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159151 米国金融機関の投資損失の救済が米連邦準備理事会(FRB)によって開始

2007年08月17日 | 経済破局か?市場の軟着陸は可能か?
159151 米国金融機関の投資損失の救済が米連邦準備理事会(FRB)によって開始
  猛獣王S ( 30代 東京 営業 ) 07/08/17 PM01


>米連邦準備理事会(FRB)は13日、公開市場操作を通じ20億ドルの資金を金融システムに供給した。オペ対象は米国債やモーゲージ担保証券(MBS)など。
『米FRB、公開市場操作で20億ドルを資金供給』リンクより


>米連邦準備制度理事会(FRB)は先週末の10日、信用収縮を緩和するために巨額の資金供給を実施したが、FRBの判断の速さは市場関係者の間に疑問を投げ掛けた。

>FRBは直接取引している市中銀行に対し、米国債やエージェンシー債、政府系の住宅金融会社である連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)や連邦住宅貸付抵当公社(フレディーマック)、全米抵当金融金庫(ジニーメイ)などの連邦政府機関が発行あるいは保証しているモーゲージ担保証券(MBS)といった、あらゆる種類の極めて安全な債券を「操作の便宜上」、担保として引き受けることを明らかにした。

>FRBの決定は実質的に、担保として引き受けることを明らかにした証券のうち、質の点では上から3番目に該当する連邦政府機関の担保証券を中心に買い上げることを示唆した。

>ニューヨーク連銀はオペ(公開市場操作)の担保として、極めて安全な資産しか受け入れないことを明確に規定している。これは、窮地に立たされているサブプライム市場のモーゲージ債をFRBに売り払うことが、金融機関にとってリスクを伴わないことを意味している。
(以上、WSJより)


90年代に、山一證券、長銀、日債銀等日本の多くの金融機関が破綻した。そして、いよいよ今回はアメリカのシティ、バンカメ、モルガン、GS、メリルリンチといった米国金融機関が破綻を迎えるかが注目される。

現状、FRBがドル紙幣増刷したり、米国金融機関の救済を始めている。

日本の金融機関は、自己責任の名の下に破綻したが、米国の金融機関はFRBによって投資の損失を肩代わりしてもらっている。

しかし、こんなインチキみたいなことはいつまでも続くことはなく、ドルへの信頼感が世界中で大きく失われていき、崩壊へと導かれていくと思います。

参考ブログ:リンク


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