我が友ことりちゃんの情熱から成る落語会「りらっくご」も、すでに3回目となりました。
・・・って、これまたもう1ヵ月半も前の話です。すみませんすみません。
11月8日、安城市文化会館和室にて、りらっくご3が開催されました。この日は結婚式の翌日。そのまんま美容院頭で臨みました。
スタッフ女子は全員キモノです!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/65/85aa42791d5244ce54b2ee749d92679b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/9f/cee14010ddfe3b73d255709c6d63a5d1.jpg)
今日の着物:紫白市松お召し(ヤフオクで購入、和裁工房まゆで自分サイズに縫い直し)
今日の帯:リバーシブル蝶昼夜帯(ヤフオク購入の羽織からカクマさんに作ってもらった)
今日の半襟:秋の味覚ハギレ(きむら)
今日の帯揚:白地斜め絞り帯揚げ(きむら)
今日の帯締:橙青雪輪帯締(ヤフオク)
今日の簪:赤花トンボ玉(玉やふちこま)
今日の足袋:薄紫銀杏(分銅屋)
今日の下駄:歌舞伎鎌倉台緑花緒(松屋)
スタッフのキモノ女子、5人5色の着こなしでございます。
スタッフもキモノなら、お客様にもキモノの方が多いのが『りらっくご』名物のひとつ。ぶるちゃんご夫妻や三重のサリイさんとお友達、『るびーぶる』のセイコさんなど、あでやかな着姿で会場に花を添えてくださいました。
さあ、朝方に集合して会場の準備・・・3回目ともなるともう慣れたもの。あっという間に高座を組み上げて後はこごろうさんたちの到着を待つばかりとなります。
おみえになって、ちゃっちゃと点検。OK!というわけでお客様をお迎えする準備も整い…さぁ、『りらっくご3』が始まります!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/c4/bf607c989d28bf872b199d606a537f0e.jpg)
トップバッターは桂佐ん吉さん、演ずるは『田楽喰らい』
「ん」の数だけ田楽が食べられる、ということで考えるけれども変なのばっかり出てきて…思わずくすっと笑っちゃう『ボケ』に続いては、たたみかけるようにテンポよく口跡よろしく語られる「ん」の字のつく言葉!タンタン!と気持ちよく乗せられて会場がいい感じに温まっていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/02/51ddc0c7adadd0d2f87607bde68a04ba.jpg)
ここから、ことりちゃんが急遽お茶子に!めくりが大きいのかことりちゃんがちっちゃいのか、背伸びして自ら書いた寄席文字のめくりをめくることりちゃん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/b9/7682cba26ead61f88213d9c7d62c1d73.jpg)
お次は笑福亭生喬さん 『笠碁』。
下手の横好き同士の幼馴染で碁敵じいさんの、意地の張り合いの巻。言葉とは裏腹の気持ちがにじみ出てくるさまが何とも面白く、おかしい。
ことに、仲たがいの後たまらず雨の中笠をかぶって様子を伺いに来た友達じいさんを、家の中からじいさんがじっと目で追うシーン。ひとこともセリフのないその間、その微妙な表情から、家の中にいるじいさんの気持ちから外にいるじいさんの行動まで目に見えるように伝わってくるのです。
その長い間のあいだ、お客さんたちはみんな息をつめて演者を見つめます。と、生喬さんが「ふっ」と視線だけを横に流す、と、客席からは「どっ」と笑いが。生喬さんの目の演技、すごい。そして、こんな風に集中するお客さんもすごい。りらっくご、3回目にしてこんないい会になりましたーー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/f7/e2bb28c70003fd0d11fad58cdc38ff80.jpg)
落語のトリは、おなじみ桂こごろうさん 『阿弥陀ヶ池』
さきほどの生喬さんが『静』の極みを見せてくださったのと好対照、こごろうさんの『阿弥陀ヶ池』はもう、『動』の極みといってもいい弾けっぷりでした!
