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香港のペントハウス/マンスリーマンション

2014年10月16日 | 田舎生活の衣食住
 肌寒かった昨日、炬燵のスイッチを入れたり切ったり…忙しい(笑)。季節の変わり目は温度差があり、体調調節が面倒です。
 現在は、ダイニングタイプのハイ炬燵を利用しています。テーブルと椅子式の物。炬燵にしない時は、テーブルとして1年中使用。炬燵自体は好きなのですが、布団を掛けると埃っぽくもあり、どうにも部屋がもっさりとしてしまいます。掃除も面倒になりますよね。
 しかし、我が家の暖房は、冬場も炬燵のみで乗り切っています。そりゃあ、寒いですよ。家の中でも吐く息が白い日もあれば、手がかじかむ時間帯もある。
 エアコンも石油ストーブもあるのですが、現在のところ、未だ何とか許容範囲なので炬燵で乗り切っているという訳です。
 布団レスのヒーター炬燵に買い替えようかと、リサーチしていたのですが、気温10度くらいまでが限界だとかで、真冬にそれだけでは不十分だと分かりましたので却下。
 布団レスでも通常の炬燵と同様の温かさの開発が進む事を祈っています。そうしたら即買い! です。
 話変わって、大根1本が100円で買えたので(久し振りに安価でした)、大根とイカの焚き合わせを拵え、一晩寝かして味を染み込ませているところです。
 東京で暮らしていた頃、何故か、モヤシ、焼売、豆腐、大根といった白い物4種を必ず買っていた事を思い出しました。何を拵えようか決めていた訳でもないのですが、ついつい購入し、それから考える。これは大学に入って少し余裕ができてからです。浪人時代は、パンの耳とワカメスープが主食。この頃、どうしてモヤシを食べなかったのか今もって謎です(笑)。モヤシは安いのにね。

 本日の海外ネタは香港のペントハウス(天台屋/てんといおっく)の話。香港のビルの屋上に、ペントハウスがあるのをご存じですか? ペントハウスと言えば聞こえが良いのですが、掘建て小屋からオツな物まで実に様々です。
 こんな建物の住んでいた知人が居たのですが、屋上を庭のように使え(それも広い)、風が通り、実に気持ちが良くオツなのです。
 何度目かの引っ越しの際に、是が非でもペントハウスに住みたいと、不動産屋を回りました。
 香港島(下町)で3軒ばかり見たのですが、1軒目は、物置と言うに相応しく、野外スペースは無し。2件目は部屋はワンルームで、それよりも何故か広いバスルーム(バスタブ付き)で、屋外は、3畳程で、長屋のように隣と隣接。3軒目は「ホームレスじゃねーよ」と言った物件で無し。
 その折り、不動産屋曰く、そもそもほとんどが、勝手に建てた「違法物権」なのだそうです。言うなれば、ホームレスが自分で住まいを拵えた。家賃なしの空き地感覚。香港は土地が無いからなのか、人間って良く考えるものです(笑)。そして、建てちゃったから成し潰しなのだそうで、強制退去も否めず、外国人が住んでいたら問題にもなる可能性が否めないとか。
 違法物権が堂々と不動産屋に出ている現実も凄いですよね。
 そんな訳で憧れのペントハウス暮らしは断念しましたが、違法のミニバスと言い、堂々としていればお咎め無しといったお国柄にも驚きました。
 香港時代は4軒の物件に住みましたが、最後となったのが中環の上の方のYWCAのマンスリーマンションでした。憧れの世界一長いエスカレータを上っていった高台です。
 部屋自体は狭いのですが、バスタブ付きで、週1で清掃、ベットメイキングが入り、海もちょっとだけ見えます。何より、あの騒がしい香港にあって静寂が保たれていました。
 小さな狭い部屋なので、ベッドもかなりスリムで、昔あった「キンドコ」だったか、「キンドン」だったかの細長い布団をイメージしてください。
 寝返りを打てないだろうってなベッドの幅でした(笑)。欧米人には小さくないのか不思議でしたが、欧米人男性も大く住んでいました。
 キッチンはないのですが、小さな冷蔵庫と湯沸かしポットは完備。旧正月にはお菓子の詰め合わせ、中秋節には月餅が部屋に届けられ、欧米人が多い事から、ニューイヤーやクリスマスにはパーティがもようされます(参加した事なかったけれど)ここは良かった。
 もはや有り得ない事ですが、万が一香港に住むとしたら、また、ここにしたいとものですが、自分が住んでた頃よりも現在はグンと高価になってしまっています。
 あの頃はサービスマンションとしては格安の部類でした。現在の家賃では設備、部屋の広さを考えると合いません。
 ※ 当時は携帯電話もカメラも持たない、アナログ生活だったので、残念ながら写真はありません。携帯電話を持たない時期が結構長く有りました。そんなアナログ生活も不自由は感じなかったですねえ。有れば有ったで便利ですが、無ければ無いでそれなりになるものです。現在は玩具代わりのようですが、何時でも何処でも携帯をいじくり回す若者を見ていると、止めたら有効に使える時間が増えるのになあと感じます。




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肉じゃが/自動販売機

2014年10月15日 | 田舎生活の衣食住
 皆さんの地方は台風は、いかがだったでしょうか。我が地方は、昨日いち日中暴風に見舞われました。家が揺らぐくらいの強風でした。
 そんな中、道路でボール遊びをしていたいつのも馬鹿がいましたが。親も黙認。どういった家庭なのでしょうかねえ。理解に苦しみます。
 事故が起きようが自業自得ですが、加害者にさせられる者はたまったものではありませんよね。社会ルールを親が子に教えられないというか、親も分かっていない時代になったのですね。「ニッポンの未来は、わおわおわおわお」と、頭の中でモー娘。がバンバン踊っていました(笑)。

 そろそろ鍋物や煮物といった温かい料理が恋しい季節です。肉じゃがにしました。玉ねぎがあるとばかり思っていたらなかったので、ジャガイモと豚コマ、コンニャクだけになってしまいました。メインではありませんが、玉ねぎが入るのと否では大違い。全体に甘味が出ますよね。
 肉じゃがのルーツは、明治時代になり、日本にジャガイモが広まった時に、どうしたら美味しく食べられるかと考案されたのだそうです。それまでの芋の煮物と言えば、里芋だったそうです。
 明治偉大にイギリスに留学していた東郷平八郎がビーフシチューを艦上食として作らせようとしところ、料理人がビーフシチューなど知らず、醤油と砂糖を使って作ったのが始まりという説もあります。
 ルーツはどうであれ、考えた人は偉い! もはや国民食でもある肉じゃがです。因に、本来は牛肉を使用しますが、我が家は牛を余り好まないので豚です。




