『『国政動乱すれば、忽ちにして”大相撲ネタ”浮上』の巻』(暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考える~)リンクより転載します。 ---------------------------------------------------------------- (転載開始)
◆徹底究明、事実なら厳重処分…放駒理事長 読売新聞 2月2日(水)17時59分配信
八百長疑惑に対する記者会見で日本相撲協会の放駒理事長は、「(八百長は)相撲を愛してくれた人たち、ファンへの裏切り。厳重に調査して、仮にそういう事実が判明したら厳しく処分する」と述べた。
さらに、八百長について「軽い罪ではない。相撲界の根幹を揺るがす話。徹底的に原因を究明し、一日も早く(事実を)明らかにする」とした。
春場所の開催については「現時点では春場所うんぬんは考えていない」と述べるにとどめた。
(転載終了)
「茶番をみせられてはたまったもんじゃない」 テレビ・新聞にて”御用アナ”や”御用評論家”がしたり顔で発しているコメントである。
しかし、「どっちが茶番なんだよ」というのが率直な感想である。 以前のエントリーにて何度もコメントしているように、これは相撲界・関取による茶番などではなく、”国家権力”がマスゴミを利用して引き起こしている意図的な”茶番劇”である。
これまでにも「困った時の朝青龍」、「困った時の野球賭博」と、国政が立ち行かなくなった際、ここぞのタイミングで噴出するのがこの”相撲ネタ”である。 過去には、のりぴーをはじめとする「困った時の芸能界薬物事件」というのもあったが、これも本質は同じものである。
国政が動乱すれば、忽(たちま)ちにして”大相撲ネタ””芸能ネタ”という、いつもの手口である。
誤解しないで頂きたいが、今回の八百長ネタがウソだとは思っていないし、そんなことを言うつもりもない。 実際、相撲における八百長などはずっと昔からあったであろうし、”国家権力”がその気になればいつでも”騒ぎ”にできる状況であったことは想像に難くないところである。今回、満を持してそのトリガー(銃爪-ひきがね)が引かれただけの話である。
しかし、八百長があったからと言ってそれがどうしたというのであろうか? 八百長が本当だとして、一体誰が金銭的に損をしたというのであろうか? そもそも一体、どのような法に抵触するというのであろうか?
行き着き先は、相撲賭博の胴元たるヤ○ザであることは自明である。あらゆる格闘技等、日本で興業と言われるものの裏に”その手”が伸びていないものなどない話であることは、少しこの手の話に明るい方であれば、普通に認識している話である。
本来であれば、警察やマスゴミが、そこまで本気で話を突き詰めていくことで、はじめて事件性なり話題性が出てくる話であるが、ただ単に「国技たる相撲であってはならないこと」などと奇麗事だけを言われてもなあ。。という話である。
しかし、マスゴミが実質的に身内に等しいヤ○ザを、その”諸悪の根源”として本気で叩くことなどまず起こりえないことである。 どことは言わないが、芸能プロダクションのケツ持ちを○○組がやっているといったことはごく普通の話であり、結果、大手TV局とヤ○ザが長年に渡って”ズブズブの関係”であることは紛れもない事実である。
然るに今回のような”骨抜き”の”相撲ネタ”はいつみても”茶番劇”にしか映らず、みっともなくてみていられない代物である。 テレビのインタビューなどで「残念コメント」をして声を荒げている国民の姿が多々見受けられるが、少し冷静に考えれば、こんなにバカ騒ぎするような話ではないことにすぐに気がつくはずである。
我々国民は、”国家権力”によるこのような”茶番劇”に騙されず、その裏で重要法案が成立しないか、高まった反政府世論が沈静化されないかといった視点で冷静に対処しなければならない。 ----------------------------------------------------------------
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