もうもう、高座も崩れんばかりの大熱演!「さっと体(たい)をかわして」が出てこずに、「ほらほら!えべっさんの持っている!」「釣竿か」「その先の!」「針か」「そのまた先の!」「餌か」じれじれして身をよじるその仕草その表情に大爆笑。騙したつもりが大事になって大騒ぎ・・・のあげく「うそでーす!」と飛び上がらんばかりに手を広げ、会場中から大きな大きな笑いの声が上がりました!あー面白かった!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/bc/23a8d71d76ea236e88afd86e8da6a48d.jpg)
最後のトークのコーナー。いつもはこごろうさんが進行役をやってくれるのですが、なんのせ『阿弥陀ヶ池』の大熱演の直後、息が上がっちゃって・・・ということで生喬さんが進行役をなさいました。
ひっくり返って笑ったさっきまでをほっこりと適温に戻すような、ほんわかトーク。同期だというこごろうさんと生喬さんの話や『笠碁』の裏話なんかも聞けて、楽しい時間でした。
このあと恒例の打ち上げもあったのですが、残念ながらわたくしは所用により参加できませんでした。そこではさらにいろんな話や、この前「七緒」にも載った生喬さんからキモノ話なども出たとのこと、行きたかったなー。
『りらっくご3』ほんとによく笑う、楽しい会でした。
噺家さんの熱演にお客がひきこまれ、お客の熱中に応えて噺家さんがさらに熱演してくださる。素敵な会になりました。うれしいね、ことりちゃん!
『りらっくご』こんな落語会です。お読みの皆様、いちど足をお運びになりませんか?
次回『りらっくご4』は5月30日(日)。安城市文化会館和室にて開催いたします。お申し込みはことりちゃんの『りらっくごブログ』にて受け付けます。どうぞよろしくー。
・・・って、これまたもう1ヵ月半も前の話です。すみませんすみません。
11月8日、安城市文化会館和室にて、りらっくご3が開催されました。この日は結婚式の翌日。そのまんま美容院頭で臨みました。
スタッフ女子は全員キモノです!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/65/85aa42791d5244ce54b2ee749d92679b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/9f/cee14010ddfe3b73d255709c6d63a5d1.jpg)
今日の着物:紫白市松お召し(ヤフオクで購入、和裁工房まゆで自分サイズに縫い直し)
今日の帯:リバーシブル蝶昼夜帯(ヤフオク購入の羽織からカクマさんに作ってもらった)
今日の半襟:秋の味覚ハギレ(きむら)
今日の帯揚:白地斜め絞り帯揚げ(きむら)
今日の帯締:橙青雪輪帯締(ヤフオク)
今日の簪:赤花トンボ玉(玉やふちこま)
今日の足袋:薄紫銀杏(分銅屋)
今日の下駄:歌舞伎鎌倉台緑花緒(松屋)
スタッフのキモノ女子、5人5色の着こなしでございます。
スタッフもキモノなら、お客様にもキモノの方が多いのが『りらっくご』名物のひとつ。ぶるちゃんご夫妻や三重のサリイさんとお友達、『るびーぶる』のセイコさんなど、あでやかな着姿で会場に花を添えてくださいました。
さあ、朝方に集合して会場の準備・・・3回目ともなるともう慣れたもの。あっという間に高座を組み上げて後はこごろうさんたちの到着を待つばかりとなります。
おみえになって、ちゃっちゃと点検。OK!というわけでお客様をお迎えする準備も整い…さぁ、『りらっくご3』が始まります!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/c4/bf607c989d28bf872b199d606a537f0e.jpg)
トップバッターは桂佐ん吉さん、演ずるは『田楽喰らい』
「ん」の数だけ田楽が食べられる、ということで考えるけれども変なのばっかり出てきて…思わずくすっと笑っちゃう『ボケ』に続いては、たたみかけるようにテンポよく口跡よろしく語られる「ん」の字のつく言葉!タンタン!と気持ちよく乗せられて会場がいい感じに温まっていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/02/51ddc0c7adadd0d2f87607bde68a04ba.jpg)