 日本ではあちこちで見掛けるジュースや煙草の自動販売機ですが、自分が住んだ国ではとんと見掛けませんでした。思うに、自動販売機なぞ設置したら直ぐさま壊されて商品や現金を盗まれるからではないでしょうか。
 その代わり、あちこち…50mおきくらいに飲み物や煙草、ちょっとした小物の小売店があります(駄菓子屋の間口をイメージしてください)ので、不自由はありません。
 たまたま住んでいたマンションの門の横にあったので目に付いたのですが、唯一見掛けた自動販売機は(本当に一台しか見なかった)、上海にての水でした。容器持参でコインを入れて水を受けます。
 因に、そのマンションは、ローカル専門のようで、町内会もありました。
 公衆電話もとんと見掛けなかったのですが、こちらは携帯電話が普及した為でしょう。1997年に初めて渡香した時点では、未だあちこちに公衆電話がありましたから。
 香港の場合(つい最近も書きましたが)、市内通話は無料なので、わざわざ公衆電話でコインを使わなくても店舗が表に固定電話を出して置いてくれていて無料で使えるのですが、アマ(フィリピン人のメイド)さんが、公衆電話のおとくいさんです。
 日曜になると、町中の至る所に、アマさんたちが日がなたむろして休日を過ごしている光景が広がります。
 そして、彼女たちが集う場所には、その日だけ、公衆電話が設置されたりもしていました。電話会社の稼ぎ時といったところです。
 しかしこれがまた困りもので、彼女たちは故郷への久し振りの電話とあってかなりの長電話なので、こちらが用事があって使用したくても出来ないのですよ。
 携帯電話を持っていなかった頃は、本当に難義しました。
 このアマさんたち、雨後の竹の子の如くわらわらと湧き出てきて、市内はもちろん、深圳やら香港の小島やらどこにでも集団で居ます。
 お金を使いたくないのでしょう。食べ物も持参で道っ端にビニールシートを敷いてそこでいち日を過ごすので、中環などは交通規制も引かれる程。
 そんな中、イライラしない為には、日曜日は外に出ない。これを実戦していました。
 
 
 




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茄子の焦がしバター焼き/台風/DVD天国上海

2014年10月14日 | 田舎生活の衣食住
 茄子を焦がしバター焼で炒め、ほんの少しの醤油で味付け。香ばしくて、いつもの茄子焼きとまた違った味覚になりました。




 バターと醤油の組み合わせと言えば、これっ。昔家にあった、卵一個が丁度収まる土鍋に、バターをひいて、卵を割り入れ、火を止めたら醤油をたらします。すると、フライパンと違う濃厚で美味しくなるのでした。これが好きで、小さめの浅い土鍋を見付けると蓋がなくても買っていたのですが(蓋は小皿で代用)、引っ越しが多かったのでいつの間にかなくなっていました。
 何とかあの味を再現出来ないかと、小鉢で電子レンジで加熱したところ、出来ました。焦げ目こそつきませんが、あの味でした。
 これは良い。またまた、飽きるまで続けそうです。




 大型台風19号に供えて、昨日も外回りを色々補強したりしていました。関東は本日未明から明け方がピークと言う予報でした。今現在、雨足は然程強くはないのですが、深夜はどうだったのでしょうか?
 7時に就寝してしまったので、分からないうちに通過したのでしょう。明るくなって外に出てみます。
 そして昨日は気温が大分低かったので(11月中旬並みだそうです)、炬燵を完全に設えました。例年よりも早いのですが、もうこのまま炬燵生活続行です。

 中国・アジアでは日本映画・ドラマ・バラエティが大流行りです。言葉は日本語のママ、中国語の字幕入り。まどろっこしくはないのかと思いますが、とにかく人気。
 だからと言って、本物にお目に掛かったことはありません。そう、みんな違法のバッタ物。もちろん取締もありますが、幾ら取り締まっても雨後の竹の子のごとく、復活しています。店によっては隠し部屋に日本人にみを招き入れたりもします。
 そんなお国柄なのでコンピュタ用のソフトも同様。務めていた会社でもバッタ物ソフトを使用しており、それがバレて罰金並びに査察が入ることになりましたが、中国人曰く、「本物なんか(中国には)ない」とのことでした(笑)。
 日本ではほとんどと言って良いくらいにテレビを観ない自分ですが、海外ではやはり日本語が恋しくなるのか、日本の映画・ドラマを観まくりました。むろん上記のDVDでです。
 連ドラでもワンクール(三が月分)が2枚に収まり、約10元(130~140円)で購入出来るのです。物によっては観られない場合もありますが、何せ安いのでそれはそれです。
 中でも上海は、店舗を構えている店から、電脳ビル(ビル全体がバッタ物)内や、露店まで実に多く売られており、日本で放映された物はほとんどカバーされていました。
 店舗で売られている物は若干高級で、2話が1枚に収められており、ワンクールで100~200元くらいします。それでも安い。
 違法ですから、日本への持ち込みも出来ませんが、何と、それらを日本に送った強者がいました。ラベルを張り替えることなく、そのまま、パッキングしての送付です。
 そりゃあ、引っ掛かりますよね。案の定、中国側で引っ掛かり、電話が入りました。すると、「自分でダビングした物だ」と言い張ってセーフ。
 日本側でどうなったのかは定かではありません。
 香港で警察の不意打ちに出会したことがあります。見張りがいるのでしょう。大声で何か告げると一斉にシャッターを下ろして難を逃れていましたが、自分には理解出来ずに、悠長にしていたら店員に怒られた(笑)。
 上海でも露店が警察の一斉検挙が時折あり、DVD全てが警察のトラックに押収されます。泣き叫びながら縋り付く売り手のおばちゃんなどもいて、そりゃあ大騒ぎなのですが、数日後には何事もなかったかのように、また店開きしていたものです。
 これは聞いた話ですが、香港とのボーダーの町・深圳では、取締の目をかいくぐる作として、買い手が自前の外付けハードを持参し、そこに入れて買うシステムもあるとか。
 いやはやですね。

 ↓こんな大々的に売っている店舗のあります。




 あっ、今、突風の音がし始めました。台風は過ぎたのではなく、これからなのか! そうだ。今が未明だった。あちゃっー。大事にはなりませんように。


 


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竹輪とズッキーニのかき揚げ/中国と言えば自転車でしょう

2014年10月13日 | 田舎生活の衣食住
 うわーっ、冷え込みがきつい。でも大丈夫。今日は11月中旬までしか気温が上がらないと知り、炬燵を設えておきました。
 といっても家のメインテーブルは、ダイニング炬燵で、夏場でもテーブルとして利用しているので、布団を掛けて、電源コードを差し込むだけ。
 
 昨日は、ズッキーニと竹輪のかき揚げを拵えました。揚げると竹輪の甘味が増して美味しくなります。

 青菜がおいしい季節になりました。これから冬に掛けてはもっと美味しくなります。そうなると、青菜と焼き魚くらいでお菜は十分。代わり映えしない日が続いても一向に気にし直のですが、ブログ的には面白味がまいですよね。
 現在もこまつ菜を湯がいた物を一回づつの小分けにして冷凍保存しています。ほうれん草は臭味があるので、どちらかと言えば小松菜の方が好みです。
 時代小説に良く登場する、葛西菜とは、現代のどんな青菜の事でしょうか?





