テレビや新聞に比べて言論支配が比較的及んでいないと思われるラジオ。小出裕章先生・上杉隆氏・岩上安身氏等は、テレビでは出来ないような発言をラジオで繰り広げられており頼もしい限りです。素人によるインターネット時代の台頭は、ラジオとの共存の確立がその可能性を早めるものと思われます。

『見直されるラジオ、コミュニティーFMの大活躍、手書き新聞、東日本大震災が教える情報伝達の原点』(隅井孝雄のメディア・ウォッチブログ)リンクより転載します。
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東日本大震災を機にラジオが見直されている。

地震と津波で一挙に町や村が崩壊、すべての家財道具、公共インフラが流された後、人々は情報手段を失って呆然とした。新聞は来ない、テレビや電話も流された、ケータイも基地局が倒壊した。停電も加わり唯一残されたのはラジオだった。

東北三県のNHKラジオ、民放ラジオ(AM、FM)各局は不眠不休で安否情報、特番を報じた。普段なじみのパーソナリティーに対する信頼感、安心感は多くの被災者の安全につながり、心の安らぎをもたらすものとなった。これらのラジオ局の中には、被災地に的を絞った「災害放送局」を運営し、ユーストリームで同時放送するなど、活躍を続けた。

注目されるのは市町村単位で放送を出しているコミュニティーFM局の存在だった。ラジオ石巻は局舎が被害を受けてシステムダウン、非常用バッテリーにたよって放送を続けた。岩手県宮古市ではコミュニティーFMの開設準備中だったが、津波の後3月20日に急遽災害FM局として電波を出し、市民の目となり耳となった。仙台では外国人の問い合わせの殺到した仙台国際交流協会が急遽「Date Fm」を開設、英語、韓国語、中国語などでライフラインの情報を伝えた。災害地のラジオがユーストリームで同時放送し、またブログでラジオとインターネットを橋渡しするなどの活躍ぶりも目立った。

コミュニティーFMは出力が20ワットに制限されているが臨時災害コミュニティーFMに対して総務省は100ワットを認可したのは、被災地にとっての朗報だったといえよう。

普段ラジオを聞く習慣が少なくなっていたことも手伝ってラジオ受信機の数が圧倒的に足りなかった。震災直後ラジオ、文化放送、ニッポン放送などが1万3000台のラジオ受信機を集めて被災地に送った。関西では震災の経験のある神戸のコミュニティー局(FMわぃわぃ)が音頭をとって、5000台のラジオを送るキャンペーンを展開、京都三条ラジオカフェが集めた100人の激励メッセージCDと合わせて、被災地のラジオ局に寄贈した。

日本ではラジオが衰退しているといわれてきた。しかし空中波を受信さえすれば手軽な受信機で情報が入ってくるラジオの有用性は、今回の災害で実証されたといえるだろう。最近ではラジオをインターネットでも簡単に聴けるラジコ、コミュニティーFMの「サイマルアライアンス」などの存在で、スマートフォンなどで簡単に聞けるようになったこともラジオの世界を広げた。だが大切なのは情報の大本はどこにあるかということだ。

 ~後略~
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