ここから、ことりちゃんが急遽お茶子に!めくりが大きいのかことりちゃんがちっちゃいのか、背伸びして自ら書いた寄席文字のめくりをめくることりちゃん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/b9/7682cba26ead61f88213d9c7d62c1d73.jpg)
お次は笑福亭生喬さん 『笠碁』。
下手の横好き同士の幼馴染で碁敵じいさんの、意地の張り合いの巻。言葉とは裏腹の気持ちがにじみ出てくるさまが何とも面白く、おかしい。
ことに、仲たがいの後たまらず雨の中笠をかぶって様子を伺いに来た友達じいさんを、家の中からじいさんがじっと目で追うシーン。ひとこともセリフのないその間、その微妙な表情から、家の中にいるじいさんの気持ちから外にいるじいさんの行動まで目に見えるように伝わってくるのです。
その長い間のあいだ、お客さんたちはみんな息をつめて演者を見つめます。と、生喬さんが「ふっ」と視線だけを横に流す、と、客席からは「どっ」と笑いが。生喬さんの目の演技、すごい。そして、こんな風に集中するお客さんもすごい。りらっくご、3回目にしてこんないい会になりましたーー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/f7/e2bb28c70003fd0d11fad58cdc38ff80.jpg)
落語のトリは、おなじみ桂こごろうさん 『阿弥陀ヶ池』
さきほどの生喬さんが『静』の極みを見せてくださったのと好対照、こごろうさんの『阿弥陀ヶ池』はもう、『動』の極みといってもいい弾けっぷりでした!
もうもう、高座も崩れんばかりの大熱演!「さっと体(たい)をかわして」が出てこずに、「ほらほら!えべっさんの持っている!」「釣竿か」「その先の!」「針か」「そのまた先の!」「餌か」じれじれして身をよじるその仕草その表情に大爆笑。騙したつもりが大事になって大騒ぎ・・・のあげく「うそでーす!」と飛び上がらんばかりに手を広げ、会場中から大きな大きな笑いの声が上がりました!あー面白かった!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/bc/23a8d71d76ea236e88afd86e8da6a48d.jpg)
最後のトークのコーナー。いつもはこごろうさんが進行役をやってくれるのですが、なんのせ『阿弥陀ヶ池』の大熱演の直後、息が上がっちゃって・・・ということで生喬さんが進行役をなさいました。
ひっくり返って笑ったさっきまでをほっこりと適温に戻すような、ほんわかトーク。同期だというこごろうさんと生喬さんの話や『笠碁』の裏話なんかも聞けて、楽しい時間でした。
このあと恒例の打ち上げもあったのですが、残念ながらわたくしは所用により参加できませんでした。そこではさらにいろんな話や、この前「七緒」にも載った生喬さんからキモノ話なども出たとのこと、行きたかったなー。
『りらっくご3』ほんとによく笑う、楽しい会でした。
噺家さんの熱演にお客がひきこまれ、お客の熱中に応えて噺家さんがさらに熱演してくださる。素敵な会になりました。うれしいね、ことりちゃん!
『りらっくご』こんな落語会です。お読みの皆様、いちど足をお運びになりませんか?
次回『りらっくご4』は5月30日(日)。安城市文化会館和室にて開催いたします。お申し込みはことりちゃんの『りらっくごブログ』にて受け付けます。どうぞよろしくー。
その節は、大変お世話になりました。
ありがとね。
楽しかったねぇ。
今年もあと少しだけど、
今年は、みんなのおかげで『りらっくご』ができて、
とても佳い年でした。
明日は私の分も楽しんできてね。
ふふ、なつかしくなるよね。ずいぶん報告が遅くなってしまってごめんなさい。
ほんとに楽しかった、そしていい落語会でしたね。これからもこんなふうに、アットホームだけれど気持ちのそろった会ができたらいいね。
がんばろう!
葉さんがおらんと酒席は寂しいわ。
行きたかった!
生喬さんのキモノ話そのほか、いろんな話をしたかったよーーー。これこそスタッフの醍醐味じゃんね。
つぎはかならずーー。