 またまた大型台風が来るとあって、昨朝、老朽化した塀の補強をしていたところ、また、やってしまいました。先日は、台風で飛ばされた屋根の雨樋を付け替えていた際に尾てい骨を嫌という程打ったと書きましたが、今度はまたも着地の際に太腿の裏側をコンクリートに擦り付け、血が滲む程擦ってしまったのです。
 パンツの上からなのに、これ程の傷になっているとは…。しかし塀の補強は無事済みました。

 初めて香港を訪れたのは、約25年前。何かの懸賞で、ホテルのスイート宿泊券(一泊)に当選したのでした。折角の無料宿泊券を利用しない手はない。貯まっていたユナイテッドのマイルと、同じくユナイテッドから送られて来た一流ホテルの半額券を使用して、三泊四日のほとんど無料の豪遊に出掛けたのです。
 訪れるまで、香港に抱いていたイメージは、皆髪をピターッとなで付け、自転車に乗っているといった、中国のそれと同じでしたが、余りにも進歩した都会に驚いたものでした。
 香港に対する知識の乏しさと思い知らされた旅となったのでした。しかし、この旅で、「香港って素敵」とか、「住んでみたい」とか思った訳ではありません。後に住むようになったのは、また別の事です。
 そして約15年前の北京。これも旅行でした。こちらは業務用自転車がラッシュアワーとなる、思い描いていた通りの光景だったものです。さすが自転車大国。
 それから約10年も満たない内に、自転車は廃れ、車の量がグンと増えていきました。更に、自転車も業務用はわずかとなり、皆、スポーツタイプのおしゃれな物に跨がっていました。
 上海は北京よりも都会です。日本で例えるなら東京と京都になるでしょう。自転車も走ってはいますが、電動自転車や50ccバイクがかなりの比重を締めていました。
 ただし、バイク乗りには危険が付きまとう物で、本体やらバッテリーだけやらを盗まれる確率も高いのです。なので駐車時は要注意。厳重な鍵を掛けたり、バッテリーをいちいち外す人もいたくらいです。バッテリーが簡単に外せるのを初めて知りました。
 そんな上海。画期的なシステムがあります。市が町内毎に無料自転車を提供しているのです。借りるのは簡単。IDがなくても居留照明を持参し、登録すれば無料で好きなだけ乗り放題。数も多く、機種も新型。買う必要もないと思えるくらいのシステムです。
 これは上海万博前の情報なので、上海万博に向けての、良い国キャンペーンだったのかも知れません(笑)。



 日本では、中国製品は何かと粗悪と認識され敬遠されがちですが、思う訳ですよ。自転車は中国が本場ではないかと。よって自転車に限っては中国製でも良いのではないかと。どうでしょうか?
 最後にバンコクでの自転車の話。タイは日本の3倍の国土(人口は日本の1/3)を持っているので、とにかく広い。そして暑いため、歩くのが億劫と言うか困難です。
 ちょっと買い物に出たい際に、会社の自転車を借りていましたが、鍵が付いていません。ローカルスタッフに「鍵がないけどどうしたら良いの?」と聞いたところ、「自転車なんて安い物を誰も盗まないよ」。とのことでした。
 日本の皆さんが思い描くタイのイメージは、貧困層に代表されていますが、実際は医療や福祉も整った、大都会なのです。
 ただし、貧富の差は歴然としてはいますが。

 

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子持ち鰈(かれい)の塩焼き/アジアは寒い!?

2014年10月12日 | 田舎生活の衣食住
 昨日は、朝8時前にショッピングモールまで買い出しです。朝起きるのが早いせいで、9時開店の近くのスーパーが開くのが待ち切れず、7時開店の遠くのショッピングモールまで自転車を走らせました(笑)。冬になり、寒くなったらそうはいきませんので、今のうちです。
 10月も未だ1/3なのに、結構な金額が財布から消えている事に気が付き、ショックを受けています。何故だ? 食料品以外にこれといって大物を買った覚えはないのだけれど…。
 その食品だってかなりの節約。おかしいぞ。
 先月の余波で、不足している物を補充したからだろうか? うむ。それしかない。
 鰈の切り身88円は、お値段に相応しくかなり細身ですが、半分以上が子持ち部分。煮付けよりもさっぱりとした塩焼きにしました。
 


 そして朝はどうしても食べたい卵とモヤシ炒めと一緒に朝食に。因に卵は1パック100円です。




 冬が近付いて参りましたので、アジア圏で体験した冬についてです。
 まずは一番長く過ごした香港。一応冬はありますが、気温14度くらいで、「寒い」と感じていました。何せ、温かさに慣れているので、14度になるとホームレスが凍死する程なのです。人間の体って不思議ですよね。
 そして何よりも室内が寒い。一年中エアコンを作動しているので、まるで冷凍庫です。香港人はエアコンを付けると空気が奇麗になると信じているのだとか。プラス中国人は日本人より体温が2度高いそうで、我々の寒さを理解出来ないのです。
 夏でも冬でも鳥肌が立つ程エアコンを効かせているくらいのお国柄です。
 そのエアコン論争は中国大陸でも同様ですが、こちらは経費を重んじるので若干弱め。それでも寒いですが…。
 上海で勘当したのは、風呂場の換気扇に暖房機能が付いている事でした。換気と同時に暖房が入るのです。これは是非、我が国でも取り入れて頂きたい(既にあるのかも知れませんが)。
 上海に行き、引っ越しの際、このシステムを知り、「上海の冬は寒いのだな」と思いました。緯度は九州と同じなので、然程寒くないだろうといった甘い考えが打ち砕かれた瞬間でもありました(笑)。大陸性の気候なので、体感温度は結構な寒さになります。
 また、前記のような体温+ケチから暖房は使わない所が多いのです。職場でも外の出で立ち(コート、手袋、マフラー、帽子着用)のままを余儀なくされていました。
 会社が暖房を入れてくれないなら、自前でいこうと、ヒーターを持ち込んだ日本人もいましたが、会社の電気代だから使うなとのお達し。おかしな会社でした。
 同じ中国でも、北京の冬は、日中でもマイナス10度前後が当たり前なのですが、こちらは極寒の地とあって、室内暖房が市が行ってくれています。パイプにお湯を通して室内を暖めるシステムで、かなり快適に過ごせます。外は眼鏡のツルが冷えて耳が痛いくらいでも、室内は薄手の長袖一枚で過ごせるくらい。
 スチームが行き渡り半袖で過ごせるニューヨークと若干似ています。
 そんな北京で驚いたのが、川が凍り付く為、冬場は橋まで行くのが面倒だとばかりに、氷の上を歩いて渡るのですよ。
 勿論、そんな無茶はしませんでしたが、中国人の横着ぶりには驚きました。川といってもかなり幅があり、万が一氷が薄かったら危険じゃないか! と。
 今は自家発電も行っているようですが、当時のタイは電力はラオスから買っていたので、高額でした。よってローカルの家ではエアコンなしも当たり前。だったら会社で涼んでいこうとばかりに、こちらもエアコンフル回転。そもそも年中暑い土地なので防寒具などあろう筈もなく、市内を探しに探してやっと見付けたのが、スポーツコーナーでのトレーナーでした。
 とにかく自分は、寒いのが苦手て、温かい所を求めていた訳ですが、気が付けば、冷房だのなんだので、どの国でも寒い思いをしたのでした(笑)。
 
