真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

就活生は先輩を訪問してみよう

2013年02月07日 | Weblog
就活が始まって早2か月。リクルートの『就職ジャーナル』が2013年春卒業予定の大学4年生、大学院2年生に「就活を始めるころに戻れるとしたら、何に注力しますか?」と尋ねたところ、「企業研究」が60.1%でトップで、 一般的に苦労すると言われる「自己分析」の55.5%を上回っており、3位には「業界研究」(40.5%)だった。

つまり、自分の強みを模索するより、相手を知る努力を優先すべきだったということだ。でもこれは考えれば当たり前で、自分が入りたいと思う企業を知らずして、企業側がとるはずも無いのは明白だ。

「OB・OG訪問」を実行に移した人は2割だったらしいのだが、これも今の学生の特徴のように思う。情報がいとも簡単に手に入る時代だから、先輩を訪問しないのだろう。

しかしである。これは大いに間違いで、雑誌、ネット、書籍などにある情報は一般化したものであって、真実の生の情報は掲載されていないと理解すべきだ。それに、社会経験が無い学生には理解し難いことも有るはずだ。

「リクナビ」編集長の岡崎仁美氏は、OB・OG訪問は就活初期の活動として重要なので、「志望動機が書けない」と思っている人は特に、3月末までに積極的に取り組むことを勧めている。

「興味のある業種にOB・OGがいたら、本格的な面接選考が始まるまでに、ぜひアポを取ってみましょう。後輩から頼られて嫌な顔をする先輩は少ないものですが、何の準備もせずに会うのは失礼です。自分なりに調べたことを元に仮説を立て、それをぶつけて検証する場所にするといいと思います」

仮説は、間違っていてもいい。業種を決めかねている場合でも、まずはOB・OGに相談したいことを伝え、その先輩の言葉を通じて「現場のリアリティ」を肌で感じることが役に立つという。本番の面接に向けて「社会人慣れ」しておく場にもなるし、自分自身の志望動機の軸をはっきりさせる、よい機会にもなるだろう。

さて、この情報は役に立ったでしょうか?
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