 





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おからハンバーグ/海外で経験した新年

2014年10月11日 | 田舎生活の衣食住
 真昼の陽射しがキラキラ差し込み、空気が凛としているように感じます。秋空は刷毛ではいたような雲が浮かび、1年で一番空が美しい季節です。
 先日小中学校で運動会があったようですが、父兄参加の競技で転ぶお父さんっていますよね。お母さんよりもお父さんの方が転ぶ確率が高いのは、昔(若い頃)、運動が出来た人程転ぶのだそうです。それは、若い頃の気持ちで走るものの、体が付いていかないのだそうです。
 それを思うと、自分が塀から落ちて受け身も取れなかったのも、納得。老化現象なのでしょう。未だ、しこたま打った尾てい骨は痛んでいますが、少しずつ回復はしている模様です。

 美味しかったので、またも懲りずにおからのハンバーグを大量に拵えました。今回は玉ねぎとニンジンのみじん切りが入っています。




 そんなおからのハンバーグで朝ご飯。




 今日は気が早いですが、正月の話。中国・香港では西暦の正月は、「ふーん、そうなの」くらいのもので、元日が休みになるだけです。
 盛大に祝うのは旧正月。これはもう大変な騒ぎになります。
 それでも香港は、花火・爆竹は禁止なので、政府が時間を決めて湾沿いに花火を打ち上げるだけですが、その時は高速道路を封鎖して、人が歩いて入れます。
 そして、香港では大晦日に花市に出向き、花を買うのが習わし。そして歩く。ひたすら歩く。歩いて歩く…。香港ってクリスマスもそうですが、何かというと歩くのです。
 群衆の中、抜け出す事も出来ずに、具合が悪くなった事もありました(笑)。
 これが大陸になると花火も爆竹も自由なので、町中の至る所でかってに爆竹は鳴らすわ、花火はするわで大騒ぎ。大晦日などは寝られたものではありません。
 大陸に住んで最初の年などは、大音量と共に、闇夜にあちこちから花火の光が窓から差し込み、まるで空襲のような騒ぎに閉口しました。寝られたものどころか、気がふれんばかりでした。
 赤ちゃんのいる家庭など平気なのでしょうか? と思ったものです。
 道端で構わずに爆竹を鳴らすので、怖くて外も歩けません。
 そしてこれが重要なのですが正月5日目に、お金の神様が現れると言われており、中国人が最も燃える日です。お金の神様に見出してもらう為に、また花火。アパートやマンションの窓から外に向けてドラゴン花火などを放つのですが、よくもまあ、火事にならないものだと感心します。
 大陸でも花市はあるようですが、真冬ということもあり、生花よりも造花や風車になります。
 北方では、大晦日に餃子を食べ新年を祝います。年越し蕎麦といったところでしょうが、餃子の形が古銭に似ている事から生じた風習。日本のように長生きを祝うのではなく、やはり金。中国ですねえ。
 年明けのお節料理のような正月メニューもあり、それぞれに意味が込められています。
 そして、日本で言う初詣は、寺社の木に赤い布(寺社で購入)を巻き付けて願い事をしたり、予め、仕事や金銭、家内安全などの文字が書かれた赤い木の札(絵馬のような物)を寺社に収めます。
 タイでは、正月よりも毎年4月の「ソンクラーン」と呼ばれる水掛け祭りの方がメジャーです。町中でもどこでも誰にでも水を掛けて新年を祝うのです。
 ただ、チャイナタウンでは、旧正月の元日に赤い服を来て着た人には、餅(だったか?)を振る舞ってくれます。
 アメリカのニューイヤーも何度かニューヨークで迎えました。ニューイヤーよりも大晦日のライトアップがメインになります。ビッグアップルを観に、深夜街を歩きますが、この日ばかりは深夜のニューヨークも大勢の人が出ているので安全なのだそうです。
 一度だけパリでの年越しも経験しました。旅行者なので、これといった祝い事もありませんでしたが、大晦日の晩は、「ムーランルージュ」のショーを観に行きました。「ムーランルージュ」は学生時代からの夢でもあったのですが、時差ぼけも加わり、余りの眠たさに、ショーに集中出来なかったのと、トイレに入り忘れたのが悔やまれます。
 何故か…。ロートレックが好きで、「ムーランルージュ」に行きたかったのです。ロートレックのポスターは有名ですね。そのポスターがトイレにも飾ってあるとか。是非見たかった。
 自分は、日本の元日のまったりとした空気が何とも言えず好きです。元日って天気に恵まれる確率が高いですよね。
 と、かなり気が早いのですが、正月の話でした。


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ズッキーニの焼きうどん/ATMと偽札

2014年10月10日 | 田舎生活の衣食住
 もう扇風機は仕舞って良いのだろうか? どうしたものか? 分からずに掃除して部屋の端に置いてあります。炬燵と扇風機が同居(?)するおかしな部屋。それもこれも気温の変動が激しい為ですが、「暑さ寒さも彼岸まで」とは良く言ったもので、秋の彼岸が過ぎた頃から随分と過ごし易くなりましたよね。
 
 先日収穫したズッキー二をどう調理して食べようかと考えましたが、焼きうどんの具にしてみました。ニンニクと玉ねぎを飴色になるまで炒めてからズッキーニを加えて和風出汁と醤油で味付けです。




 今でこそ、休日や祝祭日もATMは稼働しており、現金を引き出せますが、20年くらい前までは、休日や祝祭日は現金を引き出せませんでした。うっかりして、折角の土・日曜日に金欠で、何処にも行けず、何も出来ずに部屋で過ごしたという苦い思い出もあります。
 確か、平日も銀行業務の時間外はATMも使用出来なかったと記憶しています。
 そんな頃から、香港に住まいを改めた訳ですが、当時から香港・中国は、24時間365日ATMが使用出来、手数料は分かりませんが、これは便利と思った次第。
 それが今では、コンビニでも銀行カードが使える便利な時代になりました。
 因に中国では、例えば上海の銀行に口座を持っている場合、同じ銀行でも口座のある市以外(北京等)でカードをでの引き出しをすると手数料が10元掛ります。
 これは知らないで日本と同じ感覚でいると驚きです。
 渡航当時はATMの案内は現地の言葉か英語だけでしたが、数年前から日本語も選択出来る新型のATMも設置されています。
 またATMで暗証番号を変更出来るシステムも中国・香港の方が先に導入されていました。
 中国って、ネット環境やATMなど、不思議に進んでいるのですよね。
 これも以前書きましたが、ネットもプルバイダー・システムがないので、電話線を繋ぐだけで、電話と同じ料金でネットも出来ます。
 このシステムは我が国でも是非とも導入して欲しいもの。
 因に、中国ではいち日に3回、暗証番号を間違えるとカードがATMに吸い込まれてしまいます。それだけ犯罪が多いという事です。通帳もありません。
 自分の場合も、財布を盗まれ、大慌てでカードをストップする手続きをしていた最中に、どこかで誰かがカードを使用して暗証番号を探っていたらしく、手続きの途中で自分の暗証番号が使用不可能になった事がありました。
 現金の話になりますが、中国では信じられないくらいに偽札が出回っています。その為か最高額の紙幣が100元(1300~1400円くらい)。財布がかさばるのですが、これ以上大きな金額の紙幣を発行すると偽札の被害が大きくなるからでしょう。
 自分も100元や20元の偽札を掴まされた事が有ります。20元はどこかで釣り銭として貰ってしまったのでしょうが、100元はATMから出てきたとしか考えられません。
 中国人に聞いたところ、行員が偽札を受け取ってしまった場合、弁償しなくてはならないのですっとぼけてATMに入れてしまうのだとか。
 そんな場合どうしたら良いのか…泣き寝入りしかないそうです。ATMから偽札は引き出せても入金は出来ないそうで、ならば銀行で交換しようと思っても、偽札のスタンプを押されるだけで、交換はしてくれないそうです。
 なので偽札は未だ保管していますが、中国人は必ず紙幣を指先で擦るように確かめてから受け取っているのも、偽札を掴まされない為だそうで、彼らには手触りで分かるのだそうです。
 因に我が偽札は、毛沢東首席が本物よりも若干痩せていてシャープです(笑)。
 また、日本では信じられないくらいに千切れてボロボロの紙幣も流通しています。これも釣り銭で受け取っても、支払いは拒否される場合があるので、自分は受け取り拒否。
 断固として「そんな紙幣は駄目だ」といった態度で挑むと、渋々ながら違う紙幣をくれます。
 そう、中国では釣り銭にも神経を集中させなくてはならないのです。疲れる筈だ(笑)。
 
 
 





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朝ご飯/洗濯事情

2014年10月09日 | 田舎生活の衣食住
 ああっ、塀から落ちた尾てい骨と、そして無意識にかばった為でしょう。右肩から首にかけての痛みで、終始した昨日。立ったり座ったりの動作や、寝返りなど尻が付く度に飛び上がらんばかりの痛さです。首と肩は予想外でしたが、これまた痛い。2日目の本日も未だ未だ痛みは続いています。
 年を取るってこういう事なのですね。若い頃ならもっと身軽だったのに…悲しい。
 台風でなぎ倒された南天。それもまた、実を付けた枝なのです。それも切らなくてはと思いつつ、身体の痛みで先延ばし中です。ですが、また大型台風が上陸するとか…。どうしたものか。

 煮込んでいち日置いた高野豆腐と大根の焚き合わせを朝食で頂きました。野菜にも高野豆腐にもしっかりと味が染みていましたよ。たまには、こんな朝ご飯も良いものです。




 海外に住んで、困ったと思ったのが洗濯です。洗濯機があれば何でもありませんが、ない場合です。
 アジア圏にはコインランドリーはない国がほとんど。では、どうしていたのかですが、香港にはポンドで料金を換算し、洗濯から乾燥まで2時間でしてくれる「ぼんさい」と言う洗濯屋があちこちにあります。
 朝持ち込んで仕事帰りにピックアップするしていたので、これは便利でした。何を詰め込んでも重さだけなので、水気を含んだタオルなどは、一度乾かしてから洗濯に出します。なので、それだけで重さのあるバスタオルはNG。自分は、シャワーの後もタオルで賄っていた為、その習慣が抜け切れず、今でもバスタオルは使用しておらず、タオル1本で身体も髪も水気を取っています。
 洗濯屋で、こんな話もありました。
 ある人が洗濯屋から受け取ると、見慣れないトレーナーが入っていたので、家族の誰かの物かと思って着ていたところ、家族には持ち主がいなかったそうです。
 そう、洗濯物が少ないと、見知らぬ誰かの物と一緒に洗われてしまうようです。潔癖性の方には向いていないシステムです。自分も神経質なので。嫌でしたが、ほかに手立てもなく、手洗いをしても湿気の多い香港では乾く前にすえた匂いを発し黴びてしまう為、仕方ありません。郷に入れば郷に従うです。
 この洗濯屋、上海・北京ではお目に掛かりませんでした。香港・中国南部のシステムのようです。
 タイでも洗濯機はありませんでした。ただしこちらは南国。前日に手洗いしベランダ(あったのです)に干しておけば、翌日には乾くので、毎日手荒いしていました。
 休日にはシーツなどの大物も手洗い。今考えると良くやっていたなあと感心します。
 その日もシャワーのヘッドを洗い桶に入れて手荒いしていたところ、違和感がありました。ピリピリするのです。おかしいと気付きヘッドに手を当てて確かめると、なななんと漏電。
 弱い電流だったので大事には至りませんでしたが、これが強かったから…と思うとぞっとします。
 これ以外には住まいでは(基本アジア圏は家具家電付き)、洗濯機もあったので不自由はありませんでした。ただし中国大陸は空気が汚れている事もあり、干すのは室内です。
 海外に住んで日常面で洗濯が一番難義したと言えるでしょう。
 余談ですが中国大陸では、家電もかなり安い物からありますが、安い物はトコトン駄目。日本では考えられないくらいに粗悪です。
 自分の場合家電は、いちに湯沸かしポット、二にエアコン、三に掃除機、四に冷蔵庫で、ほかはなくても構わない質なので(実際に、テレビ、電子レンジ、洗濯機のない部屋もありました)、あれば便利ですがなければないように暮らしていました。
 自分の髪の毛一本でも落ちていたら嫌なので、どこに住んでも先ず買う家電は掃除機です。上海にてかなり格安の掃除機を購入したところ、塵や髪の毛は問題なく吸い込んでくれましたが、米粒には負けた。そんな代物でした。日本では安い物はそれなりですが、中国では安い物はとことん駄目なのです。
 また、タイでは、「マツビシ」など、日本のメーカー名を組み合わせた(松下と三菱か?)おかしなネーミングのメーカーが幾つかありました。これは笑えます。



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大根と高野豆腐の焚き合わせ/塀から落ちる/中国のリサイクル

2014年10月08日 | 田舎生活の衣食住
 いやはや。台風で屋根の上の雨樋が吹き飛ばされていました。「あいやー(広東語のあれまっとか、いやはやの意味)」。これは放置できずに、意を決して屋根に登りました。それが若い頃なら何でもないのでしょうが、妙に恐怖心が募り、正に這うように屋根を伝いました。
 雨樋は無事、屋外用のテープで止めて事なきを得ましたが、後がいけない。足場にした塀から一気に落下。
 これまた年のせいか、受け身も取れずに、嫌という程尾てい骨を打ち付けてしまいました。瞬時、尻餅を付きながら、何が起きたのか分からず放心状態。そして次に痛みに襲われるといった具合です。
 何とか立ち上がれる頃には、身に起きた事が把握出来ましたが、その後、尾てい骨の余りの痛さに閉口。見てはいませんが、痣になっている事でしょう。
 昨晩は、ちょっとした動きでも痛くて涙が出そうでした、一夜明け、やはり痛い! ただ、骨には異常はなさそうです。四郎と判断ですがね。
 自分は結構運動神経が良く、スポーツはこなしてきたのですが、夜年波には勝てないという現実が、痛く身に染みました。年寄りの冷や水といった諺が、頭の中で渦巻いております(笑)。
 それにしてもこのところ、不注意な出来事が多過ぎる。年始に厄払いでもした方が良いのかも知れません。

 今頃グングン伸び出したグリーンカーテン。沖縄の何かでしたが、ズッキーニでした。実が生りました。一見固そうな皮ですが、ふわふわしています。





 写真では見えませんが、鍋の底に大根とニンジンを敷き詰めて、ゆで卵、高野豆腐、椎茸との焚き合わせです。それが大失敗。高野豆腐って豆腐だったーっ。こんなに軟らかかったとは…煮崩れしてしまいました。
 煮崩れた破片を集めて、ボソボソと食べるしかない。料理屋さんで食べる高野豆腐はもっとしっかりしていたと記憶しています。何が違うのだろう? 取り敢えず、コトコトと煮込んで一晩寝かせて味を染み込ませています。




 大根料理を拵えた時の定番。大根の皮と葉のキンピラです。




 塀から落ちる前は順調なスタートだった昨日。遠くのショッピングモールまで足を伸ばしたので、お昼ご飯用にサンドイッチを購入しました。



 しかし、この後、空腹に火が付き、ほかに調理パンと菓子パンを1個づつ。それでもおさまらずに、インスタントラーメンを食べてしまいました。以前の職場で、「パンでお腹一杯にしようとしたら1000円は掛る」と言っていた同僚がいました。確かに。

 海外ネタはゴミの話。中国・香港の掃除夫(婦)は人前でも平気でゴミを漁ります。捨てた物は利用するといった合理主義なのかも知れませんが、今自分が捨てた物を拾われるのは余り良い気はしませんよね。まあ、本当にゴミなら良いのですが、捨てたカーディガンを目の前で拾われていた同僚もいました。苦笑いです。
 上海での出来事ですが、そのバス停は美容院の前にありました。美容院と言っても、床屋のようなカット10元(140円くらい)の店。そこでパーマネントをかけていたおばちゃんがいました。パーマではなくパーマネントです(笑)。
 バスを待つ間に飲んでいた水のペットボトルをゴミ箱に捨てた瞬間。頭にロットを巻き、首からビニールのケープをかけたまんまの件のおばちゃんが店から飛び出して来て、捨てたばかりのペットボトルを拾ったのには驚きです。
 たった1本のペットボトルの為に、パーマネントを中断。それ以上に、ずっと狙いを定めていたのか…。どこで換金するかは知りませんが、幾らでもないだろうに。
 面子を重んじる中国人ではありますが、金の為には、恥も外聞もないのが現実。
 エスニック・ジョークをひとつ。
 船が沈没しそうになり、尻込む乗客を海に飛び込ませるにはどう言えば良いか?
ロシア人  「あっちにウォッカが流れていますよ」
イタリア人 「海で美女が泳いでます」
フランス人 「決して飛び込まないでください」
イギリス人 「紳士は飛び込むものです」
ドイツ人  「規則です」
アメリカ人 「今飛び込めばヒーローになれます」
中国人   「おいしい食材が泳いでいますよ」
日本人   「皆さん飛び込んでいますよ」
韓国人   「日本人はもう飛び込みました」
 



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おからハンバーグ/不思議な法律

2014年10月07日 | 田舎生活の衣食住
 卯の花のリメイクは、片栗粉をつなぎにして、ハンバーグ。下味がついているので、何もかけずにいただきます。もちもちとした食感が、卯の花とはひと味違って美味しいですよ。少し焦げた(笑)。






 食パンをくり抜いて、そこに卵を流し込んで、オーブントースターで焼いた、一度で出来る時間短縮の朝ご飯。卵が崩れた(笑)。





 台風は、かなりの暴風雨でした。台風で雨戸をたてたのは、こちらに住んで初めての事です。そう、正確には雨戸はたてると言います。閉めるのではなくてね。髭(ひげ)もたてる。生やすのではなくてね。
 昔、ひげをたてていた同僚に、「ひげをたてる」と言ったところ、もの凄く馬鹿にされた事がありました。年の頃は30代。自ら髭を蓄えておいて知らないのだなあと、その同僚にがっかりしたものです。
 写真は暴風雨で揺れる我が家の植木。




 自分が住んでみた国の納得出来ない(?)おかしな法律です。
 まずはシンガポール。何かと規律の厳しいお国柄ですが、万が一、室内で着替えをしているところを誰かに覗き見されたとしたら、それは着替えていた方の不注意となるのだそうです。窓やカーテンを閉め忘れたということでしょうか? 見られた上に罰せられるとは…。デバガメにとっては天国。
 これは以前にも書きましたが、中国では気温40度を超えると、公共機関などが一斉に休みになります。よってどんなに暑くても、公式発表は39.9度止まりとなります。何の為の法律だ?
 昨日は、中国浙江省浦江県で、親が計4リットル以上の献血をすれば、子供の公立高校入試の得点を加点する規定が発表されたそう。4リットルってえのも凄まじいですが、身を削るといった感覚がこれまた凄まじい。こういった感性が中国の発展を妨げているように感じるのは自分だけでしょうか?
 タイでは午前8時と午後6時に町に一斉に国歌が流れます。すると、歩いている人は全てその場に立ち止まります。本当に映画の時が止まったシーンのようです。
 また、どこの国かは忘れましたが、ホテルなどにドリアン持ち込み禁止。まあ、匂いがきついですからね、因に、自分は、ドリアンは生玉ねぎを齧っているようで好きではありません。あっ、今、思い付いた。「食わず嫌い王」を見る度に、嫌いな食べられない物ってないなあと思っていたのですが、ドリアンだ。
 話を戻し、カリフォルニアでは、ホテルでオレンジを食べるのが違法だそうです。何故でしょう? リンゴなら良いのか?
 同じアメリカでもルイジアナともなると、男女の洗濯物を一緒に干してはいけないそうです。まあ、何かと差別の激しい地域ですからね。
 我が国では、個人的にどーーーしても納得がいかないのが、子ども手当。だってそうでしょう? 憲法に子どもの扶養は親の義務とうたっているにも関わらずですよ。どうしてそこまでしなくてはならないのか? 憲法とは異なりませんか?
 ほかにも、外国からの国費(日本の)留学生制度。交通費、学費、生活費(寮での衣食ただ)のほかにこずかいは与えなくて良い。それも生活保護を上回る。
 ほかにも、どうしてこうも自国の人間に厳しいのだと思えるおかしな決まりが散乱する我が国。他国では考えられないくらいに自国の人に厳し過ぎると思うのですよ。
 ニッポンのお父さんたちは、1000円のランチが食べられなくて、500円の弁当屋に並んでいるのですよ。働くお父さんたちにエールを!!!




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モツ焼きうどん/香港の台風

2014年10月06日 | 田舎生活の衣食住
 昨日のモツ焼きの残りは言わずと知れたうどんでリメイク。ニンニクと生姜をきかせて麺汁を足して味付けしました(写真は余り麗しくないので割愛)。
 夏の間は毎日トマトを食べていたのですが、不思議なもので季節が分かるとパタリと食べたくなりました。身体が欲している物が身体に良い。そう思っているので、ここ数日、いち日1個のリンゴを食べるようにしています。元々果物は余り食べないのですが、果物が食べたいのです。そんな時はけちらずに食べるようにします。
 タイに居た頃は、パパイヤを毎日食べ続けました。本当にパパイヤが食べたくてたまらなかったのです。猛暑の中、身体がビタミンや熱を冷ますと言った意味で欲していたのだと思います。
 
 台風上陸。昨日からの雨が更に激しくなりました。こんな日でも勤勉な日本人は通常勤務ですよね? 香港ではシグナル8の警報が出ると、学校、公共機関はもちろん、オフィスや商店も一斉に休みになります。交通機関もストップします。
 それを知らずに、大雨の中、当時通っていた語学学校に行ってしまった事がありました。あれだけ賑やかな香港の町が閑散とし、軒並みシャッターを下ろしている中、語学学校へのドアも閉まっていたのですが、シグナル8の法律を知らなかったため、外でウロウロ。
 警備員は居たのだから教えてくれれば良いものを…。
 シグナル8の決まりを知ったのはそれから暫く経ってからでした。 シンガポールで同様の事を聞いてみたところ、シンガポールに台風はないのだそうです。南国には台風といった概念が頭から覆された瞬間でした(笑)。
 そんなシグナル8中、香港で走っているのが、不法のミニバス。香港のミニバスには政府の認めた公のものと、そうでない物と二種類あります。ミニバスとはマイクロバスの大きさで、一応の路線と停留場所は決まっていますが、手を上げれば止まって乗り降りが出来ます。
 このミニバス。不思議なのが正当な方はおつりが出ずに、不法な方はおつりが貰えるのです。そして不法と言えども取締が有る訳ではなく、公然と走っています。
 あそこまで公然と運営していたら取締もなくなるという事でしょうか。

 



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ペペロンチーノ風焼きうどん、モツ焼き/バンコク大洪水

2014年10月05日 | 田舎生活の衣食住
 日いち日と秋が深まっています。それでも蚊や草といった夏の名残に悩まされ続けてはいますがね。
 昨日は、モツを焼きました。味噌味にしてモヤシと炒めただけですが、こってりと美味しく出来ました。




 ほとんど毎日食べている格安うどんは、ペペロンチーノ風焼きうどんにしてみました。ニンニク、生姜、唐辛子を利かせています。





 ある朝、出勤の為に外に出ると、目が丸くなる光景に出会しました。なんと、道が水没。腿の辺りまで道路に水が溜まっていました。路上駐車の車も水没。どうする? 仕方なしにパンツを捲り上げ、着替えを持って川のような道路をノッシノッシと歩いて出勤。
 会社について直ぐ、脚を(腿まで)洗いました。だってねえ、普段は小動物の死骸やゴミなんかが落ちている道ですよ。それに下水の汚水まで地上に吹き出しているし。
 そして川と化した道路には、普段のバイクタクシーに変わってゴムボートが出動。
 そんな雨の中、タイ人は血が騒ぐらしく、会社の敷地内(外)ではしゃぐ人あり。
 それが、わずか2時間で何事もなかったかのように、水が引いていつもの乾いた地面へと変貌。自然の驚異を見せ付けられました。
 と、そんな中、馬鹿な日本人(30歳男性)が、「傘がないので(会社)に行けません」と電話を掛けてきたのです。唖然。だったらそこいらのコンビニで買って来いと怒鳴り焚くのを堪えて、「雨で足止めされていると伝えます」と答えたのですが、その意図は伝わらなかったらしく、再度の電話で今度は上司が受け、また、同じ事を言ったらしく、「直ぐに来い」と、怒鳴られていました。
 で、来たら来たで開口一番。「タクシーが走っていない」の「傘がないのだ」の言い訳が止まらない。そればかりかちょっと叱られると直ぐに泣くのです。
 それって理由になると思い込んでいる辺りがすげー。この馬鹿な日本人、日本じゃとうてい働けないだろうなあと思わせる人でもありました。
 



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寿司/中国・香港電話事情

2014年10月04日 | 田舎生活の衣食住
 未明に起き出し、コーヒーをのみながらまったりしています。いち日の中で一番心安らぐ時間です。
 昨日は残暑も残暑、暑かったですねぇ。扇風機をしまわなくて良かった。

 買っちゃった。食べちゃった。にぎり寿司。約2カ月振り。やっぱり美味しいなあ(笑)。こんな寿司を食べるのも瞬時躊躇するくらいになるなんて…(笑)。
 しかし、たまには贅沢するのも良いでしょう。
 



 本日は、電話について。まず驚いたのが、香港の固定電話は、市内通話ただです。なので、わざわざコインを入れる公衆電話を使用するまでも無く(公衆電話もある)、商店が表に電話機を出しておき、自由に使わせてくれていました。
 次第に携帯電話が普及してくると、通話料金が掛っても、そちらを使用するようになっていましたが、日本との違いは受信側も料金が掛る事です。
 なので、間違い電話などあった日には、ド怒り(笑)。
 中国の固定電話回線は、線をコンピュータに差し込めば、そのままインターネット回線に繋がります。
 プロバイダシステムがないから出来るのでしょう。
 料金は電話料金と同一。なので、メールをするくらいなら、わざわざインターネット回線を引く必要がありません。これは便利。
 中国の携帯電話に関しては、プリペイドカード形式です。何故なら後払いでは踏み倒す人が多いから。固定電話も、市内通話以外は全てプリペイドカードを購入しなくてはなりません(市民は別)。このプリペイドカードが面倒この上なく、20桁にも近い数字を打ち込み、更に音声ガイドに従ってあれやこれや操作が有ります。間違えたらいちからやり直し。
 最近、日本では大分携帯電話の料金が安くなった模様ですが、香港・中国はそもそも安価。その為、まるでイヤリングのように携帯電話を耳に付け話し続ける強者もいました(笑)。
 ほかの人と会っていても電話、仕事中も電話、移動中など勿論。いっそ、耳に縛り付けてしまえと言いたくなる程です。
 そしてまた、電波も地下だろうが海上だろうが届いているのですよ。
 これも驚きましたが、万里の長城にも携帯用のアンテナがあります。修復前の湖北省の長城の上にもありました。
 何故なら、朝陽をみようなどと、夜明かしする欧米人が後を絶たず、遭難してしまう為のライフラインだそうです。因に観光地の長城は本来、開閉の時間が決められています。
 日本って、携帯電話を使用してはいけないエリアが多過ぎると思いませんか? 携帯の意味ないと思えるくらいに、ここは駄目、そこはいけない、あそこは禁止と、煩いくらい。
 まあ、自分は、田舎に引っ込んでから、ほとんど携帯電話は使用しないので問題有りませんし、知らない間に世間はスマホとかが主流になり、ガラケーと呼ばれているらしいですが。
 それも、我が携帯はプリペイドカード式です。これは海外在住時に、日本に一時帰国した折りにチャージ(1年に1度)すれば、そのまま電話番号を継続出来たので、帰国時は使用していた名残で、そのまんまにしてあります。
 田舎生活なんて、そうそう携帯電話を必要と感じないのです。
 第一、携帯電話っておもちゃ感覚の人が多いですよね。それと、これが不思議でならないのですが、あれだけ携帯電話使用を注意しながら、通話はいけなくてどうしてメールは良いのでしょうか? 同じじゃないかと思うのですがね。




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鰤(ぶり)の塩焼き/煙草

2014年10月03日 | 田舎生活の衣食住
 今年も残す所三月。アッという間でした。体感的には未だ2~3カ月くらいしか過ぎていないような感じです。ここまで来ると、正月が待ち遠しくなります(気が早過ぎる)。
 現在、お店はハロウィンのディスプレー一色ですが、そんな西洋のイベントはどうでも良いから、早く七五三縄を並べておくれ。といった具合。

 魚が食べたい。近頃、魚と付け合わせの野菜があればそれでご馳走です。やはり年を取ると食は和風が一番。これからは青菜も美味しい季節になるので、魚と青菜。この代わり映えしない組み合わせが増えていくと思います。
 昨日のお昼は、鰤の塩焼きでした。付け合わせは卯の花と柿の天ぷら。




 海外シリーズは、煙草事情です。愛煙家にとって煙草の値段は生活費を大きく左右します。日本でも煙草って高過ぎませんか? そのほとんどは税金です。嫌煙家よりも多大な税金を支払っている計算になるにも関わらず。あそこで吸ったらいけない、ここは禁煙など、肩身の狭い思いをさせられるって、理解出来ません。
 気を遣うので、分煙には賛成ですが、きちんと喫煙場所を設けて欲しいと思います。駅や空港など喫煙場所もないなんて。
 そんな煙草の値段。もっと高価なのが香港。最初に買おうとした時は、余りの高さに驚いて、買うのを止めた程でした(ぼったくりだと思った)。
 日本円で約500円でした。日本が未だ220円くらいの時代です。
 が、約50分程電車で行った深圳では40円くらい(中国だから)。これは買い出しに行くしかありません。持ち込みは外国人1カートン。香港人半カートンです。
 ほかには、闇煙草も流通。電話をして自宅まで配達してもらうシステムや、男人街などでこっそり売っていました。もちろん、違法です。
 しかし、余りにも高額だと、こういった商売を思い付く人も居る訳で、日本もそんな風にならないと良いのですが。
 煙草が高いと感じたのは香港のみで、アメリカ、タイ、シンガポール、マレーシア、中国等は違っていたと記憶しています。ヨーロッパは購入した事がないので分かりませんが、香港がイギリスの影響で高価なので、きっと高価でしょう。最も古いデータなので現在は分かりません。
 因に、香港、タイ、シンガポールは完全分煙で、空調のある所では喫煙は出来ません。据えるのは自宅くらいと考えた方が早いくらいです。
 なので、知人と食事をしても、間が持てず直ぐに別れるといった具合になりました。何せ、香港などカラオケ屋も禁煙なくらいですから。
 じゃあ、どうしていたの? という事になりますが、外の灰皿のある所までいちいち出るのです。
 吸わない人は、「だったら止めれば良いだけ」と思われるでしょうが、百害あっても一理有りなのですよ。




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柿の天ぷら、卯の花/海外水事情

2014年10月02日 | 田舎生活の衣食住
 朝晩はかなり冷え込むようになりました。それでも今は未だ動けますが、冬になりもっともっと寒くなると、炬燵から出られなくなります。暖房機は炬燵だけで済ませてきましたが、今年は石油ストーブを出そうかと、今から思案中です。
 
 大きな柿を頂きました。そこで、お菜にして一品浮かそう。天ぷらにしました。干し柿のような食感になり、おつなお菜になりますよ。






 卯の花が食べたくなり、高菜入りのニンジンシリシリ(未だ沢山ありました)と干し椎茸を加えて拵えました。





 昨日のお昼は、鮭を焼いて、マッシュポテトとニンジンシリシリでした。



 最近は脂の乗ったトラウトサーモンが出回っていますが、昔は鮭といえば、塩引きでした。そしてそのほとんどが塩がきつく、苦手な食品でもありました。
 正直、食卓に乗っているとがっかりしたものです。それが、トラウトサーモンが出回ってからは、好きな魚のひとつになりました。
 サーモンといった呼び名になったのも最近でしょう。このサーモン。寿司で食べたのは海外が初めてでした。
 「えっ、鮭がこんなに美味しいの」と感激したものです。


 海外でも水道水を飲んでいました。もちろん煮沸してからです。これは住んだ国でも旅行で訪れた国でもです。なので、海外で仕えるオールマイティの湯沸かし器を、必ず持参しています。
 しかし、ミネラルウォータしか飲まない日本人がほとんどでしたね。人によっては、髪もミネラルウォータで洗っているとか…。
 どうしてそんなに神経質になるの? だったら日本に居れば良いのにと思ったものです。反して、生水も平気で飲んでいる人もいました(香港)。それは余りにも無謀。
 人それぞれです。
 流石に水道水はやばい! と感じたのはジャマイカでした。沸騰させていたのでお腹を壊す事はありませんでしたが、湯沸かしポットに石灰がどんどん付着していくのです。
 ほかの国では特に感じたことはなかったのですが、上海で、ローカルの同僚に水道水を飲んでいると話したところ、驚かれ、止めるように言われ(一説によると有機物が含まれているとか)、ローカルさえも飲んでいないと聞いて初めてミネラルウォータを用いる事にしました。しかし、ローカルの屋台やら小さな店なんかは水道水だと思うのですが…。
 ほとんどの家庭では電話一本で業者に配達してもらい、水とお湯の出るサーバーに設置しているのですが、何せこちらは言葉が出来ません。毎日4リットル以上の水をスーパーで買って運ぶといった作業が増えたのです。



 余り見掛けませんが、水の自動販売機もありました。容器を持参してコインを入れて買うシステムです。
 蛇口を捻れば安心して水が飲める国って、有難い事です。
 
 
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